性器ヘルペス(女性)の症状・再発・治療|婦人科が解説

Posted on 2026年 7月 27日

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV)による性感染症で、外陰部に水ぶくれや痛みのある潰瘍ができます。一度感染するとウイルスが体内に残り、疲れやストレスで再発を繰り返すのが特徴です。抗ウイルス薬で症状を抑え、再発をコントロールできます。まず下の早見表を確認してください。

項目内容
原因単純ヘルペスウイルス(HSV-1/HSV-2)
症状外陰部の水ぶくれ・痛みのある潰瘍・発熱(初感染時は強い)
特徴再発を繰り返す。完治は難しいが薬で抑制できる
治療抗ウイルス薬(アシクロビル・バラシクロビル等)
注意妊娠中は出産時の新生児感染に注意

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性器ヘルペスの症状(女性の場合)

外陰部や腟の入り口に、痛みを伴う小さな水ぶくれやただれ(潰瘍)ができます。はじめての感染(初感染)では、発熱や強い痛み、排尿時の痛み、足の付け根のリンパの腫れが出ることもあります。再発時は症状が軽いことが多いです。

再発を繰り返すのはなぜ?

ヘルペスウイルスは、症状が治まっても神経の中に潜みます。疲れ・ストレス・生理・免疫の低下などをきっかけに再び活動して再発します。再発の前にピリピリ・むずむずした前ぶれを感じる方もいます。

検査・治療

婦人科では、症状の見た目や、必要に応じてウイルス検査で診断します。治療は抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビルなど)の内服・外用です。再発を繰り返す場合は、あらかじめ薬を続けて発症を抑える方法(再発抑制療法)もあります。

妊娠中の性器ヘルペス

妊娠中、とくに出産時に発症していると、赤ちゃんに感染するおそれがあります(新生児ヘルペス)。分娩方法(帝王切開の検討)に関わるため、妊娠中に症状が出た場合は必ず産婦人科に伝えてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 性器ヘルペスは完治しますか?

ウイルスを完全に排除することは難しく、再発することがあります。ただし抗ウイルス薬で症状を早く抑え、再発を減らすことができます。

Q. 症状がないときはうつりませんか?

症状がなくても、ウイルスが排出されている時期に感染させることがあります。コンドームの使用や、再発の前ぶれ・症状があるときの接触を避けることが大切です。

Q. 再発を減らすことはできますか?

疲れやストレスをためないことに加え、再発が多い場合は毎日薬を続ける再発抑制療法が有効です。婦人科で相談してください。

外陰部の痛み・水ぶくれが気になる方へ。性器ヘルペスは薬で症状と再発を抑えられます。大宮駅前院・大阪駅前院、または全国対応のオンライン診療でご相談ください。

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男性・パートナーの症状や男女共通の検査・治療については、性感染症専門の解説ページ「性器ヘルペス(男女・検査)」もあわせてご覧ください。本ページは女性の症状・受診に絞って解説しています。

女性の性感染症の全体像は、女性の性感染症(性病)一覧|症状・検査・何科・予防でまとめて確認できます。

監修・編集:本記事はヒロクリニック婦人科・女性内科が編集・確認しています(編集・監修方針医師紹介)。診断・治療は必ず医療機関を受診してください。

参考(外部)日本産科婦人科学会厚生労働省 性感染症

医師監修 監修日:2026年7月27日

陽川 英仁先生 (ようかわ えいじ)

医師 ヒロクリニック医師

略歴

  • 1996年 三重大学医学部 卒業
  • 2004年 三重大学大学院 修了
  • 2005年 三重大学医学部附属病院 産婦人科
  • 2008年 松阪中央総合病院 産婦人科
  • 2009年 紀南病院 産婦人科
  • 2015年 三重大学医学部附属病院 産婦人科
  • 2015年 松阪中央総合病院 産婦人科
  • 2015年 てらだ産婦人科(伊勢) 副院長
  • 2015年 ヒロクリニック大阪駅前院 院長

資格・所属

  • 日本産科婦人科学会認定の産婦人科専門医

この記事は、ヒロクリニック婦人科の編集・監修体制にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

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