しわには様々な種類があります。

1. 額のしわ
2. 眉間のしわ
3. 目尻のしわ
4. ほうれい線、鼻唇溝
5. 目の下のしわ、くぼみ
6. 全体的な小じわ、ちりめんじわ

1.額のしわ

年齢を重ねると、上まぶたのたるみから目の開きが悪くなり、無意識に眉を上げて大きく目を開けようとすることで、額に表情じわができます。そのような場合、ボツリヌストキシン注射により前頭筋の動きを一時的に抑えることで、しわの改善が期待される場合があります。
※注射部位に腫れ・赤み・内出血などの副作用が生じることがあります。詳細は医師にご相談ください。

ヒアルロン酸注入は、医師の判断のもとで額などに使用されることがあります。
加齢などにより深くなったしわに対して、皮膚の状態やご希望に応じて提案される場合があります。
治療の効果や持続期間には個人差があり、副作用などについては診察時に医師が説明いたします。

2.眉間のしわ

眉間のしわ眉間に深いしわがあると、険しい表情に見られがちで、良い印象を抱いてもらいにくくなってしまうことがあります。眉間にしわを寄せる癖（表情じわ）がある場合には、ボツリヌストキシン注射で眉間の筋肉の動きを一時的に抑えることで、しわの軽減が期待される場合があります。 ※注射部位に腫れ・赤み・内出血などの副作用が生じることがあります。詳細は医師にご相談ください。

ヒアルロン酸注入は、医師の診察のもとで眉間のしわなどに用いられることがあります。
しわの状態やご希望に応じて、治療方法を提案する場合があります。
治療効果や持続時間には個人差があり、リスクや副作用については診察時に医師よりご説明いたします。

3.目尻のしわ

目尻のしわは、目元の表情が豊かであるがゆえにできてしまう表情じわで、笑いじわなどといわれることもあります。
ボツリヌストキシン注射は、表情筋の動きを一時的に抑える作用があり、医師の判断のもとで目尻のしわに対して使用されることがあります。
治療内容や適応については、診察時に医師が個別に確認いたします。

4.ほうれい線、鼻唇溝

ヒアルロン酸注入は、医師の判断のもとでほうれい線や鼻唇溝の治療に用いられることがあります。
しわの状態やお肌のボリュームの変化などに応じて、医師が適切な方法を提案いたします。
治療の効果や持続時間には個人差があり、副作用やリスクについては診察時に医師よりご説明いたします。

ショッピングスレッドは、医師の診察のもとで皮下に溶ける糸を挿入する施術として行われることがあります。施術によって皮膚のハリ感やフェイスラインの変化がみられる場合がありますが、効果のあらわれ方や持続時間には個人差があります。また、施術後に腫れ・赤み・痛み・内出血などの副作用が生じることがあります。詳細は診察時に医師がご説明いたします。

5.目の下のしわ、くぼみ

目は顔全体の印象に大きく関わる部分であり、また、年齢による変化が出やすい部分でもあります。くぼみの出現の仕方によってはクマに見えることがあり、疲れた顔つきにもなってしまうことがあります。ヒアルロン酸注入は、医師の診察のもとで、目の下のくぼみやしわの改善を目的として行われることがあります。皮膚の状態やお顔のバランスに応じて治療方法を提案いたします。治療の効果や持続時間には個人差があり、腫れ・内出血などの副作用が生じる場合があります。詳細は診察時に医師がご説明いたします。

6.全体的な小じわ、ちりめんじわ

全体的な小じわやちりめんじわに対しては、土台からのアプローチが検討されることがあります。ヒアルロン酸リデンシティーを顔全体に注入することで、皮膚のうるおいやハリ感のサポートが期待されます。

マッサージピールは、医師の判断のもとで皮膚のハリや質感の改善を目的として行われるケミカルピーリングの一種です。
皮膚の状態に応じて、ヒアルロン酸製剤を併用することもあります。
治療の効果や持続期間には個人差があり、施術後に赤みや皮むけ、刺激感などが生じる場合があります。
詳細は診察時に医師がご説明いたします。

監修医　岡浩子医師