保険適応によるワキガ治療

ワキガ手術(剪除法・皮弁法)┃ 川口駅ヒロクリニック

ワキガ手術(剪除法・皮弁法)について

最も一般的で確実なワキガの治療法です。
手術やアフターケアが必要となりますが、ワキのにおいを改善させることが可能です。
においだけでなく、汗の量も3分の1くらいになります。保険診療が適用されます。
ワキガ手術件数1,000件以上の形成外科専門医が手術を行います。
(2008年8月から2021年7月まで)

剪除法とは、保険診療によるワキガ治療の中でも最も効果的に完治させることができる方法です。
手術で、わきの真ん中をしわに沿って4~5cmほど切り、そこから直接汗腺であるアポクリン汗腺をとってしまうというワキガ治療法です。
手術は局所麻酔で行われ、日帰りです。抜糸までの二週間は、10kg以上の重たい物は持てない・運動は控える等の制限がありますが、日常生活は普段と同じ様に送って頂けます。
医師が目で確認し、ワキガの原因であるアポクリン汗腺を取り除きますので、医師の技術によって結果に大きく差が出てきますが、ワキガの治療法の中では最も効果が高く、剪除法を行ったほとんど全ての人が、ワキのにおいを改善させることが可能です。
しかも、保険診療が適用されます。
しかし、いくら直視下で手術を行うとは言え、汗腺を全部取らなければ、剪除法でもワキガのにおいが再発してしまいます。
当院では取り残しが無いよう、熟練した ワキガ手術件数1,000件以上の形成外科専門医が、丁寧に広い範囲切除するように行っています。
詳しいご説明はいつでもできますのでお気軽にご相談下さい。

【 ワキガ手術(剪除法・皮弁法)のメリット 】
◇ ワキガを改善させることが可能です。
◇ ワキガの再発の不安がありません。
◇ 剪除法手術を行えば、今後ワキガの悩みがなくなります。
◇ においだけでなく、汗の量も3分の1ほどになります。
◇ アポクリン腺と一緒に毛根も取り除かれるので、わきの毛も薄くなる脱毛効果もあります。
◇ 保険診療が適用されることにより、従来の美容外科手術に比べ気軽に行えます。

【 ワキガ手術(剪除法・皮弁法)のデメリット】
◇ 切開線及びアポクリン腺除去部位に傷が残ります。程度は個人差があります。

ワキガ手術(剪除法・皮弁法)の流れ

ワキガの手術時間は約1~2時間です。
ワキガの手術は、局所麻酔を使用して行います。
汗腺を取り除くときに毛根も取り除かれるので、脱毛効果もあります。
当院の手術では、アポクリン汗腺の取り残しが無いよう、わきの濃い毛がすべてなくなるぐらい、丁寧に広い範囲切除するように行っています。

【 STEP. 1 】
わきの下のしわに沿って皮膚を4cm前後切開します。

【 STEP. 2 】
開部から皮膚をめくり、医師が肉眼でアポクリン汗腺を確認します。

【 STEP. 3 】
丁寧に取り残しの無いように取り除いていきます。

【 STEP. 4 】
切開した傷口を丁寧に縫合します。

【 STEP. 5 】
一度持ち上げた皮膚をしっかり固定するために、タイオーバー(ガーゼでくるんだ綿)でしっかり圧迫します。

【 STEP. 6 】
タイオーバー(固定の綿を取り除くこと)は手術後約4日で、全抜糸は手術後2週間目に行います。

【 STEP. 7 】
手術当日から日常生活が可能です。

【 STEP. 8 】
画像は手術後1ヶ月、3ヶ月、1年の状態です。

【 手術後のアフターケア 】

■ ワキガの手術は入院不要です。
■ 手術後約4日でタイオーバー(固定の綿を取り除くこと)に来院が必要です。
■ その後は週1回程度、傷の経過を拝見するため来院が必要です。 抜糸は2週間後に行います。
■ 手術後2週間は安静にして下さい。
■ 男性の場合手術後約2ヶ月、女性の場合約1ヶ月半でガーゼの交換が必要なくなり、入浴や運動の制限がなくなります。
■ 完治するまでの間は毎日軟膏塗布とガーゼ交換が必要になり、通院は最低週に1回程度お願いしています。 経過によってはさらにご来院回数が増える場合もございますが、その都度経過により医師が指示させていただきます。 また、手術後約1ヶ月目に傷の状態を見せてもらうことがあります。

■ わきの傷口を濡らすことができないので、しばらくの間、入浴は腰までとなります。
■ シャワーは、わきの下の傷口が濡れないように注意していただければ可能です(タイオーバーをはずすまで)。
■ わきに直接衝撃・刺激を与えなければ、手術当日から日常生活ができます。
■ お仕事や学校を休む必要はありませんが、1~2週間は腕を激しく動かしたりする運動はできません。
■ 車の運転はできます。
■ 重たいものを持たない仕事(軽作業)であれば、翌日からでも仕事ができます。