睡眠時無呼吸症候群

第1,2,3,5水曜日に睡眠時無呼吸症候群
専門外来を行っております。
診療時間は9:00‐18:00となります。 睡眠障害でお困りの方へ
睡眠時無呼吸症候群
専門外来

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは

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睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。

睡眠中に10秒以上の呼吸が停止する無呼吸の状態が1時間に5回以上繰り返される病気です。
主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があり、日常生活に様々なリスクが生じる可能性もあります。

また、SASは肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症など、生活習慣病を合併するケースが多いと言われており早期に適切な治療をすることが大切です。

病状

  • 就寝時に呼吸が乱れ、息苦しさを感じる
  • 起きた時に熟睡感がなく、体がひどく重い
  • 仕事中に強い眠気を感じる
  • 寝ても改善されない疲労感がある

いびきは舌や咽喉の筋肉の緊張がとれて、空気の通り道が狭くなって発生しますが、咽喉が完全に塞がってしまうと無呼吸になるわけです。

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SASになりやすい人

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因としては、飲酒や喫煙、暴飲暴食などの生活習慣の乱れから発症すると言われております。
また太った男性におこる症状といったイメージがあるかも知れませんが、痩せていても、女性でもかかる病気です。顔や首まわりの形体的特徴に影響されるためです。

こんな人が要注意

  • タバコがやめられない
  • 寝る前のお酒が習慣化している
  • 暴飲暴食してしまうことがある
  • 血圧が高い
  • 糖尿病である
  • 高脂血症である

SASになりやすい形体的特徴

  • 首が短い
  • 首が太い、まわりに脂肪がついている
  • 下あごが小さい、小顔
  • 下あごが後方に引っ込んでいる
  • 歯並びが悪い
  • 舌や舌の付け根が大きい

睡眠時無呼吸症候群の合併症

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は頻繁に起こる無呼吸により、血液中の酸素の低下や中途覚醒による睡眠の分断等、多くの生活習慣病の合併症を引き起こす事が明らかになっています。
深い睡眠が得られないことから、昼間に眠気が強い、集中力が低下する、体がだるい、あさの目覚めがすっきりしない、といった症状があります。
また、交通事故を起こす頻度がSASの人は健常人の2.5倍も高くなることが報告されています。
さらに夜間の酸素不足がひどいと不整脈を起こしたり、最悪の場合心不全を引き起こす原因となります。
これらの合併症を低減するためにもSASの適切な診断と、継続的に治療する事が最も重要です。

症状が重くなると

1時間あたりの無呼吸が20回以上に達するような中等症~重症になると寿命が短くなり、7~8年後には20%~30%の人が死亡すると報告されています。
その死亡原因の多くは心筋梗塞や脳梗塞です。

睡眠時無呼吸症候群の治療

当院では検査結果に基づき、いろいろな治療から患者さんに最も適した方法をお勧めしております。

【 減量 】

肥満の方は痩せるだけで無呼吸が軽くなります。また、横向きに寝ることも有効です。


【 CPAP(シーパップ) 】

鼻にマスクを着けて咽喉に空気を送り込み、咽喉が塞がらないようにする方法でもっとも、確実な治療方法です。


【 耳鼻科手術 】

肥大した扁桃腺や軟口蓋(咽喉の奥の肉ひだ)を外科手術で切除します。


【 歯科装具(マウスピース) 】

夜お休みになるときに、マウスピースを着けて咽喉が塞がらないようにします。


睡眠時無呼吸症候群の検査

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当院では睡眠評価装置「スマートウォッチ」を使用しての睡眠検査を行っております。
スマートウォッチは睡眠前に指先に電極を装着就寝するだけで、睡眠時に起こる睡眠時無呼吸症候群を測定します。

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検査結果は、「被験者まとめレポート」「被験者詳細まとめレポート」「トレンドグラフ・イベントリスト」「SpO2解析結果」など、多彩なレポートとして出力されます。

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スマートウォッチPMP-300Eの特徴

【 無呼吸の鑑別が可能 】

2つの装着センサで、閉塞性無呼吸と中枢性無呼吸の鑑別が可能です。


【 腹部の動きを呼吸努力としてとらえる新構造 】

本体内蔵のGセンサが腹部の動きを呼吸努力としてとらえる新構造です。


【 7項目のデータを収録 】

呼吸・呼吸努力・いびき・SpO2・脈拍数・体位・体動の7項目のデータが収録されています。


【 ミラー式SpO2センサ採用 】

ミラー式SpO2センサ採用し、指への装着が容易。装着ミスやズレを軽減します。


【 解析ソフトウェア “NEO” 】

機能性・操作性に優れた解析ソフトウェア “NEO”


【 多彩なレポート出力 】

被験者まとめレポート・被験者詳細まとめレポート・トレンドグラフ・イベントリスト・SpO2解析結果など、多彩なレポートが出力できます。


【 簡単装着 】

PMP-300E本体を上腹部に装着。被検者が簡単に装着できます。


検査の流れ

【 STEP.1 : お申し込み 】

お電話もしくはインターネットのお申込みフォームよりお申込みください。


【 STEP.2 : ご来院・問診 】

ご予約いただいた日時に、ヒロクリニックにご来院ください。医師の問診を行います。


【 STEP.3 : 装置送付 】

受診後、検査が必要であると判断された場合にスマートウォッチPMP-300Eでの検査を行います。
装置は機器はメーカーであるチェスト株式会社より直接宅急便で患者様のお宅に届けます。


【 STEP.4 : 機器装着・測定 】

就寝時にスマートウォッチPMP-300Eを装着します。2日間ほど自宅で検査を実施して頂きます。
検査後、検査機器は発送元のチェスト株式会社までご返却ください。


【 STEP.5 : ご来院 】

機器が到着後、2週間ほどで検査結果が出ます。
再びご来院いただいた際に医師より説明します。


※こちらの検査は簡易検査なので脳波は取りません。
脳波も含む検査は精密検査となりますので、簡易検査の後精密検査が必要となればご紹介で入院しての検査になります。

 

CPAP療法

検査の結果、CPAP(シーパップ)が必要な患者様に使用する装置です。

 
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