髪の毛のためならスマホも手放す?薄毛に悩む男性の本音と最新治療法

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この記事の概要

年末年始、ほとんどの人が欲しがるのは最新のガジェットや高級家電かもしれません。でも実は、髪の毛が生えるなら大切な持ち物を手放してもいい…そんなふうに考える男性が意外と多いことがわかりました。本記事では、男性型脱毛症に悩む方々のリアルな意識調査結果と、薄毛に対する現代の有効な治療法についてわかりやすく解説します。

男性型脱毛症に関する意識調査:多くの男性が「髪の毛のためなら手放してもいい」と思うモノとは?

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2006年12月18日、米国イリノイ州ジュネーブ発 — 年末年始の贈り物として「プラズマテレビ」をもらえたら誰でもうれしいものですが、それよりも「髪の毛」が欲しいという男性も少なくないようです。

このたび、国際毛髪外科学会(International Society of Hair Restoration Surgery, ISHRS) は、男性型脱毛症(male pattern hair loss) に悩む男性を対象とした全米オンライン調査に協力しました。調査の目的は、「もし髪の毛が増えるとしたら、男性はどのような私物を手放す覚悟があるのか?」という問いに対する回答を明らかにすることでした。



男性の57%が「髪の毛のためなら何かを手放してもいい」と回答

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調査対象となったのは、男性型脱毛症を患う2,338人の男性です。そのうち、実に57%(1,323人)が、「髪の毛が増えるのであれば、所有している何かを手放してもいい」と回答しました。

この1,323人に対して「何を手放してもいいと思うか?」という質問をしたところ、以下のような結果となりました:

  • ステレオ機器:26%(最多回答)
  • 携帯電話:21%
  • 高級車:17%
  • ノートパソコン:17%
  • プラズマテレビ:13%
  • ボート:6%

つまり、4人に1人以上が「音響機器よりも髪の毛が欲しい」と考えていることが分かりました。携帯電話やパソコン、高級車といった現代生活に欠かせないものですら、髪の毛のために手放す意欲がある男性が一定数存在するのです。



髪の毛は「所有物以上に価値がある」と考える男性心理

ISHRS会長であるポール・C・コッテリル医学博士(Paul C. Cotterill, M.D.)は、調査結果について次のように述べています:

「この調査は、男性が髪の毛に非常に高い価値を置いており、それを取り戻すために相当な犠牲も厭わないことを示しています。多くの人が『年末年始に何が欲しいか?』と自問すれば、高価なモノよりも、見た目の改善や自己肯定感の向上といった“目に見えない価値”を望むのではないでしょうか」

このコメントからも分かるように、髪の毛に対する願望は、単なる美容的な欲求にとどまらず、自己イメージ(self-image)や自信(self-confidence)に直結する重要な問題であるといえます。



米国では推定8,000万人が脱毛に悩む

アメリカでは現在、推定8,000万人の男女が、男性型および女性型脱毛症(androgenetic alopecia)に悩まされているとされています。

幸いにも、ここ数年で科学的な進歩が飛躍的に進み、「薄毛は治療できる時代」になりつつあります。たとえば、外科的な自毛植毛(hair restoration surgery)や、効果が実証されている内服薬・外用薬などの医学的治療(proven medical treatments)を組み合わせることで、薄毛の進行を抑えたり、毛髪を回復させたりすることが可能になってきています。

今回の調査は、米国の製薬会社メルク社(Merck & Co., Inc.)の資金提供のもと、グローバル市場調査会社TNS Healthcareによって、2006年10月5日から26日までの期間にインターネット上で実施されたものです。



まとめ:髪の毛は「人生の質」に直結する重要な要素

今回のISHRSによる調査は、男性にとって髪の毛がいかに大きな価値を持っているかを示す非常に興味深い結果となりました。見た目の印象が変わることで、仕事のパフォーマンスや人間関係、自尊心など多くの側面に影響を及ぼすため、髪の毛の喪失を深刻に捉える人が多いのです。

髪の毛に悩む人にとって、医学の進歩は大きな希望となっています。早期の相談と正しい治療の選択が、未来の自分自身にとって最善の投資となるかもしれません。



記事の監修者


監修医師

岡 博史 先生

CAPラボディレクター

慶應義塾大学 医学部 卒業

医学博士

皮膚科専門医

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