遺伝子検査(男性不妊、女性不妊)
不妊の原因を遺伝子から調べる
東京衛生検査所の「不妊症遺伝子パネル検査」
妊娠を望んでいるのに、なかなか授からない——。
そんなとき、不妊の「遺伝的な原因」を調べることで、治療の選択肢が広がることがあります。
東京衛生検査所では、男性・女性両方の不妊に関連する**遺伝子の異常を一度に調べることができる「不妊症遺伝子パネル検査」**を提供しています。
🧬 検査の目的
この検査では、不妊の原因となりうる複数の遺伝子変異を一括して調べることができます。
従来のホルモン検査や画像診断だけではわからない、**体の奥にある“遺伝的な原因”**にアプローチします。
🧑⚕️ こんな方におすすめです
- 明確な不妊の原因が見つからず悩んでいる方
- 高度不妊治療(体外受精・顕微授精など)を検討している方
- 家族に不妊や染色体異常、発達障害などの既往がある方
- 「今後の治療方針をしっかり決めたい」と考えている方
🔍 対象となる主な遺伝子の例
東京衛生検査所の不妊パネルでは、次のような遺伝子が対象です(一部抜粋):
| 遺伝子名 | 関連疾患・影響 |
| FSHR | 卵巣の反応性低下・早発卵巣不全(POI) |
| AR | 男性の精子形成異常 |
| NR5A1 | 男性の性腺機能不全 |
| CYP21A2 | 先天性副腎過形成(排卵異常・男性化) |
| TEX11, SYCP3 | 精子形成に関わる重要な遺伝子群 |
男女それぞれに特化した遺伝子が含まれており、男性用・女性用に検査内容が分かれています。
🧪 検査方法と流れ
- 採血による簡単な検査(自費診療)
- 検体を東京衛生検査所に送付
- 約4〜6週間で検査結果が返送されます
- 医師による遺伝カウンセリング・治療方針の検討
✅ この検査でわかること
- 不妊の根本的な原因が特定できることがあります
- 治療の必要性や方向性(例:体外受精、PGTなど)の判断材料になります
- 将来の赤ちゃんへの遺伝リスク(保因者であるかどうか)の評価も可能です
女性不妊に関係する遺伝子群

X染色体の検査、および原発性卵巣不足、多嚢胞性卵巣症候群、性腺ガドロピック性腺機能低下症、卵巣術症候群などの障害が含まれます。
男性不妊に関連する遺伝子群

Kallmann症候群のようなY-染色体微小脱滑りを含むXおよびY染色体の検査、およびカルマン症候群のような性腺ガドロピック性腺機能低下症などの障害が含まれます。

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