COLUMN

一般内科・健康診断のご予約
現代社会において、ストレスは誰もが抱える共通の課題です。精神的なストレスが、実は体のさまざまな不調や疾患と深く関わっていることをご存じでしょうか。特に内科領域では、ストレスが消化器系や循環器系、免疫系、自律神経系に影響を与え、多くの慢性疾患や心身症の原因・悪化要因になることが明らかになっています。本記事では、ストレスが身体に及ぼす影響や、具体的な内科的疾患との関係、そして予防や対処法まで、内科医の視点から詳しく解説します。
医学的には、ストレスとは身体や心にかかる負担や刺激に対して起こる生体の反応を指します。ストレッサー(原因)には、以下のようなものがあります:
ストレスを感じると、脳の視床下部が刺激され、下垂体や副腎を介して「HPA軸(視床下部-下垂体-副腎系)」が活性化。結果として、コルチゾールやアドレナリンなどのホルモンが分泌され、以下のような生理反応を引き起こします:
この反応が短期的には適応的であっても、慢性的に持続すると体に悪影響を及ぼします。
ストレスが最も影響しやすいのが消化器系です。
ストレスが血管や心臓に与える影響も無視できません。
自律神経は、私たちの意思とは無関係に体の機能を調整する神経で、交感神経と副交感神経に分けられます。
過度のストレスで交感神経が常に優位になると、自律神経のバランスが崩れ、頭痛・めまい・倦怠感・動悸・不眠などの症状が慢性化します。これがいわゆる「自律神経失調症」です。
ストレス性疾患は、他の重篤な疾患と区別するために、まず以下の検査を実施します。
ポイント: 自覚症状だけで判断せず、必要な検査を行い、原因を明確にすることが重要です。
※薬物は対症療法に過ぎないこともあるため、生活習慣改善との併用が必要です。

クリニックでは、ストレスと関連する身体的症状の「見逃されがちなサイン」を丁寧に拾い上げ、必要に応じた検査・診断・治療を行っています。慢性の症状や不調が続く場合、自己判断せず、医師に相談することが大切です。
ストレスは完全になくすことはできませんが、「コントロールする力」は誰でも高めることができます。その第一歩として、身体の声に耳を傾け、内科的なサポートを受ける選択肢を持ってください。
一般内科・糖尿病内科を担当しています。
この記事は、ヒロクリニックの医師紹介・監修体制にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。
岡 浩子 (おか ひろこ)
医療法人社団福美会 理事長
この記事は、ヒロクリニックの医師紹介・監修体制にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。
一般内科を担当しています。
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緊急性の高い症状は、当院への来院より救急要請を優先してください
強い胸痛、呼吸が苦しい、意識がもうろうとするなどの場合は119へ。受診先に迷う場合は埼玉県救急電話相談 #7119(24時間)をご利用ください。