クラミジア感染症は、日本で最も多い性感染症です。女性は7〜8割が無症状とされ、気づかないうちに進行して不妊の原因になることがあります。おりものの増加や不正出血が出ることもあります。検査で分かり、抗菌薬で治療できます。まず下の早見表を確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特徴 | 女性は無症状が多い(7〜8割) |
| 症状(出る場合) | おりものの増加・不正出血・軽い下腹部痛・排尿時の違和感 |
| 放置リスク | 卵管炎・骨盤内炎症→不妊・子宮外妊娠 |
| 検査 | おりもの・尿の検査(PCRなど) |
| 治療 | 抗菌薬(アジスロマイシン等)。パートナーも同時治療 |
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クラミジアの症状(女性はほぼ無症状)
女性のクラミジアは、はっきりした症状が出ないことがほとんどです。出る場合は、おりものが増える、少量の不正出血、軽い下腹部の痛み、排尿時の違和感などですが、いずれも軽く見逃されがちです。おりものの変化はおりもののガイドもご覧ください。
放置するとどうなる?(不妊のリスク)
無症状のまま放置すると、子宮頸管から卵管・骨盤内へ感染が広がり、卵管炎や骨盤内炎症性疾患(PID)を起こします。これが卵管のつまりを招き、不妊症や子宮外妊娠の原因になることがあります。
検査・治療
おりものや尿を用いた検査(PCRなど)で診断します。治療は抗菌薬(アジスロマイシンなど)で、多くは短期間で治ります。再感染を防ぐため、パートナーも同時に検査・治療することが重要です。
妊娠とクラミジア
妊娠中の感染は、早産や、出産時に赤ちゃんへの感染(結膜炎・肺炎)につながることがあります。妊娠を考える方・妊娠中の方は、検査で確認しておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. 症状がなくても検査した方がいいですか?
はい。女性のクラミジアは無症状が多く、気づかないうちに不妊の原因になることがあります。心配な機会があれば、症状がなくても検査をおすすめします。
Q. クラミジアは自然に治りますか?
自然には治りにくく、放置すると進行します。抗菌薬でしっかり治療する必要があります。
Q. パートナーも治療が必要ですか?
必要です。片方だけ治療しても再感染(ピンポン感染)を繰り返すため、パートナーも同時に検査・治療してください。
おりものの変化や心当たりがある方へ。クラミジアは無症状でも検査で分かり、抗菌薬で治療できます。大宮駅前院・大阪駅前院、または全国対応のオンライン診療でご相談ください。
男性・パートナーの症状や男女共通の検査・治療については、性感染症専門の解説ページ「クラミジア感染症(男女・検査)」もあわせてご覧ください。本ページは女性の症状・受診に絞って解説しています。
女性の性感染症の全体像は、女性の性感染症(性病)一覧|症状・検査・何科・予防でまとめて確認できます。
監修・編集:本記事はヒロクリニック婦人科・女性内科が編集・確認しています(編集・監修方針/医師紹介)。診断・治療は必ず医療機関を受診してください。
参考(外部):日本産科婦人科学会/厚生労働省 性感染症