医療ダイエット(メディカルダイエット)とは
医療ダイエットとは?
医療ダイエットとは、医学的根拠と最新の治療技術に基づき、医師の管理のもとで安全かつ効果的に体重を減らすことを目的とした医療的なダイエット治療です。一般的な食事制限や運動だけに頼る自己流のダイエットでは、効果が出にくかったり、体調を崩したりするリスクがあるうえ、リバウンドを繰り返してしまうケースも少なくありません。
その点、医療ダイエットでは、個々の体質や生活習慣、健康状態を医師がしっかりと把握したうえで、一人ひとりに最適な治療プランが提案されます。内服薬や注射、脂肪溶解注射、医療機器を使った施術など、医療機関でしか受けられない専門的な方法が含まれることも特徴です。
特に、「何をやっても痩せない」「健康的に体重を落としたい」「リバウンドを防ぎたい」といった悩みを抱える方にとって、医療ダイエットは心強い選択肢となっており、近年ますます注目を集めています。

ムリなく続ける、
新しいダイエット習慣
ヒロクリニックの特徴
無理なく効果的に続けられる3つのポイント
あなた専用の治療プラン
医療用ダイエット薬を使用
オンライン診療対応
こんな方におすすめ
医療ダイエットは、こんなお悩みを抱える方におすすめです。

食事制限が続かない

最近体型の変化が
気になってきた

激しい運動や
厳しい制限は苦手

忙しい毎日で運動や病院に
行く余裕がない
ムリなく続ける、
新しいダイエット習慣
医療ダイエット薬について
ヒロクリニックでは、マンジャロ(Mounjaro)をはじめ、リベルサス(Rybelsus)やサノレックス(Sanorex)といった、医療用のダイエット薬を幅広く取り扱っております。これらはすべて、専門の医師が診察・管理を行うもとで安全に処方されるものです。
患者さま一人ひとりの体質や肥満の程度、生活習慣、目標体重などを総合的に判断し、最も適した薬剤を選定いたします。また、薬の効果や副作用、服用方法についてもわかりやすくご説明し、不安や疑問を解消できるよう、丁寧なカウンセリングを心がけています。
マンジャロ(Mounjaro)
GLP-1/GIPの二重作動薬で、食欲を抑えながら血糖値のコントロールも期待できる新しいタイプのダイエット薬です。
リベルサス(Rybelsus)
経口タイプのGLP-1受容体作動薬で、食欲を抑えつつ体重減少をサポートします。
サノレックス(Sanorex)
食欲中枢に働きかけることで食欲を抑制する、日本国内でも長年使用されているダイエット薬です。
これらの薬剤は、継続的な医師のフォローのもとで使用することが推奨されており、安全性と効果のバランスが重要です。無理な自己判断での使用は避け、必ず医療機関での診察を受けることが大切です。
医療用ダイエット薬 比較表
| 薬剤名 | 形状 | 主な作用 | おすすめの方 | 使用期間 | 主な副作用 |
|---|---|---|---|---|---|
| マンジャロ | 注射(週1回) | GLP-1・GIP受容体作動 | しっかり体重を落としたい、週1回で済ませたい方 | 制限なし(長期使用可能) | 吐き気、便秘、嘔吐、下痢など |
| リベルサス | 飲み薬(1日1回) | GLP-1受容体作動 | 注射に抵抗がある方、手軽に始めたい方 | 制限なし(長期使用可能) | 吐き気、胃もたれ、便秘など |
| サノレックス | 飲み薬 | 中枢神経への作用による食欲抑制 | 短期集中で取り組みたい、食欲が強い方 | 原則3ヶ月以内(短期使用) | のどの渇き、便秘、めまい、眠気など |
| メトホルミン | 飲み薬 | 肝臓での糖の産生を抑え、インスリンの効きを改善 | 費用を抑えて始めたい方、血糖値も気になる方 | 制限なし(少量から増量) | 下痢、吐き気、食欲不振など |
自己流のダイエットとは何が違うのか
自己流のダイエットが続かない理由の多くは、意志の弱さではなく、体重が減ったときに体が省エネモードに切り替わり、食欲を高めるホルモンが増えるという生理的な反応にあります。減らした分を取り戻そうとする仕組みが働くため、食事制限と運動だけで抑え込もうとすると、どこかで反動が出やすくなります。
医療ダイエットは、この「戻そうとする力」に薬で直接働きかけます。食欲そのものを抑える、あるいは血糖の変動をゆるやかにすることで、我慢の量を減らしたうえで減量を進めるという考え方です。医師が体質・持病・服用中の薬を確認したうえで薬剤を選び、経過を見ながら量を調整します。
| 自己流のダイエット | 医療ダイエット | |
|---|---|---|
| 食欲への対処 | 我慢でコントロールする | 薬の作用で食欲そのものを抑える |
| 進め方 | 自分で決める | 医師が体質・持病を踏まえて設計する |
| 途中の調整 | うまくいかないと中断しやすい | 効果と副作用を見ながら用量を調整する |
| 安全性の確認 | 自己判断 | 診察と問診で禁忌・併用注意を確認する |
| 費用 | かからないことが多い | 自由診療のため全額自己負担 |
どれくらい痩せるのか
減り方は薬剤の種類と、もともとの体重、生活習慣によって大きく変わります。共通していえるのは、いずれの薬も短期間で急激に落とすための薬ではないということです。数週間から数ヶ月をかけて、食欲が落ち着き、自然に食べる量が減っていく経過をたどります。
また、体重が落ちる過程では脂肪だけでなく筋肉も減ります。筋肉が減ると基礎代謝が下がり、やめた後に戻りやすくなるため、たんぱく質をしっかり摂ることと、軽い運動を並行することが実際の結果を左右します。
薬ごとの目安や実際の経過については、各薬剤のページで詳しく解説しています。
費用の目安
医療ダイエットは自由診療のため、健康保険は使えません。以下は当院の薬剤費です(すべて税込)。診察料は初診・再診とも無料で、薬剤費のほかに配送をご希望の場合は送料がかかります。
| 薬剤 | 規格 | 価格 |
|---|---|---|
| マンジャロ(チルゼパチド) | 2.5mg 1本 | 4,400円 |
| 5mg 1本 | 6,480円 | |
| 7.5mg 1本 | 15,400円 | |
| リベルサス(経口セマグルチド) | 3mg 30錠(1ヶ月分) | 8,980円 |
| 7mg 30錠(1ヶ月分) | 19,980円 | |
| 14mg 30錠(1ヶ月分) | 39,800円 | |
| サノレックス(マジンドール) | 0.5mg 14錠(2週間分) | 7,700円 |
| メトホルミン | 250mg 60錠 | 3,980円 |
| 500mg 60錠 | 4,980円 |
マンジャロは2.5mgから始めて体を慣らし、効果と副作用を見ながら増量していきます。そのため初月の費用がいちばん低く、増量に応じて上がっていくのが一般的です。最新の料金と送料は料金一覧をご確認ください。
副作用と、続けるうえでの注意
GLP-1受容体作動薬(マンジャロ・リベルサス)でもっとも多いのは、吐き気・便秘・下痢といった消化器の症状です。多くは飲み始めや増量した直後に出て、体が慣れるにつれて落ち着いていきます。強く出る場合は増量を止める、量を戻すといった調整を行います。
まれではありますが、急性膵炎や胆のうの病気が報告されています。強い腹痛が続く場合は服用・注射を中止して受診してください。
サノレックスは中枢神経に作用するため、のどの渇き・便秘・めまい・眠気が出ることがあります。依存性への配慮から、連続した内服期間は最大3ヶ月までを目安としています(添付文書上も原則3ヶ月以内とされています)。
また、これらの薬剤は妊娠中・授乳中の方、妊娠を計画されている方には使用できません。糖尿病の治療中の方、膵炎の既往がある方、甲状腺髄様がんの既往やご家族歴がある方も対象外となる場合があります。診察時に必ずお申し出ください。
やめた後のリバウンドについて
薬をやめれば、抑えられていた食欲は戻ります。これは効果が切れたということであり、失敗ではありません。問題は、食欲が戻ったときの食習慣が始める前と同じであれば、体重も同じところへ戻っていくという点です。
そのため当院では、減量の期間中に「薬がなくても続けられる食べ方」を並行して身につけていただくことを重視しています。具体的には、たんぱく質を毎食摂ること、極端な糖質制限をしないこと、筋肉量を落とさないことの3つです。減らす速さよりも、この3つが守れているかどうかが、やめた後の体重を決めます。
急にやめるのではなく、用量を段階的に減らしながら食事の管理へ移行する方法もあります。中止のタイミングは自己判断せず、ご相談ください。
向いている方・向いていない方
向いている方
- 食事制限や運動を試したが、食欲を抑えきれず続かなかった方
- 仕事や家庭の都合で、運動の時間をまとまって取れない方
- 体重を落とすだけでなく、血糖値や中性脂肪も気になっている方
- 自己判断ではなく、医師の管理のもとで進めたい方
向いていない方・お受けできない方
- 妊娠中・授乳中の方、妊娠を計画されている方
- 1型糖尿病の方、膵炎の既往がある方
- 甲状腺髄様がんの既往、または多発性内分泌腫瘍症2型のご家族歴がある方
- BMIが低く、医学的に減量の必要がない方
- 数日で体重を落としたいなど、短期間での急激な減量を目的とされる方
お受けできるかどうかは、診察と問診で判断します。持病や服用中のお薬がある方は、お薬手帳をお持ちください。
受診から処方までの流れ
| 内容 | |
|---|---|
| 1. ご予約 | お電話または公式LINEからご予約いただけます。オンライン診療にも対応しています |
| 2. 問診・診察 | 身長体重、既往歴、服用中のお薬、これまでのダイエット歴をうかがいます |
| 3. 薬剤の決定 | ご希望と体質、持病を踏まえて医師が薬剤と開始量をご提案します |
| 4. 処方・お受け取り | 院内でのお受け取りのほか、ご自宅への配送も承ります |
| 5. 経過の確認 | 効果と副作用を確認しながら、増量や継続の可否を判断します |
クリニックを選ぶときに確認したいこと
- 診察をしているか 問診票だけで薬が出てくる仕組みは、禁忌の見落としにつながります
- 総額がわかるか 薬剤費のほかに診察料・検査料・送料がかかるかを、始める前に確認してください
- 副作用が出たときに相談できるか 増量の調整や中止の判断は、途中で必ず必要になります
- 適応外使用の説明があるか マンジャロ・リベルサス・メトホルミンは、体重を減らす目的では適応外使用にあたります。この説明があるかどうかは一つの目安になります
よくあるご質問
医療ダイエットは保険が使えますか?
使えません。体重を減らす目的での処方は自由診療となり、全額自己負担です。サノレックスのみ、BMI35以上など定められた条件を満たす高度肥満症の場合に保険適用となることがありますが、条件を満たさない場合は適応外です。
どれくらいで効果が出ますか?
食欲の変化は、マンジャロで最初の注射から数日以内に感じる方が多く、体重の変化はおおむね数週間かけて表れます。個人差が大きいため、1〜2週間で判断せず、経過を見ながら進めます。
運動はしなくてもいいですか?
運動なしでも体重は減りますが、筋肉も一緒に落ちやすくなります。基礎代謝が下がるとやめた後に戻りやすいため、軽い筋トレや歩く習慣を並行することをおすすめしています。
注射は自分で打つのですか?
マンジャロは週1回、ご自身で打っていただく皮下注射です。打ち方は診察時にご説明し、動画でも確認いただけます。針は細く、痛みはほとんどありません。
途中でやめてもいいですか?
いつでも中止できます。ただし急にやめると食欲が戻りやすいため、用量を段階的に減らしながら食事の管理へ移行する方法もあります。中止のタイミングはご相談ください。
他の薬を飲んでいても使えますか?
飲み合わせによっては注意が必要です。とくに糖尿病の治療薬を使用中の方は低血糖のリスクがあります。診察時にお薬手帳をお見せください。
医療ダイエットについて、さらに詳しく
医療ダイエットに関する記事を、知りたいことの順にまとめています。