淋病(淋菌感染症)は、淋菌による性感染症です。女性は無症状のことも多く、進行すると不妊につながることがあります。黄色い膿のようなおりものや排尿時の痛みが出ることもあります。クラミジアと同時に感染していることも多く、検査・治療が大切です。まず下の早見表を確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 症状(出る場合) | 黄色〜黄緑の膿性おりもの・排尿時の痛み・下腹部痛 |
| 特徴 | 無症状のことも多い。クラミジアと重複感染しやすい |
| 放置リスク | 骨盤内炎症→不妊・子宮外妊娠 |
| 検査 | おりもの・尿の検査(PCR・培養) |
| 治療 | 抗菌薬の注射(セフトリアキソン等)※耐性菌に注意 |
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淋病の症状(女性の場合)
女性の淋病は無症状のこともありますが、黄色〜黄緑色の膿のようなおりもの、排尿時の痛み、下腹部の痛みが出ることがあります。おりものの色やにおいの変化は感染のサインになるため、おりもののガイドも参考にしてください。
放置するとどうなる?
放置すると、子宮頸管から骨盤内へ感染が広がり、骨盤内炎症性疾患(PID)を起こします。卵管が傷つくと、不妊や子宮外妊娠の原因になります。のどや直腸に感染することもあります。
検査・治療
おりものや尿の検査(PCR・培養)で診断します。治療は抗菌薬の注射が中心です。近年は薬が効きにくい耐性菌が増えているため、自己判断の市販薬では治せず、医療機関での適切な治療が必要です。クラミジアの重複感染が多いため、あわせて検査します。
パートナーの同時治療
片方だけ治療しても、うつし合い(ピンポン感染)で再発します。パートナーも同時に検査・治療することが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q. 淋病は市販薬で治せますか?
治せません。近年は耐性菌が増えており、医療機関での抗菌薬(注射)による適切な治療が必要です。
Q. 症状がなくても検査すべきですか?
はい。女性は無症状のことも多く、進行すると不妊の原因になります。心当たりがあれば検査を受けてください。
Q. クラミジアも一緒に調べた方がいいですか?
淋病はクラミジアと同時に感染していることが多いため、あわせて検査するのが一般的です。
おりものの異常や排尿時の痛みが気になる方へ。淋病は検査で分かり、適切な抗菌薬で治療できます。大宮駅前院・大阪駅前院、または全国対応のオンライン診療でご相談ください。
男性・パートナーの症状や男女共通の検査・治療については、性感染症専門の解説ページ「淋菌感染症(男女・検査)」もあわせてご覧ください。本ページは女性の症状・受診に絞って解説しています。
女性の性感染症の全体像は、女性の性感染症(性病)一覧|症状・検査・何科・予防でまとめて確認できます。
監修・編集:本記事はヒロクリニック婦人科・女性内科が編集・確認しています(編集・監修方針/医師紹介)。診断・治療は必ず医療機関を受診してください。
参考(外部):日本産科婦人科学会/厚生労働省 性感染症