がんパネル
あなたに合ったがん治療を選ぶために
東京衛生検査所の「がん遺伝子パネル検査」
がん治療は、「どの薬が効くのか」「再発のリスクはどのくらいか」など、患者さん一人ひとりによって異なります。
東京衛生検査所が提供する がん遺伝子パネル検査 は、がん細胞に特有の遺伝子の異常(変異)を一度に詳しく調べることができる検査です。
この検査によって、あなたに合った治療法を選ぶための重要な情報を得ることができます。
🧬 がん遺伝子パネル検査とは?
「がん」は遺伝子の異常(変異)が蓄積されて起こる病気です。
東京衛生検査所のがんパネルでは、がんの発生や進行、薬の効きやすさに関わる遺伝子を調べ、治療の選択肢を広げるお手伝いをします。
🩺 検査の対象となる方
- がんと診断され、治療の選択肢を広げたい方
- 手術後の再発リスクを知っておきたい方
- 抗がん剤や放射線治療が効きづらかった方
- 医師と相談し、より個別化された治療を希望される方
🔬 検査で調べる内容
東京衛生検査所のがんパネルでは、以下のような重要な項目を解析します:
| 内容 | 説明 |
| がん関連遺伝子の変異 | がんの原因や進行に関係する遺伝子の異常(約50〜400種類以上) |
| 薬の効果に関係する遺伝子 | 分子標的治療薬や免疫療法の適応可否 |
| がん免疫マーカー(例:TMBやMSI)※ | 免疫チェックポイント阻害薬が効く可能性の判断に使われる指標 |
※検査項目はパネルの種類により異なります。
🧪 検査の流れ
- がん組織(手術や生検で得た検体)を提出
- 東京衛生検査所で次世代シーケンサー(NGS)による解析
- 約2〜3週間後、検査報告書が医療機関に届きます
- 医師と一緒に治療方針の見直しや確認
✅ この検査でわかること
- 標的治療薬が効く可能性があるかどうか
- 免疫チェックポイント阻害薬(免疫療法)の適応があるか
- 再発・転移のリスクに関係する遺伝子異常
- 治験や新しい治療法の対象になる可能性
📘 よくある質問(Q&A)
Q. どんながんが対象ですか?
A. 肺がん・乳がん・大腸がん・胃がん・前立腺がんなどの固形がん全般が対象です。
Q. 保険は使えますか?
A. 原則として自費検査となりますが、一部の進行がんでは保険適用があるケースもあります(医師にご相談ください)。
Q. 痛みや副作用はありますか?
A. 検査は、すでに採取済みのがん組織を使うため、新たな処置や痛みはありません。
📝 検査のまとめ
| 項目 | 内容 |
| 検査名 | がん遺伝子パネル検査(東京衛生検査所) |
| 対象 | 固形がんの患者さま(治療選択の参考に) |
| 技術 | NGS(次世代シーケンス) |
| 特徴 | 複数の遺伝子を一度に解析し、最適な治療選びをサポート |
| 検体 | がんの組織(手術・生検検体) |
| 結果までの期間 | 約2〜3週間(目安) |
💬 最後に
「どの治療が自分に合っているのか分からない」
「一歩先の医療を受けたい」
そう思ったとき、がん遺伝子パネル検査は、あなたにとって大きなヒントになるかもしれません。
医療機関の先生と相談のうえ、検査を受けることをご検討ください。
詳しくは ヒロクリニック全国のクリニック一覧 をご覧ください。


