妊娠中にできる検査スケジュール(出生前親子鑑定を含む)

親子鑑定 NIPPT DNA鑑定 検査 妊娠中 スケジュール

妊娠が分かってから出生前親子鑑定を受けるまでは、週数ごとにできることを整理しておくとスムーズに準備が進みます。出生前親子鑑定(NIPPT)は妊娠6週から受けられますが、体調やほかの検査との兼ね合いもあるため、早めに流れを把握しておくことが大切です。この記事では、妊娠初期から検査実施後までのタイムスケジュールに加え、予約前の準備や全国のクリニックで検査を受ける際の流れまで解説します。

この記事でわかること

  • 妊娠週数ごとに受けられる検査の一覧
  • 出生前親子鑑定(NIPPT)を受けるまでの流れ
  • 検査実施から結果を受け取るまでの期間の目安
  • 結果を受け取った後に検討すべきこと

妊娠6週からできる親子鑑定
周りにバレずにこっそり判定

妊娠週数ごとに受けられる検査の一覧

NIPPT(出生前親子鑑定)とNIPT(新型出生前検査)は、いずれも妊娠6週以降に採血で受けられる検査です。まずは、妊娠週数ごとにどの検査が受けられるかを一覧で確認しましょう。

妊娠週数NIPPT(出生前親子鑑定)NIPT(新型出生前検査)羊水検査
妊娠4〜5週準備・情報収集の期間準備・情報収集の期間準備・情報収集の期間
妊娠6週〜検査可能検査可能妊娠15週以降が目安
妊娠15週〜21週検査可能検査可能検査可能
妊娠22週以降検査可能検査可能実施できる時期は医療機関にご確認ください
NIPPT:出生前親子鑑定、NIPT:新型出生前検査(染色体スクリーニング)。時期の目安であり、実際の可否は必ず医療機関にご確認ください。

妊娠中は他にも週数によって受けられる検査があります。全体像を比較したい方は、妊娠中にできる遺伝子検査一覧|5種類を比較もご覧ください。

妊娠6週からできる親子鑑定
周りにバレずにこっそり判定

妊娠初期(妊娠4〜6週未満)にしておきたいこと

妊娠初期は、検査そのものよりも情報収集と準備を進める時期です。この時期にできる準備を整理しておくと、6週以降の検査がスムーズに進みます。

  • 妊娠週数の確認:産婦人科での診察を受け、正確な妊娠週数を把握します。NIPPTの申し込み時にも週数の確認が必要です。
  • 親子鑑定の必要性の整理:父親を特定する必要があると判断した場合は、私的鑑定・法的鑑定のどちらが必要かを早めに整理しておきましょう。
  • 検査機関のリサーチと予約ヒロクリニックであればインターネットから予約が可能です。妊娠6週になった時点ですぐに採血できるよう、事前に予約しておくと安心です。

この時期は、体調の変化が大きい方も少なくありません。つわりが重い場合は、無理に予定を詰め込まず、体調が落ち着くタイミングも視野に入れておくとよいでしょう。NIPPTは妊娠6週から一定の期間受けられる検査のため、数日〜1週間程度前後しても検査自体を諦める必要はありません。

妊娠6週以降:出生前親子鑑定(NIPPT)が可能に

妊娠6週以降は、母体の血液から胎児のDNAを一定量検出できるようになるため、NIPPTを受けられます。母体や胎児への身体的な負担が少ない非侵襲的な方法のため、この時期からの検査が一般的です。

  • カウンセリングと申し込み:検査の流れや結果の意味、法的な位置づけについて説明を受けます。父親候補の方の同意も必要です。
  • サンプル採取:母親は血液、父親候補の方は口腔粘膜などのサンプルを採取します。ヒロクリニックでは全国のクリニックで採血に対応しています。

私的鑑定と法的鑑定で準備が変わる点

ご自身の確認のための私的鑑定であれば、サンプル採取の方法は比較的柔軟です。一方、裁判所への提出や認知手続きなど法的な用途で使う予定がある場合は、本人確認や検体採取の方法に、より厳格な手順が求められます。あとから法的鑑定が必要だと分かって取り直しになるケースもあるため、少しでも法的な手続きに使う可能性がある方は、申し込みの時点で法的鑑定を選んでおくと安心です。

妊娠6週からできる親子鑑定
周りにバレずにこっそり判定

検査を予約する前に確認しておきたいこと

NIPPTの予約前には、書類・同意・スケジュールの3点を確認しておくとスムーズです。いずれも当日になって慌てないよう、妊娠初期のうちに準備しておくことをおすすめします。

  • 本人確認書類:母親・父親候補の方、いずれも本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)が必要です。法的鑑定の場合は特に厳格に確認されます。
  • 父親候補の方の同意:NIPPTは父親候補の方の同意が前提となる検査です。事前に検査を受ける目的や流れを共有し、同意を得ておいてください。
  • 採血予定日の調整:母親・父親候補の方それぞれの来院日程を早めに調整しておくと、妊娠6週になった直後から検査を始めやすくなります。

父親候補の方が遠方にお住まいの場合でも、ヒロクリニックは全国のクリニックで採血に対応しているため、それぞれ最寄りの院で採血を受けていただくことができます。事前に日程だけすり合わせておけば、離れて暮らすご夫婦・カップルでも進めやすい検査です。

里帰り出産中の方からも、里帰り先の近くで採血できるかというご質問をよくいただきます。ヒロクリニックは全国に院を展開しているため、里帰り先の最寄り院で採血を受け、母体は里帰り先の産婦人科で妊婦健診を続けるという進め方も可能です。

妊娠6週からできる親子鑑定
周りにバレずにこっそり判定

全国のクリニックで検査を受ける場合の流れ

ヒロクリニックのNIPPTは、全国の提携クリニックで採血し、自社ラボ「東京衛生検査所」で一括して解析する仕組みです。採血は最寄りのクリニックで完結するため、遠方から検査を検討している方でも通いやすいのが特徴です。

ステップ内容
1. お問い合わせ・予約インターネットから希望のクリニック・日程を選んで予約します。
2. カウンセリング検査の流れ・結果の見方・法的な位置づけについて説明を受けます。
3. 採血・検体採取母親は血液、父親候補の方は口腔粘膜等を最寄りのクリニックで採取します。
4. ラボでの解析採取した検体は東京衛生検査所へ配送され、次世代シーケンサーで解析されます。
5. 結果報告通常10日程度でメールにより結果が報告されます。法的鑑定は書面も郵送されます。
日数はあくまで目安です。検体の状態や週数によって前後する場合があります。

検体はバーコードで管理され、医療機関からラボへ直接配送されるため、取り違えや紛失のリスクを抑える体制が取られています。全自動の検査システムによって、ヒューマンエラーを防ぎながら迅速な結果報告を実現しています。

東京衛生検査所は、次世代シーケンサーを5台備えた遺伝子専門の検査所で、CAP認定・ISO9001を取得しています。検査には「MiSeq FGx System」という機器を使用し、STR法により52箇所のマーカーを分析することで、高い精度での判定を実現しています。専属医師の管理下で運用されているため、精度と体制の両面で安心して任せられる検査です。

検査実施から結果を受け取るまで

採血後は自社ラボでの解析に進み、ヒロクリニックの場合は結果が通常10日程度でメールにより報告されます。検査機関によって期間は異なるため、申し込み前に目安の日数を確認しておくとよいでしょう。

結果を受け取ったら、医師から説明を受け、内容を正確に理解することが大切です。数値の意味に不安がある場合は、遠慮なく質問してください。

妊娠中は他の検査や通院も重なりやすい時期です。NIPPTの結果待ちの期間中も、通常の妊婦健診は並行して受けてください。親子鑑定の結果を待つことと、母体・胎児の健康管理は別々に進める必要があります。

結果を受け取った後の対応

結果を受け取ったあとは、内容に応じてその後の対応を考える段階に入ります。ご自身やご家族にとって重要な判断につながるため、落ち着いて情報を整理しましょう。

  • 父子関係が確認できた場合:認知や養育に関する手続きが必要になることがあります。行政や弁護士など専門家への相談を検討してください。
  • 今後の方針を検討する場合:結果を踏まえてどのような選択をするかは、ご自身とパートナー、ご家族にとって重要な判断です。産婦人科医やカウンセラーに相談しながら、落ち着いて考える時間を持つことをおすすめします。

私自身、結果を受け取った後の対応について相談を受けることがありますが、結果そのものと同じくらい「その後どう向き合うか」を丁寧にお話しすることを大切にしています。妊娠中の決断は時間的な制約を伴うことも多いため、一人で抱え込まず、早めに専門家へ相談していただきたいと思います。

結果の受け止め方は人それぞれで、正解が一つだけ決まっているわけではありません。パートナーやご家族と時間をかけて話し合いながら、ご自身にとって納得できる進め方を選んでいただければと思います。

なお、人工妊娠中絶については母体保護法により実施できる時期に法的な制限があり、母体への負担も考慮する必要があるため、検討されている場合は自己判断せず、必ず産婦人科の主治医に妊娠週数と選択肢を確認してください。

妊娠6週からできる親子鑑定
周りにバレずにこっそり判定

検査スケジュールに関するよくある質問

検査スケジュールや予約前の準備について、患者様から寄せられることが多いご質問をまとめました。あわせてご確認ください。

NIPPTは妊娠何週から受けられますか?

妊娠6週以降から受けられます。母体の血液から胎児のDNAを一定量検出できるようになる時期を目安としています。

結果が出るまでどのくらいかかりますか?

ヒロクリニックの場合、通常10日程度でメールにより結果が報告されます。検査機関によって期間は異なるため、事前に確認することをおすすめします。

父親候補の方は、来院しないと検査できませんか?

父親候補の方のサンプル(口腔粘膜など)が必要です。来院方法や採取方法については、検査機関にご確認ください。

つわりで体調が悪い時期でも採血できますか?

体調によっては採血が難しい場合があります。無理のないタイミングで受けられるよう、体調について事前にクリニックへご相談ください。

検査を受けるタイミングに迷ったらどうすればよいですか?

週数や目的によって適切なタイミングは異なります。判断に迷う場合の考え方は、DNA出生前親子鑑定|受けるタイミングの判断基準で解説していますので、あわせてご覧ください。

父親候補の方と母親が別々のクリニックで採血することはできますか?

はい、可能です。ヒロクリニックは全国のクリニックで採血に対応しているため、母親と父親候補の方がそれぞれ最寄りの院で採血を受けていただけます。事前に日程を調整のうえご予約ください。

予約前に準備しておくものはありますか?

母親・父親候補の方双方の本人確認書類をご準備ください。また、NIPPTは父親候補の方の同意が前提となるため、事前に検査の目的や流れを共有し、同意を得ておいてください。

妊婦健診と同じ日にNIPPTの採血を受けることはできますか?

クリニックによって対応は異なりますが、体調に問題がなければ同じ日に受けていただくことも可能です。ご心配な場合は、予約の際にスケジュールについてご相談ください。

検体はどのように検査所へ届けられますか?

各クリニックで採取した検体は、バーコードで管理したうえで医療機関から自社ラボ「東京衛生検査所」へ直接配送されます。取り違えや紛失を防ぐ体制のもとで運用されています。

まとめ

出生前親子鑑定(NIPPT)は妊娠6週以降に受けられ、ヒロクリニックの場合は結果が通常10日程度で届きます。妊娠初期のうちに検査機関を調べて予約しておくことで、6週になった時点からスムーズに検査を進められます。

結果を受け取った後の対応は、ご自身やご家族にとって重要な判断になります。焦って一人で決めず、医師や専門家に相談しながら進めてください。

NIPPTは全国のクリニックで採血に対応しているため、遠方にお住まいの方や、父親候補の方と離れて暮らしているご夫婦・カップルでも進めやすい検査です。スケジュールに迷ったときは、一人で抱え込まずクリニックへご相談ください。

妊娠6週からできる親子鑑定
周りにバレずにこっそり判定

ヒロクリニックでのDNA出生前親子鑑定

ヒロクリニックDNA出生前親子鑑定NIPPT)は、全国のヒロクリニック直営クリニックでご利用いただけます。この検査は妊娠6週0日から提供され、1回の来院で検査が完了するため、必要な時間と労力を最小限に抑えることができます。自社ラボ「東京衛生検査所」(CAP認定・ISO9001取得)による検査ですので、安心してお受けいただけます。ただし、ご夫婦そろっての受診をお願いしています。そうすることで、より正確な検査結果を得ることができます。ご興味のある方は、こちらをクリックしてご予約いただくか、お問い合わせください。※料金・再検査対応の詳細は公式料金ページでご確認ください。

妊娠6週からできる親子鑑定
周りにバレずにこっそり判定

医師監修 監修日:2024年9月4日

岡 博史 (おか ひろし)

医師・医学博士 ヒロクリニック統括院長

YouTubeチャンネルなどを通じて、遺伝子やNIPT(新型出生前診断)についてわかりやすく発信しています。

略歴

  • 1996年 慶應義塾大学医学部 卒業
  • 2004年 慶應義塾大学 医学博士号 取得
  • 2005年 慶應義塾大学 皮膚科学教室 助手
  • 2008年 ヒロ皮フ形成クリニック 開業
  • 2009年 医療法人社団福美会 理事長
  • 2015年 医療法人社団福美会 理事

資格・所属

  • CAPラボディレクター
  • 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
  • 日本医師会 産業医
  • 東京衛生検査所 指導監督医

この記事は、 ヒロクリニックNIPPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

医師監修 監修日:2024年9月4日

堤 修一 (つつみ しゅういち)

医師・医学博士 ヒロクリニック博多駅前院 院長

略歴

  • 1993年 東京大学医学部医学科 卒業
  • 2016〜2019年 東京大学先端科学技術研究センター 准教授

発信・関連リンク

この記事は、 ヒロクリニックNIPPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

参考文献

  1. Lo YM, Corbetta N, Chamberlain PF, Rai V, Sargent IL, Redman CW, Wainscoat JS. Presence of fetal DNA in maternal plasma and serum. Lancet. 1997 Aug 16;350(9076):485-7.
  2. Strom CM, Anderson B, Tsao D, et al. Establishment of a single nucleotide polymorphism-based non-invasive prenatal paternity test. Prenat Diagn. 2014 Oct;34(10):974-81.
  3. Wright CF, Burton H. The use of cell-free fetal DNA in maternal plasma for non-invasive prenatal diagnosis. Hum Reprod Update. 2009 Jan-Feb;15(1):139-51.

記事の監修者