岡山院 定期ワクチン（定期接種）
ワクチンは、重症化しやすい感染症を予防し、お子さまの命と健康を守る大切な医療です。
日本では、国が推奨し無料で受けられる「定期ワクチン」があり、適切な時期に接種することで感染症にかかるリスクを大幅に低減できます。
当院では、お子さま一人ひとりの接種スケジュールに寄り添い、痛みや不安に配慮した安心できる予防接種を行っています。
定期ワクチンとは？
国（厚生労働省）が推奨し、原則無料で受けられる予防接種のことです。
自治体から届く「予防接種予診票」を使用して受けられます。
当院で取り扱いのあるワクチン
| ワクチン | 予防できる病気 | 主な接種時期 |
|---|---|---|
| 小児用肺炎球菌 | 肺炎・中耳炎・髄膜炎 | 生後2か月〜 |
| B型肝炎 | 肝炎・肝硬変・肝がん | 生後2か月〜 |
| ロタテック （5価ロタウイルスワクチン） |
重症胃腸炎 | 生後2か月〜（全3回） |
| 五種混合（Hib + DPT-IPV） | Hib感染症・ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ | 生後2か月〜 |
| BCG | 結核 | 生後5か月〜 |
| MR（麻しん・風しん） | はしか・風しん | 1歳・小学校入学前 |
| 水ぼうそう | 水痘 | 1歳〜 |
| 日本脳炎 | 日本脳炎ウイルス感染症 | 3歳〜 |
| 二種混合（DT） | ジフテリア・破傷風 | 11歳 |
生後2か月からの予防接種
- 生後2か月になったら、早めにワクチンデビューをしましょう。
- 当院では、少ない受診回数で確実な免疫をつけるために、ワクチンの同時接種を接触的に行っています。
- 日本小児科学会も、「ワクチンの同時接種は、日本の子どもたちをワクチンで予防でき る病気から守るために必要な医療行為であると考える」と推奨しています。
お持ちいただくもの
- ① 母子手帳
- ② 予防接種手帳
- ③ 保険証、乳幼児医療受給者証
予診票はご自宅ですべて記入していただき、ご持参ください。
※体温は来院してから記入していただきます
当院での予防接種の流れ
- 来院時またはお電話にてご予約
- 当日、記入済み予診票・母子手帳等をご持参ください
- 医師による事前診察
- ワクチン接種
- 接種後の体調観察（院内で数分）
よくある質問
Q. 受け忘れた場合はどうすればいいですか？
期間が過ぎてしまってもほとんどの場合接種可能です。まずはご相談ください。
Q. ワクチンを複数同時に受けても大丈夫ですか？
同時接種はスケジュール遅延を防ぐメリットがあります。
詳しくは医師またはスタッフへご相談ください。
Q. 持病がある場合は接種できますか？
病気・服薬状況により異なります。医師が安全性を確認したうえで接種を行います。
Q. 発熱している場合、接種はできますか？
目安として37.5℃以上の発熱がある場合は見合わせることがあります。
症状や経過により判断しますのでご相談ください。
Q. 副反応が心配です。どのような症状が出ますか？
ほとんどは一時的な発熱・接種部位の腫れ・機嫌の悪さなどです。
強い副反応は非常にまれで、安全性は確立されています。気になる症状があればご連絡ください。
Q. 初めての来院でも接種できますか？
可能です。まずはお電話ください。接種当日に、母子手帳・予診票をご持参ください。
Q. 予診票を忘れた場合は接種できますか？
ほとんどの場合対応可能です。自治体により一部取り扱いが異なるため、受付でご相談ください。
