梅毒(女性)の症状・検査・治療|近年急増する性感染症を解説

Posted on 2026年 7月 27日

梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌による性感染症で、近年、女性で急増しています。初期は痛みのないしこりや発疹で気づきにくく、放置すると全身に進みます。妊娠中の感染は赤ちゃんに影響します(先天梅毒)。血液検査で分かり、抗菌薬で治療できます。まず下の早見表を確認してください。

時期主な症状
第1期(約3週間後)感染部位(外陰部など)に痛みのないしこり・潰瘍。自然に消える
第2期(数か月後)手のひら・体の発疹(バラ疹)、発熱、だるさ
潜伏期症状が消えるが体内に残る
進行期放置すると心臓・神経などに重い障害

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女性で梅毒が増えています

梅毒はかつて減っていましたが、近年は若い女性を中心に感染が急増しています。初期症状が軽く自然に消えるため気づきにくく、知らないうちに進行・拡大していることが少なくありません。

梅毒の症状(女性の場合)

感染から約3週間後、外陰部や腟、口などに痛みのないしこりや潰瘍ができます。数週間で自然に消えるため見逃されがちです。その後、手のひらや全身に発疹(バラ疹)、発熱、だるさが出ることがあります。

検査・治療

梅毒は血液検査で診断できます。治療はペニシリンなどの抗菌薬で、早期であればしっかり治せます。パートナーも同時に検査・治療することが大切です。

妊娠中の梅毒(先天梅毒)

妊娠中に梅毒に感染すると、赤ちゃんに感染して先天梅毒を起こすことがあります。流産・死産や、生まれた赤ちゃんの障害につながることもあるため、妊娠を考える方・妊娠中の方は早めの検査が重要です。

よくある質問(FAQ)

Q. 梅毒は自然に治りますか?

初期症状は自然に消えますが、治ったわけではなく体内で進行します。放置すると重い障害につながるため、必ず治療が必要です。

Q. 梅毒はどうやって調べますか?

血液検査で診断できます。感染の可能性がある機会から数週間あけて検査すると、より正確に分かります。

Q. キスや性行為以外でもうつりますか?

主な感染経路は性行為ですが、粘膜や皮膚の傷を通じて感染することもあります。心配な場合は検査を受けてください。

心配な機会があった方へ。梅毒は血液検査で分かり、早期なら治療できます。大宮駅前院・大阪駅前院、または全国対応のオンライン診療でご相談ください。

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男性・パートナーの症状や男女共通の検査・治療については、性感染症専門の解説ページ「梅毒(男女・検査)」もあわせてご覧ください。本ページは女性の症状・受診に絞って解説しています。

女性の性感染症の全体像は、女性の性感染症(性病)一覧|症状・検査・何科・予防でまとめて確認できます。

監修・編集:本記事はヒロクリニック婦人科・女性内科が編集・確認しています(編集・監修方針医師紹介)。診断・治療は必ず医療機関を受診してください。

参考(外部)日本産科婦人科学会厚生労働省 性感染症

医師監修 監修日:2026年7月27日

陽川 英仁先生 (ようかわ えいじ)

医師 ヒロクリニック医師

略歴

  • 1996年 三重大学医学部 卒業
  • 2004年 三重大学大学院 修了
  • 2005年 三重大学医学部附属病院 産婦人科
  • 2008年 松阪中央総合病院 産婦人科
  • 2009年 紀南病院 産婦人科
  • 2015年 三重大学医学部附属病院 産婦人科
  • 2015年 松阪中央総合病院 産婦人科
  • 2015年 てらだ産婦人科(伊勢) 副院長
  • 2015年 ヒロクリニック大阪駅前院 院長

資格・所属

  • 日本産科婦人科学会認定の産婦人科専門医

この記事は、ヒロクリニック婦人科の編集・監修体制にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

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