マンジャロ投与13日間の体験レポート|初回投与から体重の変化まで

この記事の概要

マンジャロ2.5mgの初回投与から13日目までを、当院スタッフが毎日記録した体験レポートです。85.5kgから約4.5kg減までの体重の変化、注射時の痛みの違い、食欲と味覚の変化、効果が弱まるまでの日数をそのまま掲載しています。※個人の体験であり効果を保証するものではありません。

マンジャロ投与13日間の体験レポート|初回投与から体重の変化まで
このテーマの総合ガイドマンジャロとは(効果・副作用・費用の総合ガイド)

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)を実際に打つと、どのくらいで効き始めて、体重や食欲がどう変わるのか。当院のスタッフが2.5mgの初回投与から13日目までを毎日記録しました。初回85.5kgから13日目までで約4.5kg減という結果でしたが、途中には「食べ物の味が変わる」「効果が弱まってくる」といった、事前には想像していなかった変化もありました。投与のたびに感じた痛みや、効果の続き方まで、そのまま残しています。

※本記事はスタッフ個人の体験記であり、効果を保証するものではありません。マンジャロの効果・副作用の感じ方には個人差があります。用法・用量は必ず医師の指示に従ってください。本記事は自己判断での使用を勧めるものではありません。

1日目:初回投与(2.5mg)と、その日の体調

マンジャロのはじめの投与です。左腹部、へその横に2.5mgを打ちました。このときの体重は85.5kgです。

打ち方は「ロック解除・垂直に当てる・注入」だけ

マンジャロを打つのは初めてなので説明書を読みましたが、特に皮膚をつまむ必要はありません。底にある灰色の部分を外してロックを解除し、腹部に垂直に当てて打つだけです。中を覗き込むと1.5cmほどの長さの細い針が見えています。スイッチを押すとどのくらい出てくるのかはわかりませんが、この時点では奥のほうに引っ込んでいる状態でした。

消毒用のパッドで刺入部を消毒したのち、腹部に強く当てて、スイッチを最低でも10秒押すように説明書に書いてあります。それに従ってスイッチを押したところ、1秒もしないうちに2度目のクリック音が聞こえました。それが1度目のクリック音なのかがわからなかったため、あと9秒待ちましたが何も起こらず、すでに終わっていたことに気づきました。

手順そのものは3ステップで、保管方法や部位の選び方まで含めた詳しい流れは「マンジャロの打ち方完全ガイド|3ステップと保管の注意点」にまとめています。薬剤そのものの仕組みや適応については「マンジャロ(Mounjaro)とは?」をご覧ください。

腹部(へその周囲・へその半径5cm以内は避ける)、太ももの前面から外側、上腕の外側の3か所が投与部位です。 上腕(外側) 肩とひじの間の外側。自分では打ちにくい部位です。 腹部(へその横) へその周囲。へそから半径5cm以内は避けます。 今回の記録では左腹部・へその横に打っています。 太もも(前面から外側) ひざとつけ根の中間あたり。座ったまま打てます。 同じ場所を続けて打たず、毎回2〜3cmずらします。 皮膚に異常がある部位は避けます。
マンジャロを打つ部位。腹部・太もも・上腕の3か所が投与部位です。部位によって吸収の速さが変わるため、医師の指示に従ってください。

注射そのものは、ほとんど痛みを感じなかった

その間、痛みが全くなかったので本当に注射されたのかわからず、刺した部位を見たところ、わずかに出血していました。出血量はごくわずかで、確かに注入されていることが確認できる程度です。

本当に入っているのかわからなかったので、刺す前のマンジャロと比較したところ、シリンジ内の空気泡も含めて内部の液体は消失し、代わりに灰色のキャップに変化していました。また、数分すると刺した部位が重い感じになり、確かに何かを刺された感覚になりました。これが午後6時のことです。

投与から1時間後、食べ物の味が変わった

午後7時から会食があったため電車で移動しましたが、腹部のわずかに重い感じ以外は何も感じませんでした。ところが7時を過ぎて食事が運ばれてくると、最初の一口と二口目とで味が違ってきたのに気づきます。お通しを食べたのですが、なんだか美味しくないのです。

そのあとにおでんが出てきてわずかに食べましたが、なんとなくいつもより美味しさを感じることがなく、味気のない食べ物を食べているだけという感じになりました。そうなると二口目を食べる気がなくなります。同時に、だんだん頭全体がボーッとする感じになってきました。

目の前で会話は盛り上がっているのですが、こちらの頭は全然盛り上がらず、「なんだか楽しそうに話をしているな」という感じになってきました。食事がまずいとはこんな感じなのかと思いました。どんなに食事が運ばれてきても食べたいという気持ちになれないので、目の前でむしゃむしゃ食べている人が、ずいぶん楽しそうだなという印象を客観的に見て、不思議な感じがしました。

なんだか早く帰りたい感じがしたのでしばらく付き合っていましたが、お店の方からラストオーダーと言われてホッとした気持ちになり、退店しました。お腹は空いていないし元気もないわけではないのですが、なんとなく勢いがない感じで、さっさと家に帰って寝ようと思い、そのまま家路につきました。ビタミン剤を飲んだほうがいいなと思ったので、新しく開けたビタミン剤だけを飲んで就寝。寝付きの悪さはなく、瞬時に意識を失った感じです。

2日目:食欲がほとんど出ない

朝5時に起きて、お腹の痛みがないか確認しましたが何も起こっていない感じです。お腹が鳴っているのですが、全く食欲がなく食べたいとも思わないため、水分だけ取ろうと起床しました。コップいっぱいの水だけ取るも、特に何も起こりません。仕事の意欲は普通です。

「本日がんばろう」という意識もないところをみると、ややテンションは低めかもしれません。しかし、そのくらいのほうがちょうどいいかもしれないと思い、昨日のことから記録を書き始めました。忘れたら困るので、備忘録がわりにこちらに書いています。仕事をやりたくないとか無気力になるといった状態ではないのですが、なんだか冷静でいる自分が不思議な感じです。ビタミンと水分はしっかり取ったほうが良さそうです。

11時30分にプロテインバーを食べました。130kcal程度です。少し運動のために12時から14時半ごろまで外を散歩しました。出かけている間に低血糖のような感じになってきたので、途中で塩大福を食べたところ少し回復しました。

家に帰る途中に少しお腹が減ってきたので、惣菜を買って食べたところ、ものすごくお腹がもたれたため昼寝をしました。食べ物が美味しく感じないのが、マンジャロの特徴のようです。その後は全くお腹が空かなかったため、そのまま夕食は抜きとしました。最後に食べたのが午後3時前です。この時点で3.5kgほど減少していました。

4日目:気持ち悪さが和らぎ、空腹感が戻る

気持ち悪い感じが少しなくなってきました。しかし、少しご飯を食べるとお腹がいっぱいになってしまう感じは、まだあります。特に甘いものなどを食べた場合に、そのような傾向が見られる感じがします。

それと、少し空腹感が出てきました。ものすごくお腹が空く感じはないのですが、そういった感覚は徐々に回復してきている感じがあります。また、味が変わる感じも減ってきました。

5〜6日目:効果が弱まってくる

5日目は朝起きて、目玉焼きとこんにゃくゼリーを食べました。少しお腹が減ってきたのでご飯を半分ほど食べましたが、それでお腹いっぱいとなりました。

6日目は、マンジャロの効果が少し弱くなってきた気がします。ご飯を食べても、あまり満腹感が得られなくなってきた感じがしました。

7日目:2回目の投与

ついに2回目のマンジャロを打つときが来ました。基本的に同じ場所に刺すのですが、今回は少し痛みがありました。痛点を刺してしまった感じがあります。また、薬剤が注入される感覚もわかりました。0.5cc注入されると書いてあったので、まぁその通りだと思います。ただ、インフルエンザのワクチンなどに比べると全然痛くはありません。

打ってから30分ぐらいすると、やはり食欲がなくなってきました。少しご飯を食べたら満腹感が得られました。

8〜11日目:効果の推移

8日目。やはりマンジャロの効果はあります。少しご飯を食べると満腹感が得られ、あまり食べたいと思いませんでした。

10日目。効果が少し弱くなってきたような気がします。満腹感があまり得られなくなってきました。これが、マンジャロが効きにくくなると言われる理由なのかもしれません。

11日目。わずかに効いている感じとなりました。

13日目:3回目の投与と、13日間の結果

効果がだいぶ弱まってきた感じがしたので、14日を待たずして13日目の朝に、再度3回目を打ちました。今回は痛みはほとんどありません。ただ、注入されている感じはありました。

また、少し余裕を持って打つことができたので、2回目の音が鳴るまで約1.5秒ぐらいかかることがわかりました。それでも心配のため、10秒間押さえていました。出血もなく痛みもなく、とても良い感じです。

本来は2週間空けるところですが、体重を考えても次は5mgでいいのかもしれません。そうなった場合、早めに切り替えたほうがより効果が出ると思います。投与の間隔や増量のタイミングは自己判断では決められませんので、必ず医師にご相談ください。

現時点で体重は約4.5kg減りました。まだ80kg台ですが、そろそろそこを破っていけそうな感じがします。

1日目85.5kg、2日目82.0kg、13日目およそ81.0kg。記録のある3日分のみを示しています。 78 80 82 84 86 88 体重(kg) 85.5kg 82.0kg 約81kg 1日目 2日目 13日目
投与開始から13日目までの体重の推移。記録が残っている3日分のみを示しています。※個人の体験であり、効果を保証するものではありません。

13日間を振り返って

投与量2.5mg(週1回・計3回)
体重85.5kg → 約81kg(約4.5kg減)
投与部位左腹部(へその横)
痛み1回目:ほぼなし/2回目:少しあり/3回目:ほぼなし
主な変化食欲低下、味覚の変化、投与当日の倦怠感
効果の続き方投与から5〜6日目で弱まりを感じた

13日間を通してもっとも大きかったのは、体重の数字よりも「食べたい気持ちが出てこない」という感覚の変化でした。我慢して食事量を減らしたわけではなく、食べ物が美味しく感じないため自然と量が減っていく、という進み方です。一方で、投与から5〜6日目には効果の弱まりを感じており、週1回という投与間隔の意味も体感としてわかりました。

なお、ここに書いた感じ方はあくまで個人のものです。吐き気や便秘などの消化器症状が強く出る方もいます。副作用が続く場合や体調に不安がある場合は、自己判断で続けず必ず医師にご相談ください。よくいただくご質問は「よくあるご質問」にまとめています。

マンジャロの処方と料金について

当院ではマンジャロを自由診療で処方しています。料金は2.5mg 1本 4,400円(税込)から、5mg 6,480円、7.5mg 15,400円です。オンライン診療にも対応しており、来院せずに医師の診察を受けて配送を受け取ることもできます。詳しい費用と送料は「料金一覧」、オンライン診療の流れは「マンジャロのオンライン診療|料金・送料・初診から配送まで医師が解説」でご確認ください。

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美容皮膚科

岡 浩子 ヒロクリニック川口院 院長(医師)

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