がん超早期発見検査CTC(血中循環がん細胞検査)

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がん超早期発見検査CTC(血中循環がん細胞検査)とは

CTCとは?

CTCとは、血液中を流れるがん細胞のことです。
がんが増殖しはじめると、がん細胞は血管に入り、全身を巡ります。
この血液中のがん細胞を「CTC(Circulating Tumor Cells)」と言います。

CTC検査では、CTCを検出することで、

  • がんの超早期発見
  • がんの遺伝子分析
  • がんの進行度
  • 再発と転移の監視

上記4点を知ることができ、がんの超早期発見や再発の検知などができ、一般的な検査では発見が難しい、血液中に流れている小さながんを超早期に発見することができます。
一般的にがん腫は10〜20年かけて1cm程度の大きさになりますので、超早期発見をすることで治療時間の確保につながります。

CTC検査の原理

自発的あるいは診療操作のため、実体腫瘍の病巣(原発巣、転移巣)から脱落し、大部分のCTCは末梢血に入った後にアポトーシスあるいは飲み込まれ、少数は脱出し、アンカーから発展して転移巣になり、悪性腫瘍患者の死亡リスクを増加させます。

CTC検査は末梢血中に痕跡が存在するCTCを捕捉・検査・測定することにより、CTCタイプと数量変化の傾向を監視・測定し、腫瘍の動態をリアルタイムに監視・測定し、治療効果を評価し個体治療を実現します。

CTC検査の原理

早期診断に重大な意義

研究により、肺がんの臨床確定診断の前に、慢性閉塞肺患者の血液中で発見され、臨床の確診より1~4年早いことが発見されました。
そのため、CTC検査は腫瘍の早期診断にも応用できます。

診断手段 モニタリング項目 局限性
映像学 超音波、X線、CT、
PET-CTなど
腫瘍は一定の体積に達して初めて検出されるが、遅延性があり輻射などの原因でリアルタイムなモニタリングの手段にはならない
血清学 腫瘍マーカー 間接的に腫瘍の状態を反映し、直接腫瘍の進展情報を提供することができず、特異性が不足である
病理学 組織生検切片
免疫組織化学など
穿刺生検または手術後に腫瘍組織を得ることが必要となるため、採取が困難で、リアルタイムなモニター手段とすることはできない
CTC検査 CTC リアルタイムで腫瘍の発展状況を観察でき、1~3週間の間に適時に治療効果をフィードバックすることができる2~6ケ月前に腫瘍の転移と再発のリスクを警告することができる

先行する検査方法−マイクロ流路機器法

マイクロ流路機器法(Microfluidic Chip)は、米国Celsee社の1Priya Gogoiやジョンホプキンス医大などが共同で研究開発したものです。
転移性前立腺がん患者18名に対し、Microfluidic Chip法と米国FDA認証の雨後検査法CellSearch法のCTC計数を比較し、上図の結果を得ました。
また、測定に使用した血量は前者が2ml・後者が7.5mlでした。
図1では同一血量換算に相当しますが、18名の被験者に対するCellSearch法のCTC捕捉率は、61%だったのに対し、Microfluidic Chip法の捕捉率は94%と非常に高い感度を示しました。(図1参照)
マイクロ流路機器法の原理は、Microfluidic Chipを1枚の分岐管に重ねて血液を放出することです。
細胞をMicrofluidic Chipの56320個の捕捉室に捕捉しました。
この場合は2mlの血液しか使用していませんが、すでに4mlの血液を使用する効果があり、圧倒的な検出感度を示しています。(図2参照)

図1
図1
図2
図2

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ヒロクリニック 内科

048-240-6604

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