COLUMN

一般内科・健康診断のご予約
高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などに代表される生活習慣病は、心筋梗塞や脳卒中など重大な疾患の引き金になります。しかし、これらの病気の多くは「未然に防ぐ」ことが可能です。内科医としての立場から、生活習慣病を予防・管理するために必要な食事、運動、検査、そして必要に応じた薬物療法まで、医学的エビデンスに基づいた具体的な対策をご紹介します。健康な未来を築くために、今できることを一緒に考えていきましょう。
生活習慣病とは、主に「不適切な生活習慣」が原因で発症・進行する疾患群を指します。以下が代表的な病気です。
これらはそれぞれ独立した疾患であると同時に、互いに合併しやすく、心血管疾患や脳血管障害のリスク因子となります。
これらの因子が複雑に絡み合い、病気の発症・進行を引き起こします。
おすすめの実践方法

| 運動種別 | 方法例 | メリット |
| 有酸素運動 | ウォーキング・自転車・水中歩行 | 脂肪燃焼・血管機能改善 |
| 筋力トレーニング | 自重スクワット・腕立て伏せ | 基礎代謝UP・転倒予防 |
| 柔軟運動 | ヨガ・ストレッチ | 血流促進・自律神経の安定 |
ポイント: 最初は10分/日から開始し、慣れてきたら徐々に時間・頻度を増やしましょう。
生活習慣病は初期段階では無症状のことが多く、気づかないうちに進行します。
以下の検査を年1回は受けましょう。
健康診断で「要再検査」や「経過観察」となった場合も、放置せず早めの受診が重要です。内科医は、初期段階での生活指導や投薬調整で、病気の進行を防ぐ役割を果たします。
| 疾患 | 主な治療薬 | 作用機序 |
| 高血圧 | ARB、Ca拮抗薬、利尿薬 | 血管拡張・体液量調整 |
| 糖尿病 | メトホルミン、SGLT2阻害薬 | 血糖低下・体重減少・心腎保護効果 |
| 脂質異常症 | スタチン、EPA製剤 | LDL低下・抗炎症作用 |
| 高尿酸血症 | フェブキソスタット、アロプリノール | 尿酸生成抑制 |
注意: 医師の指示なく自己判断での服薬中止は禁物です。
Q1. 食事療法だけで薬は不要になりますか?
A:個人差があります。初期の段階であれば生活習慣の改善のみで十分なこともありますが、すでに数値が高い場合は薬物療法の併用が推奨されます。
Q2. 血圧や血糖が正常値なら何もしなくて良い?
A:将来的なリスクを下げるには「今から」予防することが重要です。正常値でも油断せず、健診や生活習慣の見直しが推奨されます。
Q3. 家族に糖尿病の人がいる場合、予防できますか?
A:遺伝要因は変えられませんが、生活習慣を見直すことで発症リスクを大幅に下げることが可能です。
生活習慣病は、単に「不健康な生活」の結果ではなく、日常の選択と向き合うことで予防できる“未来型疾患”です。内科では、食事や運動、検査、必要に応じた薬物治療まで、個別に合わせたトータルな予防支援を行っています。ご自身やご家族の健康のために、まずは一歩を踏み出してみましょう。
一般内科・糖尿病内科を担当しています。
この記事は、ヒロクリニックの医師紹介・監修体制にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。
岡 浩子 (おか ひろこ)
医療法人社団福美会 理事長
この記事は、ヒロクリニックの医師紹介・監修体制にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。
一般内科を担当しています。
この記事は、ヒロクリニックの医師紹介・監修体制にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。
緊急性の高い症状は、当院への来院より救急要請を優先してください
強い胸痛、呼吸が苦しい、意識がもうろうとするなどの場合は119へ。受診先に迷う場合は埼玉県救急電話相談 #7119(24時間)をご利用ください。