尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV・主に6型と11型)によって、外陰部や腟・肛門のまわりに「イボ」ができる性感染症です。痛みやかゆみが少なく気づきにくい一方、再発しやすいのが特徴です。ワクチンで予防でき、治療も可能です。まず下の早見表を確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原因 | HPV(主に6型・11型)※子宮頸がんの型とは異なる |
| 症状 | 外陰部・腟・肛門にカリフラワー状/鶏冠状のイボ。痛みは少ない |
| 検査 | 視診・必要に応じ組織検査 |
| 治療 | 塗り薬(イミキモド)・凍結療法・電気/レーザー焼灼・切除 |
| 予防 | HPVワクチン(9価)・コンドーム |
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尖圭コンジローマの症状(女性の場合)
外陰部や腟の入り口、肛門のまわりに、小さなイボが複数できます。時間とともにカリフラワーや鶏のトサカのような形に増えることがあります。痛みやかゆみは軽いことが多く、入浴時や違和感で気づく方が少なくありません。
原因と感染経路
原因はHPVで、主な感染経路は性行為です。子宮頸がんの原因となる高リスク型(16・18型など)とは型が異なりますが、同時に感染していることもあるため、子宮頸がん検診もあわせて受けると安心です。
検査・治療
婦人科では、イボの見た目(視診)で診断し、必要に応じて組織を調べます。治療は、塗り薬(イミキモドクリーム)、液体窒素による凍結療法、電気やレーザーでの焼灼、切除などがあります。ウイルスが残ると再発しやすいため、治療後もしばらく経過を見ます。
妊娠中の尖圭コンジローマ
妊娠中はイボが大きくなりやすく、まれに出産時に赤ちゃんへ感染することがあります。妊娠中・妊娠を希望する場合は、自己判断せず婦人科で相談してください。
予防(HPVワクチン)
9価HPVワクチンは、尖圭コンジローマの原因となる6型・11型もカバーします。子宮頸がん予防とあわせて、ワクチンとコンドームの使用が有効です。
よくある質問(FAQ)
Q. 尖圭コンジローマは自然に治りますか?
免疫で自然に消えることもありますが、再発・拡大することも多く、放置は勧められません。婦人科で治療を受けることが大切です。
Q. 子宮頸がんの原因になりますか?
尖圭コンジローマの主な原因(6・11型)は子宮頸がんの型とは異なります。ただし高リスク型に同時感染していることもあるため、子宮頸がん検診もおすすめします。
Q. パートナーも治療が必要ですか?
パートナーにも症状が出ることがあります。うつし合い(ピンポン感染)を防ぐため、一緒に相談・検査すると安心です。
デリケートゾーンのイボが気になる方へ。尖圭コンジローマは治療で改善できます。大宮駅前院・大阪駅前院、または全国対応のオンライン診療でご相談ください。
男性・パートナーの症状や男女共通の検査・治療については、性感染症専門の解説ページ「尖圭コンジローマ(男女・検査)」もあわせてご覧ください。本ページは女性の症状・受診に絞って解説しています。
女性の性感染症の全体像は、女性の性感染症(性病)一覧|症状・検査・何科・予防でまとめて確認できます。
監修・編集:本記事はヒロクリニック婦人科・女性内科が編集・確認しています(編集・監修方針/医師紹介)。診断・治療は必ず医療機関を受診してください。
参考(外部):日本産科婦人科学会/厚生労働省 性感染症