出生後DNA親族鑑定
祖父母と孫、おじ・おばと甥・姪など
親族どうしの血縁を
DNAで調べます
このページの要点
料金
| 出生後親族鑑定 | 料金(税込) |
|---|---|
| 2名分 | 98,000円 |
※3名以上で調べたい場合や、裁判所への提出・戸籍の訂正など法的な手続きに使う場合(本人確認と立ち会い採取による法的鑑定)の料金は、お電話でお問い合わせください。
※ほかの鑑定の料金は料金についてをご覧ください。
検査の流れ
- お申し込みオンラインショップまたはお電話でお申し込みください。オンラインでご購入の場合は、そのあとお電話でご来院の日時をご予約ください。続柄で検査できるか迷う場合は、先にお電話でご相談ください。
- ご来院・採取本人確認のうえ、頬粘膜からDNAを採取します(採取時の動画撮影あり)。
- 検査所で解析検体を同意書とあわせて東京衛生検査所へ送ります。
- 結果をメールで結果をメールでお送りします。法的鑑定のときは、あとから医師の自筆サイン入りの証明書を郵送します。
親族鑑定でわかること
- POINT 1
父方の血縁をたどる
Y染色体は父から息子へほぼそのまま受け継がれるため、男性どうしの父方の血縁を調べられます。
- POINT 2
続柄で検査できるかが決まる
検査できるかどうかは、被検者の性別と続柄によって変わります。下の「可否チェック」でご確認ください。
- POINT 3
母方の血縁をたどる
ミトコンドリアDNA(mtDNA)は母親から子どもへ受け継がれるため、男女を問わず母方の血縁(母と子、同じ母をもつ兄弟姉妹、母方の祖母と孫など)を調べられます。
- POINT 4
法的な手続きにも
厳格な本人確認と立ち会い採取による法的鑑定もご相談いただけます。
こんな方に
- 父親が亡くなっている、または協力が得られないため、父方の祖父やおじと、孫・甥(男性)の血縁を確かめたい
- 母方の祖母やおじ・おばと、孫・甥・姪の血縁を確かめたい(男女とも)
- 離れて暮らしてきた親族と、同じ家系かどうかを確かめたい
- 相続などの手続きの前に、血縁を確認しておきたい(手続きに使う場合は法的鑑定をご案内します)
調べられる続柄の早見表
| 調べたい組み合わせ | 使う検査 | 可否 |
|---|---|---|
| 父方の祖父と孫(男性) | Y染色体STR | できます |
| 父方のおじと甥 | Y染色体STR | できます |
| 父親が同じ兄弟(男性どうし) | Y染色体STR | できます |
| 母と子(息子・娘とも) | mtDNA | できます |
| 母親が同じ兄弟姉妹(男女とも) | mtDNA | できます |
| 母方の祖母と孫(男女とも) | mtDNA | できます |
| 母方のおじ・おばと甥・姪(男女とも) | mtDNA | できます |
| 父方の祖父と孫(女性)/父方のおじと姪 | ― | できません |
| 父方の祖母と孫/父方のおばと甥・姪 | ― | できません |
※Y染色体は男性だけがもち、父から息子へ受け継がれます。mtDNAは母から子へ(男女とも)受け継がれます。父方の女性の親族とは、どちらの方法でも共通の部分をたどれないため、この検査では調べられません。
※性別と続柄から検査できるかを確かめられる「可否チェック」も、このページの後半にあります。迷う場合はお電話でご相談ください。
結果の見方と注意点
同じ家系かどうかがわかります
Y染色体やmtDNAは、同じ父系・母系の家系の人どうしで同じ型になります。型を比べることで、同じ家系に属するかどうかを確かめます。
「誰が親か」までは区別できません
たとえば父親とその兄弟は、同じY染色体の型をもちます。親族鑑定でわかるのは「同じ家系かどうか」で、そのうちの誰が父親かまでは区別できません。親子関係そのものを確かめたい場合は出生後親子鑑定をご案内します。
型が違う場合
型が異なれば、同じ父系・母系の家系ではないと考えられます。ただし、世代の間でごくまれに変異が起こることがあります。
兄弟姉妹どうしなら兄弟鑑定も
兄弟姉妹の関係を確かめたい場合は、両親の一方が同じか両方が同じかを調べる出生後兄弟鑑定もあります。
よくあるご質問
- 女性でも受けられますか?
- はい。mtDNA検査で、母方の血縁(母と子、母親が同じ兄弟姉妹、母方の祖母と孫など)を調べられます。女性はY染色体をもたないため、父方の血縁は調べられません。
- 自宅でキットを使って採取できますか?
- 親族鑑定は、ヒロクリニックにご来院いただき、本人確認と採取時の動画撮影を行ったうえで、ほおの粘膜を綿棒で採取します。痛みはありません。
- 料金はいくらですか?
- 2名分で98,000円(税込)です。オンラインショップからもお申し込みいただけます。3名以上の場合や法的鑑定の料金は、お電話でお問い合わせください。
- 結果はどのように届きますか?
- メールでお送りします。法的鑑定のときは、あとから医師の自筆サイン入りの証明書を郵送します。
- 髪の毛など、ほおの粘膜以外の検体は使えますか?
- 髪の毛などの特殊な検体を使いたい場合は、事前にお電話でご相談ください。
- 人種やルーツ(祖先)も調べられますか?
- いいえ。当院で承っているのは、親子・兄弟姉妹・親族といった血縁関係の鑑定のみです。
関連ページ
検査できる続柄かどうか、まずはお気軽にご相談ください。
くわしい内容は、このあとでご説明します。
出生後親族鑑定について詳しく
親族関係とDNAの遺伝
親族関係の確認は、これまで戸籍や出生証明書などの書類に頼って行われてきましたが、現代ではDNAを用いて血縁関係を直接確認することが可能です。
当院では、親族間のつながりを科学的に明らかにするために、目的や関係性に応じた複数の遺伝子検査を提供しています。
ミトコンドリアDNA検査
ミトコンドリアDNA(mtDNA)検査は、母系の親族関係の確認を目的とした検査です。
mtDNAは母親からすべての子どもに受け継がれるため、以下のような関係の確認に適しています。
- 母と子
- 同じ母を持つ兄弟姉妹
- 祖母と孫(母方)
この検査では、一般的な親子鑑定で使用されるSTR分析とは異なり、ミトコンドリアの塩基配列を比較する手法を採用しています。
ただし、検体の採取方法は同様で、口腔内スワブ(頬の内側を綿棒でこする)による簡便かつ無痛の方法で行います。
Y染色体のSTR検査
Y染色体は父から息子へと受け継がれていくもので、男性だけが持っています。他の染色体のように「対になる同じような染色体(相同染色体; homologous chromosome)」がなく、そのため、遺伝子の組み換えは主にY染色体の中だけで起こります。
こうした特徴があるため、Y染色体は世代を超えて、父親から息子へと大きく変わることなく受け継がれていきます(もちろん、長い年月の間に少しずつ変異が起こることはあります)。このY染色体の中にある「マイクロサテライト(STR; Short Tandem Repeat:短い繰り返し配列)」や「一塩基多型(SNP; Single Nucleotide Polymorphism)」といった遺伝的な違いを分析することで、家系や系統をたどる手がかりにすることができるんです。
親族関係別DNA継承パターン図
色がついている箇所が検査できます。


NIPPT 親族鑑定 可否チェックシステム
被検査者の性別を選択してください
NIPPT 親族鑑定 可否チェックシステム
被検査者との続柄を選択してください
結果
性別によるDNAの違い
| 性別 | 遺伝するDNA |
|---|---|
| 男性 | 常染色体DNA・Y染色体DNA・mtDNA |
| 女性 | 常染色体DNA・mtDNA(Y染色体はなし) |
鑑定をする本人が男性の場合、Y染色体DNAは男性にのみ存在するため、父系の血縁関係も広く調べることが出来ます。
ミトコンドリアDNAは男女問わず解析可能で、女性に関しても表の色がついている箇所が検査可能です。
検査の流れ
ヒロクリニックに来院後、頬粘膜からDNAを採取。
採取の前に本人確認、採取時の動画の撮影を行います。

検体を同意書とともに東京衛生検査所に送付。
結果はメールにて返信いたします。法的鑑定時にのみ、後にドクターの自筆のサインが付いた紙の証明書を送ります。

法的手続きへの対応
裁判所提出や戸籍訂正など、法的手続きでの使用を想定される場合は、厳格な本人確認と立会採取による法的鑑定サービスをご案内しております。クリニックにお問い合わせください。
価格について
| 通常価格(税込) | |
|---|---|
| 2名分 | 98,000円(税込) |
略歴
- 1996年 慶應義塾大学医学部 卒業
- 2004年 慶應義塾大学 医学博士号 取得
- 2005年 慶應義塾大学 皮膚科学教室 助手
- 2008年 ヒロ皮フ形成クリニック 開業
- 2009年 医療法人社団福美会 理事長
- 2015年 医療法人社団福美会 理事
資格・所属
- CAPラボディレクター
- 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
- 日本医師会 産業医
- 東京衛生検査所 指導監督医
この記事は、 ヒロクリニックNIPPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。
堤 修一 (つつみ しゅういち)
医師・医学博士 / ヒロクリニック博多駅前院 院長
略歴
- 1993年 東京大学医学部医学科 卒業
- 2016〜2019年 東京大学先端科学技術研究センター 准教授
発信・関連リンク
この記事は、 ヒロクリニックNIPPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。





