メトフォルミン(エイジングケア処方)

ヒロクリニックMEN’Sでは、メトフォルミンを代謝の面からのエイジングケアの選択肢としてお出ししています。 もともとは2型糖尿病の治療薬。糖尿病でない方への処方は承認された効能の範囲外にあたるため、 飲める方かどうかを診察と検査で確かめたうえでお出しします。

このページでわかること

  • 料金は1か月分(60錠)で250mg 3,980円/500mg 4,980円
  • 250〜500mgから始めて少しずつ増やす飲み方
  • 飲みはじめに出やすい消化器症状と、その避け方
  • 服用できない方の条件(腎機能・飲酒・造影剤検査など)
  • 全国11院とオンライン診療での受け方

メトフォルミンは肝臓での糖の生産を抑える薬です

肝臓が糖を作り出す働きを抑え、筋肉などでの糖の取り込みを助けることで、血糖の上がり方をおだやかにします。

国内では2型糖尿病の治療薬として長く使われてきました。 ビグアナイド薬に分類され、単独では低血糖を起こしにくいことが知られています。 糖尿病そのものについては 厚生労働省 e-ヘルスネットの解説もご覧ください。

近年、この薬が糖の代謝以外にも体内のさまざまな仕組みに関わることが報告され、 加齢に関する研究の対象として国内外で注目を集めてきました。 ただし研究段階の知見であり、加齢を抑える効果が確立しているわけではありません

効果について:メトフォルミンの服用が老化を止めたり寿命を延ばしたりすることを保証するものではありません。 本ページは、代謝に着目した選択肢のひとつとして治療内容と注意点をご説明するものです。 効果の感じ方には個人差があります。

飲み方は少量から始めて、ゆっくり増やします

250〜500mgを1日1回、夕食直後から始め、1〜2週間ごとに様子を見ながら増やします。

いきなり多い量から始めると、下痢や吐き気が強く出ます。 少量から入るのはそのためです。

開始量250〜500mg を1日1回、夕食直後から
増やし方1〜2週間ごとに体調を見ながら、500mg×2回(朝食後・夕食後)へ
目安の維持量1日500〜1,000mg程度で止めることが多く、1,500mgまで上げる例もあります
タイミング必ず食直前〜食後。空腹時に飲むと吐き気・下痢が強く出ます
徐放錠(MT錠)1日1回 夕食後で済み、消化器症状も軽い傾向があります
飲み忘れたとき気づいた時点で1回分。2回分をまとめて飲まないでください

増量のペースに決まった正解はありません。 お腹の調子が落ち着かないうちは、無理に増やさず同じ量で続けます。 診察のたびに体調をうかがいながら、その方に合う量を探していきます。

料金

1か月分(60錠)で、250mgが3,980円、500mgが4,980円です。
内容数量価格(税込)
メトフォルミン 250mg1か月分(60錠)3,980円
メトフォルミン 500mg1か月分(60錠)4,980円

1錠あたりに直すと、250mgが約66円、500mgが83円。 表の60錠は、朝夕2回に分けて飲まれる場合の1か月分です。 まだ1日1回で様子を見ている時期であれば、同じ60錠で2か月ほどもちます。 どちらの規格をどれだけお出しするかは、お腹の調子と血液検査を見ながら診察で決めます。

診察料は別途かかります。オンライン診療で郵送をご希望の場合、送料の扱いは診察時にご案内します。

飲める方かどうかは診察と検査で確認します。まずはご相談ください。

服用できない方・注意が必要な方

腎機能が低下している方、多量に飲酒される方は、乳酸アシドーシスの危険があるため服用できません。
乳酸アシドーシスについて
頻度はまれですが、起きると命に関わる重い副作用です。 体内に乳酸がたまり、吐き気・嘔吐・腹痛・強いだるさ・筋肉痛・過呼吸などが現れます。 これらの症状が出たら服用を中止し、すぐに受診してください。

次に当てはまる方には処方できません。診察で必ず確認します。

  • 乳酸アシドーシスを起こしたことがある方
  • 重度の腎機能障害がある方(eGFR 30mL/分/1.73m²未満)、透析中の方
  • 重度の肝機能障害がある方
  • ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓など、体内が酸素不足になりやすい状態の方
  • 習慣的に多量のアルコールを摂取される方
  • 脱水状態の方、下痢・嘔吐が続いている方
  • 重い感染症にかかっている方、手術の前後、重い外傷のある方
  • 栄養状態が不良の方、著しく衰弱している方
  • 脳下垂体機能不全、副腎機能不全のある方
ヨード造影剤を使う検査の予定がある方:検査の前後は休薬が必要です。 CT検査や血管造影の予定が決まったら、必ず事前にご連絡ください。

暑い時期の脱水、発熱をともなう体調不良、食事がとれない日。 こうした場面ではいったん服用を止めるのが安全です。 判断に迷ったらご連絡ください。

主な副作用

飲みはじめの下痢・吐き気・食欲不振がもっとも多く、続けるうちに落ち着くことがほとんどです。
比較的多い下痢、吐き気、食欲不振、腹痛、腹部膨満感、味覚異常
長期服用でビタミンB12の吸収低下。長く続ける場合は定期的に採血で確認します
まれだが重い乳酸アシドーシス、肝機能障害、横紋筋融解症

消化器症状がつらいときは、量を減らすか徐放錠に切り替えることで和らぐことがあります。 我慢して飲み続ける必要はありません。遠慮なくお申し出ください。

成分ごとの詳しい安全性情報は、 PMDA(医薬品医療機器総合機構)の医療用医薬品情報検索で添付文書を確認できます。

自由診療・適応外使用に関するご説明

エイジングケア目的のメトフォルミン処方は、公的医療保険が使えない自由診療です。

医療広告ガイドラインにもとづき、次の内容をあらかじめお伝えします。

治療内容メトフォルミンを250〜500mg/日から開始し、体調を見ながら段階的に増量します。医師の診察と検査のうえ処方します
標準的な費用1か月分(60錠)あたり、250mg 3,980円/500mg 4,980円(いずれも税込・診察料別)
治療期間・回数継続して服用することを前提とします。定期的に診察と血液検査を受けていただきます
主なリスク・副作用下痢、吐き気、食欲不振、腹痛。長期服用でビタミンB12の吸収低下。まれに乳酸アシドーシス(重篤)
保険適用ありません。全額自己負担の自由診療です
国内の承認状況メトフォルミンは国内で2型糖尿病の治療薬として承認された成分です。糖尿病でない方へのエイジングケア目的の使用は、承認された効能・効果の範囲外にあたります
入手経路国内で薬事承認されたメトホルミン製剤(国内正規流通品)を使用しています。医師個人による輸入や、海外製の未承認品は使用していません
適応外の使用による治療は、公的な救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。 ご不明な点は診察時にお尋ねください。

全国11院とオンライン診療で処方しています

対面は全国11院、通院が難しい方はオンライン診療で処方しご自宅にお届けします。

はじめて服用される場合、腎機能と肝機能の確認が必要です。 直近の健診結果をお持ちいただくか、当院で採血を受けていただきます。

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よくある質問

糖尿病ではありませんが飲めますか?
メトフォルミンは2型糖尿病の治療薬として承認された薬で、糖尿病でない方への処方は承認された効能の範囲外となる自由診療にあたります。腎機能・肝機能をはじめとする条件を診察と検査で確認し、問題がない方にのみお出しします。誰にでも出せる薬ではありません。
お腹の調子が悪くなると聞きました。
下痢・吐き気・食欲不振といった消化器症状は、飲みはじめに最も出やすい副作用です。だからこそ250〜500mgという少ない量から、しかも夕食直後に始めます。空腹時に飲むと症状が強く出ます。徐放錠(MT錠)は症状が軽い傾向があり、そちらを選ぶこともできます。
どのくらいの量まで増やしますか?
1〜2週間ごとに体調を見ながら、500mgを朝夕2回まで増やすのが基本の流れです。エイジングケア目的では1日500〜1,000mg程度で止めることが多く、1,500mgまで上げる例もあります。増量のペースはご本人の消化器症状の出方しだいで、無理に急ぎません。
飲み忘れたときはどうすればよいですか?
気づいた時点で1回分を飲んでください。次の服用時間が近い場合は、その回は飛ばします。2回分をまとめて飲むことは絶対に避けてください。消化器症状が強く出るうえ、体への負担が大きくなります。
造影剤を使う検査の予定があります。
ヨード造影剤を使う検査の前後は、メトフォルミンを一時的に休薬する必要があります。検査の予定が決まったら、必ず事前にご連絡ください。自己判断で飲み続けると、まれですが乳酸アシドーシスという重い副作用の危険が高まります。
お酒は飲んでもよいですか?
過度の飲酒は禁止です。アルコールは肝臓での乳酸の処理を妨げ、乳酸アシドーシスの危険を高めます。習慣的に多量に飲まれる方には処方できません。付き合い程度の飲酒であっても、量と頻度を診察時にお聞かせください。
タダラフィルと一緒に飲めますか?
作用する仕組みが異なるため、併用そのものが禁止されているわけではありません。ただし体調・持病・他の薬との兼ね合いは一人ひとり違います。両方をご希望の場合も、まず診察でそれぞれ飲めるかどうかを確認してから判断します。

飲める方かどうかの判断には診察と検査が必要です。お気軽にご相談ください。

監修

岡 博史(おか ひろし)/統括院長・医学博士
日本皮膚科学会皮膚科専門医/日本医師会認定産業医
1996年 慶應義塾大学医学部卒業/2004年 同大学医学博士号取得/2005年 慶應義塾大学皮膚科学教室助手/2008年 ヒロ皮フ形成クリニック開業/2009年 医療法人社団福美会 理事長

本ページはヒロクリニックMEN’Sの編集・監修体制にもとづき、医師が内容を確認しています。

最終更新日:2026年8月3日/発行:ヒロクリニックMEN’S

岡 博史 ヒロクリニック統括院長(医師・医学博士)

  • CAPラボディレクター
  • 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
  • 日本医師会 産業医
  • 東京衛生検査所 指導監督医

医療監修・エディトリアルポリシーについて

美容皮膚科

岡 浩子 ヒロクリニック川口院 院長(医師)

  • 日本内科学会
  • 日本リウマチ内科学会
  • 抗加齢美容医療学会
  • 点滴療法研究会マスターズ
  • サーマクール認定医
  • 日本内科学会認定医
  • 日本医師会認定産業医

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※情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)の初診において、向精神薬は処方いたしません。

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