水いぼの治療法|川口の皮膚科医が子どもの症状を解説

ヒロクリニック水いぼ

水いぼ(伝染性軟属腫)は、免疫が発達しきっていない子どもに多く見られるウイルス性の皮膚感染症です。プールや兄弟間の接触でうつることが多く、対応に悩む保護者の方も少なくありません。

透明感のある1〜2ミリほどの小さな盛り上がりが、お子さんの体にポツポツとできる。
そんな相談で来院される保護者の方は多くいらっしゃいます。
本記事では、水いぼの原因や症状、治療の考え方、家庭での注意点までを解説します。

プールでの水いぼ感染イメージ

この記事でわかること

  • 水いぼの原因ウイルスと感染経路
  • 「様子を見る」か「摘除する」かの考え方
  • 麻酔テープを使った摘除治療の流れ
  • プールでの感染予防と家庭での注意点

水いぼ(伝染性軟属腫)とはどんな病気か

水いぼの正式名称は伝染性軟属腫といい、伝染性軟属腫ウイルス(モルスクムウイルス)による皮膚感染症です。
感染力のあるウイルスですが、健康な大人にはほとんどうつりません
一方、子どもは皮膚のバリア機能や免疫がまだ発達段階にあるため、感染しやすい傾向があります。

主な感染経路

水いぼは、皮膚と皮膚が直接触れることで感染します。
プールでのビート板やタオルの共用、兄弟姉妹・お友達どうしのスキンシップなどが、感染のきっかけになりやすいとされています。
プールの水そのものを介してうつるというより、接触した部位からうつると考えられています。

見た目の特徴とできやすい部位

水いぼは、直径1〜5ミリほどの光沢のある半球状の盛り上がりが特徴です。
中央がややへこんで見えることもあります。
脇の下・お腹・太もものつけ根など、皮膚がやわらかい部位にできやすく、掻き壊すと周囲に広がることがあります。
軽い痒みを伴うこともあり、掻いてしまうお子さんも少なくありません。

水いぼは自然に治るのか、治療すべきか

水いぼへの対応については、医療機関によって考え方が分かれることがあります。
「様子を見る」か「早めに取る」か、家庭ごとの判断も分かれるところ。

「経過観察」という考え方

水いぼは、数か月から1〜2年程度で自然に治癒することが多い疾患です。
そのため、小児科などでは「無理に取らず様子を見る」という方針が取られることもあります。
体への負担が少ない一方で、治るまでの間に掻き壊して数が増えたり、周囲にうつしてしまったりする可能性は残ります。

川口院での摘除治療という選択肢

川口院では、保護者の方のご希望や症状の広がり方に応じて、摘除による治療を行っています。
数が少ないうちに対応することで、範囲の広がりを抑えやすくなります。
「取るべきか、様子を見るべきか」に迷う場合は、診察でお子さんの状態を確認したうえで、一緒に方針を検討しましょう。

水いぼの治療方法

麻酔テープを使った摘除の流れ

川口院では、痛みへの配慮として麻酔テープを患部に約1時間貼付してから摘除を行っています。
皮膚の感覚が鈍くなった状態で、専用のピンセットを使い、一つひとつ丁寧に取り除きます。
処置の時間は水いぼの数によって異なりますが、事前の麻酔によってお子さんの負担を抑える工夫をしています。

治療後のケアと注意点

摘除した部位は、小さな出血や赤みを伴うことがありますが、通常は数日で落ち着きます
入浴やプールの可否など、処置後の生活上の注意点は診察時にご案内します。
新たに水いぼができていないか、定期的に肌の状態を確認してあげてください。

プールでの感染予防と家庭での注意点

水いぼの拡大を防ぐには、日常生活での工夫も大切です。
ポイントは、タオルの共用を避けることと爪のケア。

  • タオル・ビート板・浮き輪の共用を避ける
  • 患部を掻きむしらないよう爪を短く整える
  • 入浴時はやさしく洗い、ゴシゴシこすらない
  • プールの水自体を過度に心配する必要はないが、直接の肌の接触は控える

なお、現在は水いぼがあってもプールの利用自体を一律に禁止する対応は見直されつつあり、施設や自治体の方針によって異なります。
気になる場合は、通っている保育園・幼稚園・学校の方針もあわせて確認しておくと安心です。
水いぼの治療法については水いぼ治療:皮膚科でのケアの実際でも詳しく紹介しています。

川口院での水いぼ治療について

「これは水いぼ?それともほかの皮膚トラブル?」と迷ったときは、自己判断せず皮膚科にご相談ください。

ヒロクリニック川口院
住所:〒332-0017 埼玉県川口市栄町3-11-27 Hiro Build
アクセス:JR京浜東北線「川口駅」東口から徒歩3分
電話番号:0120-241-929
手術実績:2008年8月〜2026年6月累計21,576件

川口院では、小児慢性特定疾病指定医でもある皮膚科専門医の土屋海士郎医師が、お子さんの皮膚トラブルの診療にあたっています。
JR京浜東北線「川口駅」東口から徒歩3分と、通院しやすい立地です。
「取ったほうがいいのか迷っている」という保護者の方も、まずはお気軽にご相談ください。

水いぼに関するよくある質問(FAQ)

受診前に多く寄せられる質問をまとめました。

Q1. 水いぼは痛みがありますか?

A1. 水いぼ自体に強い痛みはなく、軽い痒みを伴うことがある程度です。
掻き壊すと炎症を起こし、赤みや痛みが出ることがあります。

Q2. 大人にもうつりますか?

A2. 免疫が発達している健康な大人にはほとんどうつりません。
ただし、肌が直接触れる機会が多い場合や、免疫の状態によってはうつることもゼロではありません。

Q3. 摘除の処置は痛くないですか?

A3. 川口院では、処置前に麻酔テープを約1時間貼付し、痛みへの配慮をしています。
お子さんの様子を見ながら、無理のない範囲で進めていきます。

Q4. 何個くらいからでも摘除できますか?

A4. 数が少ないうちの受診をおすすめしていますが、数が多い場合の対応についても診察でご相談いただけます。
お子さんの状態に応じて、無理のない治療計画を一緒に考えます。

Q5. きょうだいにうつらないようにするにはどうすればいいですか?

A5. タオルや衣類の共用を避け、患部を掻きむしらないようにすることが基本的な対策です。
入浴の順番を工夫するなど、家庭内での接触機会を減らす方法も有効です。

Q6. 保育園・幼稚園は休ませたほうがいいですか?

A6. 水いぼだけを理由に一律で登園を控える必要はないとされていますが、施設ごとの方針が異なる場合があります。
気になる場合は、通っている施設に確認しておくと安心です。

まとめ

水いぼは、免疫が発達段階にある子どもに多く見られるウイルス性の皮膚感染症です。
自然治癒を待つ方法と、早めに摘除する方法があり、どちらにも一長一短があります。
数が少ないうちの受診が、範囲の広がりを抑えるうえで役立ちます。

「これって水いぼ?」と迷ったときは、自己判断で様子を見続けず、皮膚科での診察をおすすめします。
川口院では、小児の皮膚トラブルに詳しい専門医が診療にあたっています。
気になる症状がある方は、お電話(0120-241-929)またはWebから一度ご相談ください。

本記事は、ヒロクリニック皮膚科・形成外科 川口院 皮膚科医・土屋海士郎医師の監修記事です。
土屋医師は日本皮膚科学会専門医、難病指定医、小児慢性特定疾病指定医です。
川口院・池袋駅前院にて皮膚科診療を行っています。

この記事の監修者 — 皮膚科専門医による監修

  • 岡 博史 (統括院長/医学博士)
    日本皮膚科学会 皮膚科専門医
  • 遠田 博 (池袋院 皮膚科医)
    日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 土屋 海士郎 (川口院 皮膚科医)
    日本皮膚科学会 専門医/難病指定医

本記事は当院の編集・監修体制に基づき作成しています。詳しくは編集ポリシー/監修体制をご覧ください。

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