出生前親子鑑定の申込者について

NIPPT 出生前親子鑑定の申込書について

出生前親子鑑定は、妊娠中の女性だけでなく、パートナーとなる男性からの申し込みも一定数寄せられています。申し込みのきっかけは人によってさまざまで、法的な事情から心理的な不安まで幅があります。この記事では、どのような状況で申し込みに至ることが多いのかを、具体的な場面ごとに整理します。

妊娠6週からできる親子鑑定
周りにバレずにこっそり判定

この記事でわかること

申込者に多い3つの状況

男性が申し込む理由

女性が申し込む理由

申込内容によって選ばれる鑑定の種類

申込者に多い3つの状況

ヒロクリニックへのお問い合わせを踏まえると、申し込みのきっかけは大きく3つの状況に分けられます。

パートナー以外との関係の可能性がある場合

妊娠時期の前後にパートナー以外との関係があり、父親が誰であるか確信が持てないという状況です。出産後ではなく、妊娠中に確認したいというニーズから、出生前親子鑑定が選ばれます。

離婚・不倫・相続など法的手続きに関わる場合

離婚調停や不貞行為をめぐる話し合い、相続や不動産の名義に関する手続きの中で、親子関係の証明が必要になるケースです。この場合は、裁判所や役所への提出を想定した法的鑑定が選ばれることが多くなります。

出産後の兄弟鑑定や親族鑑定を見据えている場合

出生前に父子関係を確認しておき、出産後に兄弟鑑定などの親族鑑定につなげたいという相談もあります。将来的な相続や親族関係の整理を見据えたケースです。

男性が申し込む理由

男性からの申し込みには、次のような理由がよく見られます。

法的責任を早期に確定したいという理由では、養育費の支払い義務など父親としての責任範囲を、出産前に明確にしておきたいという考えがあります。心理的な安定を得たいという理由では、自分が実父かどうかを早く知ることで、今後の生活設計を立てやすくなるという声もあります。

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女性が申し込む理由

女性からの申し込みでは、パートナーとの関係を明確にしたうえで、出産後の生活設計や家族関係を整理したいという理由が中心です。妊娠中絶を検討する際の判断材料として、事後的に父子関係を確認したいという相談が寄せられることもあります。

いずれの場合も、検査を進めるかどうかはご本人の意思が前提です。無理に急がず、まずは状況を整理することをおすすめします。

申込内容によって選ばれる鑑定の種類

申し込みのきっかけによって、選ばれる鑑定の種類にも傾向があります。

申込のきっかけ 選ばれやすい鑑定 目的
パートナー以外との関係の可能性 私的鑑定 個人的に事実関係を確認したい
離婚・相続などの法的手続き 法的鑑定 裁判所・役所への提出
出産後の親族鑑定を見据える 私的鑑定または法的鑑定 将来の相続・親族関係の整理

どちらを選べばよいか迷う場合は、DNA鑑定の費用(私的、法的鑑定の比較)を参考にしたうえで、クリニックにご相談ください。年齢層や収入といった属性による申込者像は出生前親子鑑定はどのような人が受けているかで取り上げています。

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よくある質問

男性からの申し込みはどのくらいありますか。

男性からの申し込みも一定数寄せられていますが、正確な割合を示す公的な統計はありません。この記事では、実際によく見られる状況を紹介しています。

パートナーに内緒で申し込むことはできますか。

母体血液の採取はご本人の意思で進められますが、父親候補のDNA検体には本人の同意が必要です。進め方に迷う場合はご相談ください。

私的鑑定と法的鑑定はどちらを選べばよいですか。

個人的に事実関係を確認したい場合は私的鑑定、裁判所や役所の手続きに使う予定がある場合は法的鑑定を選ぶのが一般的です。

出産後に親族鑑定を追加することはできますか。

可能です。出生前の結果と合わせて、出産後の兄弟鑑定など親族鑑定につなげるご相談も受け付けています。

中絶を検討している場合でも相談できますか。

ご相談いただけます。ご本人の状況に配慮しながら、必要な検査方法をご案内しています。

まとめ

出生前親子鑑定の申し込みは、パートナー以外との関係の可能性、離婚や相続などの法的手続き、出産後の親族鑑定を見据えたケースなど、状況によってきっかけが異なります。男性・女性どちらからの申し込みも珍しくありません。

ご自身の状況にどの鑑定が合うか迷ったときは、一人で抱え込まずクリニックにご相談ください。

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医師監修 監修日:2024年9月21日

岡 博史 (おか ひろし)

医師・医学博士 ヒロクリニック統括院長

YouTubeチャンネルなどを通じて、遺伝子やNIPT(新型出生前診断)についてわかりやすく発信しています。

略歴

  • 1996年 慶應義塾大学医学部 卒業
  • 2004年 慶應義塾大学 医学博士号 取得
  • 2005年 慶應義塾大学 皮膚科学教室 助手
  • 2008年 ヒロ皮フ形成クリニック 開業
  • 2009年 医療法人社団福美会 理事長
  • 2015年 医療法人社団福美会 理事

資格・所属

  • CAPラボディレクター
  • 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
  • 日本医師会 産業医
  • 東京衛生検査所 指導監督医

この記事は、 ヒロクリニックNIPPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

医師監修 監修日:2024年9月21日

堤 修一 (つつみ しゅういち)

医師・医学博士 ヒロクリニック博多駅前院 院長

略歴

  • 1993年 東京大学医学部医学科 卒業
  • 2016〜2019年 東京大学先端科学技術研究センター 准教授

発信・関連リンク

この記事は、 ヒロクリニックNIPPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

参考文献

  1. Lo YM, Corbetta N, Chamberlain PF, Rai V, Sargent IL, Redman CW, et al. Presence of fetal DNA in maternal plasma and serum. Lancet. 1997 Aug 16;350(9076):485-7.
  2. Bianchi DW, Parker RL, Wentworth J, Madankumar R, Saffer C, Das AF, et al. DNA sequencing versus standard prenatal aneuploidy screening. N Engl J Med. 2014 Feb 27;370(9):799-808.
  3. Norton ME, Jacobsson B, Swamy GK, Laurent LC, Ranzini AC, Brar H, et al. Cell-free DNA analysis for noninvasive examination of trisomy. N Engl J Med. 2015 Apr 23;372(17):1589-97.

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