妊婦さんのプール、赤ちゃんに感染症がうつる?
【質問】
「先生、やっぱり一番気になるのが、プールで赤ちゃんに感染症がうつる可能性なんですけど、実際のところどうなんですか?」
【先生】
「そうですね、多くの方が心配される点です。」
【先生】
→ “「適切に塩素消毒されたプール水が、早産、自然流産、低出生体重児、先天異常などのリスクになる という【明らかなデータは現在のところありません】
→ ただし、プールでは感染症にかかる可能性はゼロではないこと。
つまり【母体が感染症にかかるリスクはあるが、赤ちゃんに直接影響のある感染症では無い】と言うこと
※こちらは復唱する形になりますが再度お伝えいただきたいです。視聴者の中には理解しきれない方が必ずいらっしゃいます。
→ 日本国内の適切に消毒されたプールであればリスクは決して高くないが、感染症が流行している場合は考慮が必要であること。
【質問者】
「そうなんですね!赤ちゃんへの直接的な影響は心配ないんですね。少し安心しました。でも、体調が悪い時でもプールに行って大丈夫なんですか?」
「プールの利用を避けたほうがよい人」
【先生】
「いいえ、どんな状況でも大丈夫というわけではありません。特に、プールのご利用を避けたほうが良い方がいらっしゃいます。」
【先生】
・ 体調が悪い・おなかが張っている人
・ 泳ぐのが苦手で同伴者がいない人
・ 多胎妊娠(双子や三つ子の妊娠)の人
どの運動でも同じだが、「経過が順調で母体・胎児に問題がない人」に限られることを強調。
【必ず事前に医師に相談すること】の重要性。医師から許可がない限りは避けるべきである。
【質問】
「なるほど、事前に医師に相談するのが大前提なんですね。でも、安定期を過ぎてお腹が大きくなってきても、プールで運動するメリットってあるんですか?」
「妊婦が運動するメリット」
【先生】
「はい、もちろんあります。特にプールでの運動は、妊婦さんにとって多くのメリットがあるんです。」
【先生】
妊婦がプールで運動するメリット
①「体を動かすことで太りすぎを予防できる」
② 「体に負担をかけずに体力づくりができる」(浮力によるメリットを強調)
③ 「妊娠中のストレス発散になる」
④ 「同じ時期に出産を迎えるママ友ができる」(マタニティクラスの利点)
⑤ 出産は体力・気力を大きく消耗するため、無理のない範囲での運動が重要であること。
【質問者】
「体に負担なく運動できて、ストレス発散にもなるし、ママ友もできるかもしれないなんて、すごくいいですね!ぜひプールに行ってみたいです!でも、利用する際の注意点ってありますか?」妊婦がプールを利用する際の注意点
【先生】
「はい、安全にプールを利用するために、いくつか重要な注意点があります。ここをしっかり守ることが大切です。」
【先生】
※全部を話す必要はありません。重要だと思う部分だけを挙げていただいて問題ないです
① 病院が近い場所のプールを利用する:万が一の体調不良に備えて。
② マタニティクラスがあるプールを選ぶ:専門インストラクターの指導のもと、安心してエクササイズができる。
③ プールに入る前に体調を確認する:【血圧、出血の有無、おなかの張り具合】を毎回チェック。
少しでも不安があれば中止。
④ 転倒しないように注意する:プールサイドは滑りやすい。手すりを使い、走らない。ゆっくり動く。 ⑤長時間プールに入るのは避ける:疲労や体の冷えを防ぐため、適度に休憩し、体を冷やさない工夫
(タオル、ラッシュガードなど)
⑥ 感染症対策をしっかり行う:自分のタオルを使う、座る前に椅子を流すなど、他の人との接触を最小限に。プール後はシャワー、うがい、目を洗う。
⑦休憩をする際は、自分のタオルを敷いたうえに座る、座る前に水で椅子を流すなど、他の人が利用するものに直に触れない工夫をしましょう【質問者】
「たくさんの注意点がありますけど、事前に知っていればしっかり対策できますね!持ち物も忘れずに持っていきます!」
【先生】
「そうですね。妊娠中のプール利用は、無理のない範囲で、そして【安全への配慮】をしっかり行うことで、妊婦さんにとってとても良い運動になります。不安なことは必ず医師に相談して、楽しいマタニティライフを送ってくださいね。
Copyright (c) NIPT Hiro Clinic All Rights Reserved.