よくあるご質問

アレルギーとは、本来体を守るはずの免疫反応が、特定の物質（抗原）に対して過敏に反応してしまう状態です。花粉や食べ物、ダニ、ホコリなどが原因となり、くしゃみや湿疹などの症状が出ます。

吸引物（花粉・ハウスダスト・ペットの毛・カビなど）、食物（卵・牛乳・そば・エビなど）、環境要因（排気ガス・ウイルス・ストレス・たばこ煙など）があります。体質や複合要因も関与します。

当院では、一度の採血でスギ・ヒノキ・ダニ・食物アレルゲンなど39項目を網羅的に調べることが可能です。交差反応の可能性も含めた総合評価を行います。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、湿疹、呼吸困難、発熱、疲労感など多岐にわたります。季節性や慢性的なものまで、年齢や体質によって異なります。

アレルゲンを含む薬を毎日舌の下に投与する治療法です。体をアレルゲンに慣れさせ、アレルギー反応を抑える効果があります。スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎に効果的です。

初回は医師の監視のもとで服用し、異常がないことを確認するため約30分間院内で経過観察を行います。その後は毎日自宅で服用を続けます。治療期間は通常3〜5年程度です。

治療の対象は原則として12歳以上です。お子さまでも医師の判断のもと安全に実施できます。

スギ花粉症の治療は6月～12月に開始可能です。それ以外の時期は治療開始ができないため、ご注意ください。

軽度のかゆみや口内違和感などが起きることがありますが、多くは一過性です。重篤な副作用は稀で、初回投与は必ず院内で行います。

はい、保険が適用されます。

以前受けたことがある方は、結果をご持参ください。未経験の方には、当院で必要な検査を実施いたします。

家族にアレルギーがある場合、遺伝的要素で症状が出やすくなります。症状がなくても、一度検査をしておくことをおすすめします。

清潔な室内環境の維持、禁煙、適度な運動、栄養バランスのよい食事が基本です。食品添加物や傷んだ魚介類も控えましょう。

はい、接触性や食物アレルギー、化学物質などが原因になっている場合もあります。検査と問診で確認します。

アレルギーや皮膚のバリア機能低下、ストレスなど様々な要因が関与します。症状に応じた検査と治療をご案内します。

はい、年齢に合わせた安全な検査方法があります。乳幼児のアレルギーにも対応しておりますのでご安心ください。

はい、アトピー性皮膚炎はアレルギー体質と関係が深く、ダニやハウスダスト、食物などが悪化因子となることがあります。血液検査でアレルゲンを特定し、環境整備や食事の見直しが重要です。

子どもの成長とともに軽快するケースもありますが、放置すると悪化したり他のアレルギー（喘息・花粉症など）へ進行することがあります。早期の診断と適切な管理が大切です。

はい、これまでの経過を伺った上で、必要な検査や予防策を検討します。初期対応が重要ですので、早めのご相談をおすすめします。

薬による治療だけではなく、生活習慣の見直し、環境調整など、体への負担が少ない治療方法をご提案しています。