双極性障害の症状は、大きく2つに分かれます。気分が高ぶる躁・軽躁エピソードと、落ち込む抑うつエピソードです。この2つを、波のように繰り返します。

やっかいなのは、受診のきっかけがほぼ抑うつ側だという点。躁のほうは本人が困らないため、見過ごされます。結果として、うつ病と診断されたまま何年も過ごす方が少なくありません。

この記事では、双極性障害(双極症)の症状を型ごとに整理します。うつ病との違い、受診の目安まで、診療にあたる立場から順に解説します。

この記事でわかること

  • 躁・軽躁エピソードと抑うつエピソードで、それぞれ何が起きるのか
  • 活動的だった人が急に引きこもって見える、医学的な理由
  • 双極I型とII型はどこが違い、なぜII型は気づかれにくいのか
  • うつ病と誤診されやすい理由と、抗うつ薬だけの治療が避けられる理由
  • 家族が「いつもと違う」と感じたとき、受診までにできること

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双極性障害(双極症)とは?症状の全体像

双極性障害とは、躁状態と抑うつ状態を繰り返す、脳の働きに関わる病気です。気分の浮き沈みが激しい性格のこと、という意味ではありません。

日本うつ病学会の患者さん向け解説によると、発症するのはおよそ100人に1人弱とされています。なりやすさに男女差はほとんどありません。発症年齢は20歳前後が多く、中学生から高齢者まで幅があります。

うつ病は男性で10人に1人、女性で5人に1人が生涯に一度は経験するとされます。双極性障害はそれよりずっと少ない病気。だからこそ、うつ病の陰に隠れてしまいます。

「双極症」という新しい呼び方について

結論から書くと、双極性障害と双極症は同じ病気を指します。呼び方が新しくなっただけです。

日本うつ病学会の資料に、経緯が記されています。かつては「躁うつ病」と呼ばれていました。DSM-5では「双極性障害」になりました。

その後、「障害」という言葉のイメージに意見が出ます。そしてDSM-5-TR(2023年)から「双極症」に変更されました。学会の診療ガイドラインも、2023年版から『双極症2023』という名称です。

当院でも、診断書や説明の場面では双極症という表記が増えています。ただ、検索や日常会話ではまだ双極性障害が主流。この記事では、読みやすさを優先して双極性障害を主に使い、必要な箇所で双極症を併記します。

「性格が変わったように見える」現象との関係が気になる方もいます。その場合は性格が全く違う人と言われたら|疑われる病気もお読みください。

双極性障害の症状①躁エピソード・軽躁エピソード

躁エピソードは、気分が高ぶって活動が過剰になり、生活が壊れていく状態です。本人が「絶好調」と感じている点が、この症状の最大の落とし穴になります。

眠らずに電話をかけ続け、買い物袋に囲まれて落ち着かない様子の人物のイラスト
躁エピソードでは活動量が増え、睡眠時間が減ります

躁エピソードで見られるのは、次のような変化です。

  • 気分が高ぶる、または些細なことで怒りっぽくなる
  • 口数が増え、話が次々と飛ぶ
  • 眠らなくても平気だと感じ、睡眠時間が極端に短くなる
  • 考えが次々に浮かび、じっとしていられない
  • 高額な買い物や投資、無計画な契約をしてしまう
  • 「自分は特別だ」と感じる(誇大的な考え)

状態が1週間以上続き、仕事や社会生活に支障が出るほど強い場合、躁エピソードと判断されます。入院が必要になる水準も含まれます。

軽躁エピソードは「調子が良い人」に見えてしまう

軽躁エピソードは、同じ方向の変化がより軽く、4日以上続く状態です。生活は一見成り立っています。

日本うつ病学会の解説に、こうあります。本人には「調子が良い」「怒りっぽい」としか感じられません。しかし、その人をよく知る人から見ると、明らかにいつもと違います。この「本人と周囲のズレ」が軽躁の本質。

私が診察で必ず尋ねるのは、「これまでで一番調子が良かった時期」のことです。ご本人は良い思い出として話されます。ところが同席したご家族が、「あのときは別人でした」と表情を変える。そういう場面に、たびたび出会います。

躁状態は「元気で良い状態」ではありません

躁状態は、健康な元気とは別物です。ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。

健康な元気には、休むと回復するという性質があります。躁状態にはそれがありません。眠らずに動き続け、心身は消耗していきます。

さらに、躁の最中に結んだ契約や壊れた人間関係は、あとから戻ってきます。波が去ったあと、抑うつのなかで後始末に向き合うことになる。この落差こそが、双極性障害のつらさの一つです。

双極性障害の症状②抑うつエピソードと「急な引きこもり」

抑うつエピソードは、気分が落ち込み、意欲も体力も落ちる状態です。活動的だった人が急に引きこもって見えるのは、この波に入ったためです。

カーテンを閉めた薄暗い部屋で膝を抱えて座り込む人物のイラスト
抑うつエピソードでは外出や人との接触が難しくなります

抑うつエピソードで見られる主な症状を挙げます。

  • 気分の落ち込みが続き、何をしても楽しめない
  • 意欲がわかず、身だしなみにも構えなくなる
  • 食欲がない、眠れない、または眠りすぎる
  • 頭が働かず、決められない・思い出せない
  • 自分を責める気持ちが強くなる
  • 身体が重く、外出そのものが難しくなる

なぜ「急に引きこもった」ように見えるのか

周囲から見ると急変ですが、本人の中では波の折り返しが起きています。ここに、数字の裏づけがあります。

日本うつ病学会の解説に、こうあります。双極I型では約3分の1、双極II型では約半分の期間を抑うつで過ごす、と。躁や軽躁の時期のほうが、実はずっと短いのです。

つまり、周囲が覚えている「活動的なあの人」は例外的な時期の姿。抑うつのほうが、その人の生活時間の多くを占めています。引きこもりは怠けでも性格の変化でもなく、病気の波の一部だと考えてください。

ご家族に一つだけお願いがあります。抑うつの時期に励ましたり、気晴らしに連れ出したりするのは控えてください。善意でも、追い詰めてしまうことがあります。

眠れない状態が続いている場合は、眠れないが続く原因とリスク・治療法も参考になります。睡眠の変化は、気分の波の予兆として現れることがあります。

双極I型とII型の違い|2つの型を分けるもの

2つの型を分けるのは、躁エピソードがあるかどうか、その一点です。うつの重さで分けるのではありません。

日本精神神経学会のページにも、同じ説明があります。躁状態を伴う場合が双極Ⅰ型障害。うつ状態と軽躁状態しかない場合が双極Ⅱ型障害です。整理すると次のとおりになります。

比較項目双極I型(双極症I型)双極II型(双極症II型)
決め手躁エピソードがある躁エピソードはなく、軽躁エピソードと抑うつエピソードがある
高ぶりの強さ強い(1週間以上・生活が壊れる)軽い(4日以上・生活は一見成り立つ)
抑うつで過ごす期間経過の約3分の1経過の約半分
周囲の気づきやすさ気づかれやすい気づかれにくい
受診のきっかけ躁のときに家族が連れてくることが多いほぼ抑うつのときに本人が受診

II型が見つかりにくいのは、軽躁が「元気になった」としか映らないからです。そのため、抑うつの相談だけが医療機関に届きます。

ここで一点、よくある誤解を正しておきます。4日以上の軽躁があれば即II型、というわけではありません。II型の診断には、軽躁エピソードと抑うつエピソードの両方が必要です。軽躁だけを取り出して型を決めることはできません。

混合状態という、分けにくい時期もあります

躁と抑うつは、きれいに交代するとは限りません。両方が混ざる時期があります。

学会資料には、こんな例が挙げられています。興奮して喋り続けているのに、不安が強く涙を流す。あるいは抑うつなのに、頭の中では次々と考えが浮かんでじっとしていられない。本人が最もつらい時期の一つ。特に慎重な対応が必要になります。

双極性障害とうつ病の違い|誤診されやすい理由

双極性障害とうつ病の違いは、躁・軽躁エピソードがあるかどうかです。抑うつの時期だけを切り取ると、両者はほとんど見分けがつきません。

日本うつ病学会の解説に、はっきりとした数字があります。双極症は多くの場合、まず「うつ病」と診断されます。そしてうつ病と最初に診断された人のおよそ5〜10人に1人が、最終的に双極症と判明するとされています。

比較項目双極性障害(双極症)うつ病
気分の波抑うつと躁・軽躁の両方向抑うつの一方向
頻度およそ100人に1人弱男性10人に1人・女性5人に1人(生涯)
薬の中心気分安定薬・抗精神病薬抗うつ薬
抗うつ薬のみの使用躁転の危険があり避けることが望ましい基本の治療
診断の手がかり過去の「調子が良すぎた時期」抑うつの経過

違いを見抜く鍵は、過去にあります。今の落ち込みではなく、以前の「元気すぎた時期」を拾えるかどうか。診察室で私が家族同席をお願いすることが多いのは、この一点のためです。

抗うつ薬だけの治療が避けられる理由

双極性障害の抑うつに抗うつ薬だけを使うと、躁転が起こる危険があります。ここは、うつ病との最も大きな違いです。

日本うつ病学会の解説には、こう明記されています。抗うつ薬のみの使用は躁転(躁エピソードに転じる)の危険性があるため避けることが望ましい、と。

併用すれば危険はそこまで高くない、とも書かれています。ただし病状を不安定化させる可能性は否定できません。特別な理由がなければ使用しない方が良い、というのが学会の整理です。

だからこそ、診断がうつ病のままか双極性障害かで、治療の設計が変わります。うつ病の治療を続けても良くならない場合、診断そのものを見直す価値があります。

なお、これは服薬中の方に「薬をやめてください」という意味ではありません。自己判断での中断は、かえって波を大きくします。気になる点は、必ず主治医にお伝えください。

見分けにくさは、当事者も感じています

この見分けにくさは、専門家だけの悩みではありません。当事者の方々も同じ壁に直面しています。

Xでも、こんなやり取りを見かけました。双極性障害とうつ病、適応障害の区別をつけるのは難しい、という趣旨の投稿です(@pigupanan)。周期的にうつの波が来る点が特徴だ、という指摘も添えられていました。診察室で伺う実感とも、そう遠くありません。

ストレス要因がはっきりしている場合は、適応障害との区別も論点になります。詳しくは適応障害と鬱の違いをわかりやすく解説をご覧ください。

双極性障害の原因|ストレスは「原因」ではなく引き金

双極性障害の原因は、現時点でまだはっきりしていません。単一の原因で説明できる病気ではないためです。

日本うつ病学会の解説では、遺伝子・環境・性格などの要素が関係していると説明されています。糖尿病や高血圧と同じ考え方です。生まれ持った体質と環境の影響が、複雑に絡み合って生じます。

ここで一つ、古い説明を訂正させてください。「ストレスが原因で双極性障害になる」という書き方を、以前は当院の記事でもしていました。正確ではありません。

ストレスや睡眠不足は、波を誘発する引き金にはなります。しかし、それだけで発症するわけではない。この違いは、ご本人やご家族が自分を責めないためにも、押さえておきたい点です。

なお、身体の病気が似た症状を起こすこともあります。学会資料に挙がっているのは、脳梗塞や脳出血、甲状腺ホルモンの異常、膠原病など。副腎皮質ステロイドなどの薬でも起こります。疑わしい場合は、血液検査や頭部CT・MRI、脳波検査で確かめます。

双極性障害の治療法|薬・精神療法・生活リズム

治療の柱は、薬物療法と精神療法、そして生活リズムの安定です。目標は症状を消すことよりも、再発を防いで波を小さく保つことに置かれます。

診察室で医師が気分の記録ノートを持つ患者の話を聞いている様子のイラスト
気分の記録は診断と治療方針の大きな手がかりになります

薬物療法

中心になるのは気分安定薬と抗精神病薬です。うつ病と違い、抗うつ薬が主役にはなりません。

学会資料に挙げられている薬を整理すると、気分安定薬には炭酸リチウム、ラモトリギン、バルプロ酸。抗精神病薬にはアリピプラゾール、クエチアピン、ルラシドン、オランザピンなどがあります。エピソードの種類や体質、ご本人の考えを踏まえて選びます。

どの薬をどれだけ使うかは、必ず主治医が個別に決めます。この記事では具体的な用量には触れません。

リチウムを使うときの採血のこと

炭酸リチウムを使う場合、定期的な血液検査が欠かせません。効く量と中毒になる量が近いためです。

実務的なポイントを一つ。採血は、血中濃度が最も低いタイミングで行う必要があります。学会資料には最後に服用してから10時間以上あけると書かれています。採血の日は朝の服薬をせずに来てください、とご案内するのはこのためです。

手の震えや口の渇き、下痢、嘔吐、ひどいふらつきが出たときは、すぐに主治医へご連絡ください。ロキソプロフェンなどの薬を併用すると濃度が上がることもあります。

精神療法と心理教育

薬だけでは、波を予防しきれません。自分の波を知る学習が、治療の一部になります。

認知行動療法では、気分によって考え方が偏る癖に気づく練習をします。対人関係・社会リズム療法では、生活リズムと人間関係を整えて再発を防ぎます。

近年は心理教育の整備も進んでいます。NPO法人ネット心理教育ピアサポートも、双極症の心理教育導入ガイドを公開しました。Xでの告知です(@shinrikyoiku)。

当院では、気分と睡眠時間を簡単に記録していただくことがあります。数字が並ぶと、ご本人が自分の波を先に見つけられるようになる。この変化が、何よりの財産になります。

再発予防と、服薬を続けること

双極性障害では、再発予防がすべてと言ってよいほど大切です。エピソードが一度で終わることは、めったにありません。

学会資料によると、最初のエピソードから次の再発まではたいてい5年ほど間があくとされています。ところが放っておくと、その間隔は縮みます。次第に、年に何回も再発するようになります。

そのため、回復後も少なくとも半年以上は薬を続けることが望ましいとされています。

再発した方の多くが、「もう治ったから」と薬をやめています。診察室でも、そのくり返しを何度も見てきました。

Xでも、当事者の方がこう発信していました。双極性障害は服薬を続けないと再発を繰り返す。自己判断で止めないでほしい。薬でコントロールすることが大切だ、と(@mibloomh)。この投稿には多くの共感が集まっていました。経験から出た言葉には、こちらが教わります。

診断書の発行にも対応しています。詳しくは診断書は必要?発行の流れとよくある質問をご覧ください。

受診の目安と相談窓口|家族ができること

「調子が良すぎた時期」と「動けない時期」の両方に心当たりがあれば、一度ご相談ください。判断はご自身でつけなくて構いません。

受診を考えていただきたいのは、次のような場合です。

  • うつの治療を続けているのに、良くなったり戻ったりを繰り返している
  • 以前、眠らなくても平気で活動できた時期があった
  • 家族や友人から「あのときは人が変わっていた」と言われたことがある
  • 気分の波で、仕事や学業、家計に支障が出ている
  • 活動的だった人が、急に外に出られなくなった

受診の際は、いつ何があったかを書いたメモや手帳をお持ちください。ご家族の同席も歓迎します。ご本人の記憶だけでは拾いきれない情報が、診断の決め手になります。

ご家族が受診を勧めても、躁のときは「自分は病気ではない」と拒まれることが多いものです。無理に連れて来るより、まずご家族だけで医療機関にご相談ください。関わり方を一緒に考えられます。

つらいときの相談窓口

死にたい気持ちが浮かんだときは、迷わず窓口へお電話ください。夜間や休日でもつながります。

厚生労働省のまもろうよ こころに、公的な相談窓口がまとめられています。主な連絡先は次のとおりです。

  • いのちの電話(フリーダイヤル・無料):0120-783-556
  • #いのちSOS:0120-061-338
  • よりそいホットライン:0120-279-338
  • こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556

双極性障害は、治療を続けることで生活を立て直せる病気です。抑うつの波は必ず動きます。今のつらさが、この先ずっと続くわけではありません。

よくある質問

双極性障害の症状について、診察室で実際によく伺うご質問にお答えします。

Q. 双極性障害の症状は、うつ病とどう違うのですか?

A. 違いは、躁・軽躁エピソードがあるかどうかです。うつ病は抑うつの一方向ですが、双極性障害は躁や軽躁と抑うつの両方向に波が動きます。抑うつの時期だけを見ると区別はつきません。過去に「眠らなくても平気だった」「人が変わったようだった」時期があるかどうかが手がかりになります。

Q. 双極性障害で、急に引きこもりになるのはなぜですか?

A. 抑うつエピソードに入ったためです。日本うつ病学会の解説では、こうされています。双極I型で約3分の1、双極II型で約半分の期間を抑うつで過ごす、と。周囲が覚えている活動的な姿のほうが、短い期間の姿です。引きこもりは怠けではなく、病気の波の一部だと考えてください。

Q. 「双極性障害」と「双極症」は同じ病気ですか?

A. 同じ病気です。かつては躁うつ病、DSM-5では双極性障害と呼ばれました。その後、「障害」という語のイメージに意見が出ます。日本うつ病学会の資料によると、DSM-5-TR(2023年)から「双極症」に変更されました。ガイドラインも2023年版から『双極症2023』です。

Q. 躁状態は、元気で良い状態ではないのですか?

A. 健康な元気とは別物です。健康な元気は休むと回復しますが、躁状態は眠らずに動き続け、心身が消耗していきます。さらに、高額な買い物や壊れた人間関係という結果が残ります。それが、波が去ったあとの抑うつの時期に本人へ返ってきます。良い状態とは言えません。

Q. 双極性障害は治りますか?

A. 波を小さく保ち、安定した生活を続けることが治療の目標です。日本うつ病学会の解説では、エピソードが一度で終わることはめったにないとされています。最初の再発までは5年ほど間があくものの、放置すると間隔が縮みます。逆に言えば、治療を続ければ再発を防げます。仕事や生活を続けている方は大勢います。

Q. 家族が受診を嫌がります。どうすればよいですか?

A. 躁や軽躁のときは「自分は病気ではない」と考えるため、説得は届きにくいものです。無理に連れて来ると、その後の治療を拒むことにもつながります。まずはご家族だけで医療機関にご相談ください。関わり方や、受診につなげる手順を一緒に考えられます。

まとめ

双極性障害の症状は、躁・軽躁エピソードと抑うつエピソードの繰り返しです。要点を整理します。

  • 躁は1週間以上・軽躁は4日以上続き、抑うつと交代しながら波を作る
  • 抑うつで過ごす期間のほうが長く、活動的な人が急に引きこもって見える
  • I型とII型を分けるのは躁エピソードの有無。II型は軽躁が見逃されやすい
  • うつ病と最初に診断された人の5〜10人に1人が、最終的に双極症と判明する
  • 抗うつ薬のみの使用は躁転の危険があり、気分安定薬と抗精神病薬が治療の柱
  • 回復後も少なくとも半年以上は服薬を続け、再発を防ぐことが治療の中心

うつの治療が続いているのに波が引かない。あるいは、家族の変化が気にかかる。そうしたときは、一度ご相談ください。過去の「元気すぎた時期」を一緒に振り返るところから始めます。

ヒロクリニック心療内科(川口院・池袋駅前院)は、川口駅から徒歩3分。お電話は048-430-7000で承ります。

参考にした資料

  • 日本うつ病学会 双極症委員会「双極症とつきあうために Ver.11」(2024年1月16日)PDF
  • 日本精神神経学会「加藤忠史先生に『双極性障害』を訊く」解説ページ
  • 国立精神・神経医療研究センター こころの情報サイト「双極性障害(躁うつ病)」解説ページ
  • 厚生労働省「まもろうよ こころ」相談窓口一覧

監修:ヒロクリニック心療内科 統括院長 岡 博史(医師・医学博士)
発行:ヒロクリニック心療内科編集部

医師監修 監修日:2020年9月8日

佐々木先生 (ささき)

医師・医学博士 ヒロクリニック医師

略歴

  • 2008年 佐賀大学卒業
  • 2019年 ヒロクリニック心療内科

資格・所属

  • 日本精神神経学会専門医
  • 日本精神神経学会指導医
  • 精神保健指定医

この記事は、ヒロクリニック心療内科の編集・監修体制にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。