され妻とDNA親子鑑定

抱っこしてもらいはしゃぐ姉妹

この記事の概要

「され妻」とは、一般的に夫から不誠実な行為(例えば不倫や暴力など)をされた妻のことを指します。この状況で「親子鑑定」という言葉が出てくる場合、通常は以下のような文脈が考えられます。

「され妻」とは、配偶者に不倫や浮気をされた妻を指すインターネット上の言葉です。この言葉とあわせて「DNA親子鑑定」が話題になることがあります。この記事では、どのような場面で親子鑑定が検討されるのか、そして検討する前に知っておきたいことを、落ち着いたトーンで整理します。

出産前に父子関係を確認できる検査
法的鑑定もできる

この記事でわかること

「され妻」という言葉の意味

親子鑑定が話題になる一般的な場面

検討する前に知っておきたいこと

「され妻」とは

「され妻(されづま)」は、配偶者に浮気や不倫を「され」た「妻」を短くしたインターネット上の俗語です。SNSやブログを中心に広まり、当事者同士が経験を共有したり、気持ちを整理したりする言葉として使われています。

関連する言葉として、浮気をした側を指す「シタ夫」「シタ妻」、浮気をされた夫を指す「サレ夫」もあります。これらはあくまで俗称であり、法律上の用語ではありません。この記事でも、状況を説明するための一般的な呼び方として使用しています。

親子鑑定が話題になる一般的な場面

「され妻」という状況の中で、DNA親子鑑定が話題になる場面には、いくつかの傾向があります。どのケースにも共通するのは、事実を確かめたいという気持ちが背景にあるという点です。個々の事情は一人ひとり異なるため、以下はあくまで一般的な傾向として紹介します。

夫側が疑いを持つ場合

妻の不倫が発覚した際に、夫が「この子は自分の子どもだろうか」という疑いを持ち、親子鑑定を求めるケースがあります。長年の疑念を解消したいという気持ちから検討に至ることが多いようです。

妻自身が確認したいと考える場合

妻自身が、子どもの父親について確信を持てず、自分の気持ちを整理するために検査を検討することもあります。誰にも相談できないまま一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。

離婚や養育費の話し合いに関わる場合

離婚協議や養育費の取り決めの中で、法律上の親子関係を明確にする必要が生じることもあります。この場合は、家庭内の確認にとどまらず、法的な手続きを見据えた対応が必要になります。

出産前に父子関係を確認できる検査
法的鑑定もできる

寄り添うカップル

検討する前に知っておきたいこと

親子鑑定を検討する場合、結果の使い道によって選ぶべき検査が異なります。まずは、家庭内で確認したいだけなのか、法的な手続きにも使う可能性があるのかを整理してください。

  • 私的鑑定:自宅で検体を採取できる、家庭内での確認向けの鑑定です。法的な証明力はありません。
  • 法的鑑定:検査医が本人確認をしたうえで採取し、裁判所や役所に提出できる鑑定書が発行されます。離婚協議や養育費の取り決めで使う可能性がある場合は、こちらを選んでください。

私的鑑定の結果は、あとから法的鑑定として提出し直すことができません。将来的に法的な手続きで使う可能性が少しでもあるなら、申し込み前に用途を明確にしておくことをおすすめします。詳しい違いはDNA鑑定の費用(私的、法的鑑定の比較)で解説しています。

また、DNA鑑定は生物学的な親子関係を明らかにする検査であり、不倫や浮気の事実そのものを直接証明する検査ではありません。この点は、DNA鑑定でわかること|浮気と父親確認の違いでも詳しく説明しています。

気持ちの整理も大切に

結果を知ることで、疑念が晴れることもあれば、新たな事実と向き合うことになる場合もあります。どちらの結果であっても、それまでの気持ちを一人で抱え込まないことが大切です。

統括院長の岡は「結果を待つ間、気持ちが不安定になるとお話しされる方は少なくありません。結果を知ることがゴールではなく、そこからどう向き合っていくかのほうが大切だとお伝えするようにしています」と、来院者と接する中で意識していることを話しています。

信頼できる家族や友人、あるいはカウンセラーや弁護士など専門家に話を聞いてもらうことも、気持ちを整理する助けになります。ヒロクリニックでは検査そのものに関するご相談は承っていますが、離婚協議や慰謝料請求などの法的な手続きについては、弁護士など専門家にご相談ください。

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よくある質問

DNA親子鑑定だけで浮気の事実を証明できますか。

できません。DNA鑑定でわかるのは生物学的な親子関係の有無であり、浮気や不貞行為そのものを直接証明する検査ではありません。

配偶者に知られずに検査を進められますか。

私的鑑定であれば、自宅で検体を採取して手続きを進められます。ただし、対象者本人の同意を得ずに検体を採取・分析することは、プライバシー侵害などの法的な問題につながる可能性があるため注意してください。

結果を裁判の証拠として使いたい場合はどうすればよいですか。

私的鑑定では証明力がありません。裁判所や行政手続きに提出する場合は、検査医が本人確認をしたうえで採取する法的鑑定を選んでください。

結果を知るのが怖い場合、どう考えればよいですか。

不安を感じるのは自然なことです。一人で抱え込まず、信頼できる人やカウンセラーに気持ちを話しておくと、結果を受け止めやすくなります。検査を急ぐ必要はなく、心の準備ができてから進めても構いません。

妊娠中でも親子鑑定はできますか。

できます。出生前DNA鑑定(NIPPT)であれば、妊娠6週0日から母体の採血のみで検査でき、母体・胎児への負担はありません。

まとめ

「され妻」という状況の中で親子鑑定が話題になる背景には、事実を確かめて気持ちに区切りをつけたいという思いがあります。結果の使い道が決まっている場合は、私的鑑定と法的鑑定のどちらが必要かを事前に整理してください。

結果を受け止めるまでの気持ちは、一人で抱え込まず、信頼できる人や専門家に相談しながら進めてください。ヒロクリニックでは、検査に関するご相談を秘密厳守でお受けしています。

出産前に父子関係を確認できる検査
法的鑑定もできる

医師監修 監修日:2024年11月28日

岡 博史 (おか ひろし)

医師・医学博士 ヒロクリニック統括院長

YouTubeチャンネルなどを通じて、遺伝子やNIPT(新型出生前診断)についてわかりやすく発信しています。

略歴

  • 1996年 慶應義塾大学医学部 卒業
  • 2004年 慶應義塾大学 医学博士号 取得
  • 2005年 慶應義塾大学 皮膚科学教室 助手
  • 2008年 ヒロ皮フ形成クリニック 開業
  • 2009年 医療法人社団福美会 理事長
  • 2015年 医療法人社団福美会 理事

資格・所属

  • CAPラボディレクター
  • 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
  • 日本医師会 産業医
  • 東京衛生検査所 指導監督医

この記事は、ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

記事の監修者