ヒロクリニックでわかる228種類の劣性遺伝疾患

228種類の劣性遺伝子検査について

ヒロクリニックでは、出生前に228種類の重篤な劣性遺伝疾患に関連する遺伝子を調べることができる検査を提供しています。

劣性遺伝疾患とは、遺伝子に異常がある場合に発症する疾患のことです。
この検査では、両親が遺伝子の異常を持っているかどうかを調べるために、母親と父親の口腔粘膜から遺伝子を抽出し、解析します。
両者が同じ場所に遺伝子異常を持っていないか検査することにより、胎児が重篤な遺伝疾患を持つリスクを予測することができるのです。
例えば、もし両親が同じ遺伝子の異常を持っている場合、その子供は劣性遺伝疾患を発症するリスクが高くなります。(約25%)この検査結果が陽性の場合、確定検査として羊水検査が必要となります。

では、そのような人にどのような検査が行われるのでしょうか。また、どのような疾患が見つかるのでしょうか。

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ご夫婦・カップルで遺伝子検査を検討することをおすすめします

ヒロクリニックでは、228種類の劣性遺伝子検査を受けることをおすすめしています。これにより、出産前にお子さまに遺伝する可能性もある疾患を知ることができます。将来の健康や家族計画に役立つ情報を知ることで、早期の対策やサポートを計画することが可能になります。

メリット

包括的なリスク評価
夫婦・カップルの遺伝子情報から、お子さまに遺伝する可能性のある疾患を広範囲に評価し必要な行動をとることができます。

家族計画のサポート
将来の家族計画において、遺伝的リスクを考慮した意思決定をサポートします。

予防策の最適化
予防策の最適化:特定された遺伝的リスクに基づいて、個々に合わせた予防策や早期介入を計画できます。

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産まれた赤ちゃんへ遺伝子検査の受検の検討をおすすめします

産まれた赤ちゃんに劣性遺伝子検査を受けさせることは、お子さまの健康と将来の幸せをサポートするための手段のひとつです。この検査により、遺伝的なリスクを早期に把握し、必要な場合には適切な予防措置や治療をすぐに開始することができます。ヒロクリニックでは、お子さまの安全と快適さを最優先に考え、最先端の技術で痛みを伴わない「キットの棒を頬粘膜(口腔内の頬)にこすりつけるのみ」の検査を提供しています。

メリット

早期発見
228種類の劣性遺伝についてスクリーニングを行い、お子さまの健康に関わる潜在的なリスクを早期に発見します。

個別対応の健康管理
検査結果に基づいて、お子さまに必要な特定の健康管理や治療を計画できます。

家族の安心
お子さまの健康状態について明確な情報を得ることで、家族の不安を和らげます。

ヒロクリニックNIPTを受検された方への特別限定価格
ヒロクリニックではNIPTを受検された方へ、特別な価格で228種の劣性遺伝検査を提供しています。
詳しくはこちら

NIPTを受検されていない方もご安心
ヒロクリニックでNIPTを受検されていない方でも、228種類の劣性遺伝検査はご利用いただけます。
詳しくはこちら

検査の流れ

ステップ1

クリニックで検査の申し込み

申込の際に妊婦さまとパートナーさまの同意書を記載します
検査キットは、ご自宅へ発送します(来院から1週間程度で到着)
※妊婦さまとパートナーさまは必ずご一緒に来院ください
ステップ2

検査キットがご自宅に届きます

検査キットは、妊婦さま用とパートナーさま用の検査セットが同封してあります
ステップ3

自宅で検査をしてください

検査キットのシャフト部分を頬粘膜(口腔内の頬)にこすり、細胞を採取してください
ステップ4

検査キットの返送

採取した検体をレターパックに入れて、お近くのポストに投函ください
ステップ5

検査のご報告

約1か月後、メールでご報告いたします
※妊婦さんの採血により行った国内検査とは別の報告になります
※検査のご報告は、返送された検査キットが検査所に到着してから約1ヶ月後になります

劣性遺伝疾患を発症する仕組みについて

ヒトには、母親から受け継ぐ染色体と父親から受け継ぐ染色体の2本があります。

劣性遺伝疾患とは、これら2本の染色体の同じ位置にある遺伝子に異常がある場合に発症する疾患のことを言います。母親または父親由来の染色体の一方が異常の場合でも、もう片方の染色体に異常がない場合には発症しません。もう一方が正常であれば病気にはならず、その人は「キャリア」と呼ばれます。

親戚同士で子どもを作るとリスクが高まるのは、このキャリアの可能性が血縁間では高くなるためです。たとえば、4万人に1人の割合で発症する稀な疾患がある場合、キャリアは約100人に1人と推定されます。これは「100分の1 × 100分の1 × 4分の1 = 40,000分の1」の計算によるものです。したがって、100の異なる疾患を調べれば、ほとんどの人が何らかの疾患のキャリアである可能性があります。

では、もしも当院の検査で両親の遺伝子の同じ場所に異常が見つかった場合にはどうなるのでしょうか?

両親が偶然にも同じ場所の遺伝子に異常を持っていた場合、その子どもは劣性遺伝疾患を発症するリスクがあります。なぜなら、その遺伝子の位置に正常なコピーがないため、病気を発症する可能性があるからです。

  • 4人に1人の胎児が発症します。
  • 2人に1人がキャリアになります。
  • 4人に1人が正常個体となります。

それを調べるにはどうしたらいいのでしょうか?

遺伝子の異常を調べる最も正確な方法の一つが羊水検査です。この検査では、羊水から得られた胎児の細胞を用いて遺伝子解析が行われます。東京衛生検査所では、キプロスにあるMedicover社と共同でこの遺伝子解析を行っています。

羊水検査サポートに加入している場合、検査費用は通常20万円以下となり、費用の負担がありません。
検査を希望される場合は、ヒロクリニックにお問い合わせください。

228種類の劣性遺伝疾患は下記の疾患となります。

ヒロクリニックNIPTでわかる
劣性遺伝疾患

3-ヒドロキシ-3-メチルグルタル酸血症

3-メチルクロトニルCoAカルボキシラーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

複合カルボキシラーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

無βリポ蛋白血症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ペルオキシソームアシルCoAオキシダーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

神経有棘赤血球症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

X連鎖性脈絡膜血症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

シトリン欠損症

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

複合酸化的リン酸化欠損症3

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

先天性グリコシル化異常症Ⅰ型(PMM2関連)

遺伝性フルクトース不耐症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ホモシスチン尿症cblE型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ハイドロレタラス症候群

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

封入体ミオパチーⅡ型(GNEミオパチー)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

イソ吉草酸血症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

メチルマロン酸血症MUT0型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ホモシスチン尿症を伴うメチルマロン酸血症cblD型

ムコ多糖症Ⅱ型(ハンター症候群、X連鎖性)

ムコ多糖症III型(サンフィリッポ症候群)

マルチプルスルファターゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

原発性線毛機能不全(DNAH5関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

原発性線毛機能不全(DNAI1関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

原発性高シュウ酸尿症3型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

濃化異骨症

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ピルビン酸デヒドロゲナーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

エカルディ・グティエール症候群

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

アルポート症候群

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

アルストレーム症候群

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

アンダーマン症候群

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

アロマターゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

重症先天性好中球減少症 (HAX1関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

クリグラー・ナジャー症候群Ⅰ型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

嚢胞性線維症

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

第XI因子欠乏症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

家族性自律神経失調症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ジュベール症候群関連疾患

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

接合部型表皮水疱症(ヘルリッツ型)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

葉状魚鱗癬Ⅰ型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

レーベル先天性黒内障(LCA5関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

リー脳症(フランス-カナダ型)

疾患名

  • Leigh Syndrome, French-Canadian Type

当院で調べられる遺伝子

  • LRPPRC

発生する染色体

X連鎖性ミオチュブラーミオパチー

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ナバホ神経肝障害(MPV17関連の肝脳ミトコンドリアDNA枯渇症候群)

神経セロイドリポフスチン症(CLN8関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

神経セロイドリポフスチン症(MFSD8関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

神経セロイドリポフスチン症(TPP1関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ナイミーヘン染色体不安定症候群

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

網膜ジストロフィー

網膜色素変性症-25

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

網膜色素変性症-59

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

サンフィリポ症候群

重症複合免疫不全症(アサバスカ型)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

SLC35A3変異による関節拘縮、精神遅滞、および発作

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

アスパラギン合成酵素欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

アスパルチルグルコサミン尿症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

常染色体劣性多発性嚢胞腎

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

バルデー・ビードル症候群(BBS1関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ファンコニ貧血C型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ファンコニ貧血G型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ゴーシェ病

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

グルタル酸血症ⅡA型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

非ケトーシス型高グリシン血症(グリシン脳症)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

白質消失病

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ライディッヒ細胞形成不全(黄体形成ホルモン抵抗性)

肢帯型筋ジストロフィーⅡE型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ジヒドロリポアミドデヒドロゲナーゼ欠損症(メープルシロップ尿症III型)

リポタンパク質リパーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

オーメン症候群(RAG2関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

オルニチンアミノトランスフェラーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

高オルニチン血症-高アンモニア血症-ホモシトルリン血症(HHH)症候群

ペンドレッド症候群

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ゼルウェーガースペクトル症候群(PEX1)

ゼルウェーガースペクトル症候群(PEX2)

ツェルウェガー症候群(PEX1)

X連鎖重症複合免疫不全症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

鎌状赤血球症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

シェーグレン・ラルソン症候群

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

一次性ネフローゼ症候群

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

シュワルツ・ヤンペル症候群

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

バルデー・ビードル症候群(BBS12関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ベータサラセミア

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ビオチニダーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

カナバン病

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

カーペンター症候群

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

糖原病Ⅰ型(Ia)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

糖原病Ⅰ型(Ib)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

糖原病Ⅲ型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

糖原病VII型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

グレイシル症候群

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

長鎖3-ヒドロキシアシルCoAデヒドロゲナーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

リジン尿性蛋白不耐症

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

メープルシロップ尿症ⅠB型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

メチルマロン酸血症(MMAA関連)

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ホモシスチン尿症を伴うメチルマロン酸血症cblC型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ツェルウェガー症候群(PEX2)

フェニルケトン尿症

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

橋小脳形成不全1A型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

橋小脳形成不全2D型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

橋小脳形成不全2E型

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

テイサックス病

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

アッシャー症候群タイプ1F

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

アッシャー症候群タイプ3

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

ウォルマン病

疾患名

当院で調べられる遺伝子

発生する染色体

メチルグルタコン酸尿症

無βリポタンパク血症

当院で調べられる遺伝子

急性乳幼児肝不全(TRMU関連)

アルギニノコハク酸リアーゼ欠乏症

毛細血管拡張性運動失調症

当院で調べられる遺伝子

シャルルボワ・サグネの常染色体劣性痙性運動失調症

原発性免疫不全症候群

ミトコンドリア

フィンランド型先天性ネフローゼ症候群

先天性筋無力症候群

角膜内皮性異栄養症

シスチノーシス(シスチン症)

疾患名

当院で調べられる遺伝子

デュシェンヌ型筋ジストロフィー

Emery-Dreifuss 型筋ジストロフィー

ファブリー病、X連鎖性

当院で調べられる遺伝子

家族性地中海熱

ガラクトース-1-リン酸ウリジルトランスフェラーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

遺伝性ヘモクロマトーシス

眼皮膚白皮症

低ホスファターゼ症

ホスホグリセリン酸脱水素酵素欠損症

当院で調べられる遺伝子

アテロオステオジェネシス

当院で調べられる遺伝子

自己免疫性多内分泌腺症候群 1型

膠様滴状角膜ジストロフィー

当院で調べられる遺伝子

ヒルシュスプルング病

ヒトアルギニノスクシネートシンテターゼ

当院で調べられる遺伝子

先天性グリコシル化異常症

アルドステロン合成酵素欠損症

D-二頭酵素(DBP)欠損症

変異関連網膜変性症

第IX因子欠乏症、X連鎖性

当院で調べられる遺伝子

先天性腎性尿崩症

筋型糖原病

アクロマトプシア(CNGB3関連)

当院で調べられる遺伝子

副腎白質ジストロフィー

アルポート症候群

ビタミンE欠乏症に伴う運動失調症

バッテン病(CLN3関連)

当院で調べられる遺伝子

ブルーム(Bloom)症候群

当院で調べられる遺伝子

カルニチンパルミトイル基転移酵II欠損症

脳腱黄色腫症

慢性肉芽腫症

マロン酸尿症とメチルマロン酸尿症

PROP1関連複合下垂体ホルモン欠損症

先天性N-結合グリコシル化経路異常症

先天性筋無力症候群

先天性好中球減少症

CRB1関連の網膜ジストロフィー

難聴、常染色体劣性77

エーラス・ダンロス症候群

エチルマロン酸脳症

第V因子欠乏症

当院で調べられる遺伝子

家族性高コレステロール血症

当院で調べられる遺伝子

ガラクトキナーゼ欠損症

グルタル酸血症1型

当院で調べられる遺伝子

非ケトーシス型高グリシン血症

当院で調べられる遺伝子

糖原病II型 (ポンぺ病)

当院で調べられる遺伝子

糖原病V型

若年性ヘモクロマトーシス

当院で調べられる遺伝子

ヘルマンスキー・パドラック症候群1

当院で調べられる遺伝子

ホモシスチン尿症

当院で調べられる遺伝子

無汗性外胚葉形成不全症

当院で調べられる遺伝子

クラッベ病

当院で調べられる遺伝子

レーベル遺伝性視神経症

当院で調べられる遺伝子

肢帯型筋ジストロフィー

当院で調べられる遺伝子

ジヒドロリポアミドデヒドロゲナーゼ欠損症

長鎖3-ヒドロキシアシルCoA脱水素酵素欠損症

当院で調べられる遺伝子

ジュベール症候群関連疾患

当院で調べられる遺伝子

異染性白質ジストロフィー

当院で調べられる遺伝子

メチルマロン酸血症

当院で調べられる遺伝子

メチルマロン酸血症MUT0型

当院で調べられる遺伝子

ミトコンドリア複合体 I 欠損症

ムコリピドーシスⅢ型

当院で調べられる遺伝子

ミトコンドリア神経胃腸脳症疾患

当院で調べられる遺伝子

ナバホ神経肝症[MPV17関連肝細胞ミトコンドリアDNA欠失症候群]

CLN5 疾患

当院で調べられる遺伝子

神経セロイドリポフスチン症

当院で調べられる遺伝子

ニーマン・ピック病、C2型、NPC2型

当院で調べられる遺伝子

オドント・オニーコ・皮膚異形成症・”オドント・オニーコ・皮膚異形成症、ショプフ・シュルツ・パサージ症候群

オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

ツェルウェガー症候群

関連複合下垂体ホルモン欠損症

当院で調べられる遺伝子

原発性毛様体ジスキネジア、DNAI1関連、DNAI1

原発性高シュウ酸尿症

当院で調べられる遺伝子

ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体欠損症

当院で調べられる遺伝子

網膜ジストロフィー(RLBP1関連)[Bothnia Retinal Dystrophy]

網膜色素変性症 26

1型穿孔性軟骨異形成症(Rhizomelic Chondrodysplasia Punctata)

当院で調べられる遺伝子

サラー病

当院で調べられる遺伝子

瀬川症候群、(TH関連)

当院で調べられる遺伝子

鎌状赤血球症

当院で調べられる遺伝子

テイサックス病、HEXA u

当院で調べられる遺伝子

ウィルソン病

当院で調べられる遺伝子

ヘルリッツ型接合型表皮水疱症

当院で調べられる遺伝子

1型ラメラ魚鱗癬

当院で調べられる遺伝子

リー症候群、フランス系カナダ人型

当院で調べられる遺伝子

2A型 四肢帯状筋ジストロフィー

当院で調べられる遺伝子

肢帯型筋ジストロフィー、2型

当院で調べられる遺伝子

リポイド副腎過形成症

当院で調べられる遺伝子

中鎖アシル-CoAデヒドロゲナーゼ欠乏症

メタクロマチック・ロイコジストロフィー(PSAP関連)

当院で調べられる遺伝子

メチルマロン酸尿症・ホモシスチン尿症 cblC型

小眼球症/無眼球症(VSX2関連)

ミトコンドリア複合体1欠損症(NDUFS6関連),

当院で調べられる遺伝子

ライソゾーム病(ムコリピドーシス III型)

当院で調べられる遺伝子

ムコ多糖症IIIB型[Sanfilippo B]、

当院で調べられる遺伝子

ライソゾーム病(ムコ多糖症IX型、ヒアルロニダーゼ欠損症)

当院で調べられる遺伝子

神経セロイドリポフスチン症

当院で調べられる遺伝子

酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症

当院で調べられる遺伝子

ミトコンドリア病

当院で調べられる遺伝子

線毛機能不全症候群

当院で調べられる遺伝子

ピルビン酸脱水素酵素複合体欠損症

当院で調べられる遺伝子

網膜色素変性症

当院で調べられる遺伝子

肢根型点状軟骨異形成症III型 (RCDP3)

当院で調べられる遺伝子

サンドホフ病

当院で調べられる遺伝子

高チロシン血症1型

当院で調べられる遺伝子

アッシャー症候群

当院で調べられる遺伝子

網膜分離症

筋ジストロフィー

当院で調べられる遺伝子

皮質下嚢胞を伴う巨頭性白質脳症

ミトコンドリア複合体1欠損症(ACAD9関連)

ミトコンドリア性ミオパチーと鉄芽球性貧血(MLASA1)、PUS1

ムコリピドーシス(IV型)

当院で調べられる遺伝子

N-アセチルグルタミン酸シンターゼ欠乏症

当院で調べられる遺伝子

ニーマン・ピック病 C1/D型

当院で調べられる遺伝子

非シンドローム性難聴(GJB2関連、GJB6関連)

オルニチンアミノトランスフェラーゼ欠乏症

当院で調べられる遺伝子

フェニルケトン尿症

当院で調べられる遺伝子

原発性高シュウ酸尿症Ⅰ型

当院で調べられる遺伝子

腎尿細管性アシドーシスと難聴(ATP6V1B1-関連)、ATP6V1B

X連鎖性網膜色素変性症

当院で調べられる遺伝子

ロバーツ症候群

当院で調べられる遺伝子

シムケ免疫性骨形成不全

当院で調べられる遺伝子

スミス・レムリ・オピッツ症候群、DHCR7 u

当院で調べられる遺伝子

Stuve-Wiedemann症候群

当院で調べられる遺伝子

アッシャー症候群(1C型)USH1C

当院で調べられる遺伝子

ゼルウィガー・スペクトラム障害、(PEX6関連)、PEX6

当院で調べられる遺伝子

ゼルウィガー・スペクトラム障害(PEX10関連)、PEX10

当院で調べられる遺伝子

ヒロクリニックの劣性遺伝疾患とは

ヒロクリニックでは、出生前に228種類の重篤な劣性遺伝疾患に関連する遺伝子を調べることができます。この検査では、母親と父親の頬から採取した粘膜細胞から遺伝子を抽出・解析し、母親と父親の遺伝子情報を基に胎児が重篤な遺伝疾患を持つリスクがあるかどうかを検出します。

たとえば4万人に1人が発症するような劣性遺伝疾患でも、キャリア(遺伝子の異常を持つが発症していない人)は100人に1人います。この検査は、母親と父親がキャリアであるかを特定し、228種類の劣性遺伝疾患のリスクを予測するために役立ちます。

キャリア遺伝子を特定し、その組み合わせから228種類の劣性遺伝疾患の関連を疑うことができる検査は、有用な検査とヒロクリニックでは考えております。

この検査の特徴はこれまで遺伝子異常とされている遺伝子の組み合わせを全て検出して、遺伝子の変化が本当に病原性があるかどうかを判断するということです。

遺伝子は個人個人で異なります。それは重要な遺伝子においてもよくみられることであり、その多様性によって人は一人一人異なります。しかしながら、その変化の中で病原性を持つこともあります。

遺伝子の組み合わせは世界中のデータベースに共有されており、そのデータベースを検索することによって、228種類の遺伝子の変化が病原性を持つかどうかを調べます。

母親と父親が同じ部位において病原性を持つ時、高頻度で子供に発症するリスクがあります。ただ、遺伝子の変化を見るだけでは意味がありません。その遺伝子の変化が本当に異常なのかを判断(アノテーション)することが必要になります。これは東京衛生検査所とMedicoverの共同作業になります。

劣性遺伝疾患遺伝子の検査について

検査の方法/検査の限界

228種類のMedicover Genetics Ltd.の検査所で開発されたキャリアスクリーニング検査です。
ゲノムデオキシリボ核酸(gDNA)を、標準化された方法を用いて抽出し、DNAライブラリー調製の前に機械的フラグメンテーションさせます。
目的のゲノム領域のDNA濃縮は、溶液ベースのハイブリダイゼーション法を用いて行い、次世代シークエンシング(NGS)を配列を決定します。
読み出された配列データを参照ゲノムに参照させ、独自のバイオインフォマティクスパイプラインを用いて変異を同定します。
劣性遺伝は、一塩基変異体、小さな挿入および欠失(≦30塩基)およびコピー数変異(CNV)の同定が可能です。
American College of Medical Genomics and Genomics 3-5の基準に従って変異体は分類されます。
バリアントの分類および解釈は、Varsome Clinicalプラットフォームを用いて実施され、検査時の情報に基づいています。
病原性および病原性の疑いの変異のみが報告されます。検出されるが、意義不明の変異体、良性の変異または良性の可能性がある変異ついては報告されません。
臨床的解釈および結果に関しては遺伝カウンセリングが推奨されます。
A: 常染色体の結果が以下の場合:
A-1:「臨床的に有意な変異体が検出されなかった」
被検者が遺伝性疾患のキャリアではないことを完全に保証するものではありませんが、遺伝子変異が存在しないことを示し、キャリアの可能性が低いと言えます。
A-2:「臨床的に有意な変異体が検出された」
遺伝子変化が同定され、被検者がその疾患のキャリアであることを示します。
その場合には2つ以上の疾患のキャリアとなりえます。
キャリアは通常、疾患の症状を有しません。
しかしながら、二本の染色体の遺伝子がともに異常を示していることもあり、その場合には被検者が現在罹患している、または将来罹患する可能性も否定できません。
B: X連鎖遺伝性疾患の場合:
B-1:「臨床的に有意な変異体が検出されなかった」
遺伝性変異体が存在しないことを示し、被検者が男性の場合罹患していないこと、被検者が女性の場合キャリアの可能性が低いと言えますが、完全に否定するものではありません。
B-2:「臨床的に有意な変異体が検出された」:
遺伝子変化が同定されたことを示します。女性被検者の場合はキャリアである可能性があります。
被検者が男性の場合は、現在罹患しているかまたは将来疾患が発症する可能性があることを示します。
しかし、このパネルの疾患群は重症度が異なるため、臨床的に症状は現れない場合があります。
試験の目的は、すべてのコードエキソン、MANEおよび/または標準転写産物、および隣接するイントロン配列の10bpを標的とすることにより、検出遺伝子に関連するすべての変異体を検出します。
標的領域の外側にある変異体は、このアッセイによって検出されることは意図されていません。
特に断らない限り、プロモーターおよび他の非コード領域における配列変化(SNVおよびINDELS)は、このアッセイでは検出されません。
検出遺伝子の臨床的に重要と考えられる非コード領域における特定の配列変化(SNVおよびINDELS)は分析に含まれます。
遺伝子に2つの変異体が同定された場合、これらが1本の染色体上(シス)にあるのか、別の染色体上(トランス)にあるのかを区別することはできません。
逆位、再編成、倍数性、エピジェネティックな影響などの遺伝子変化は、この検査の対象となりません。
反復配列を含む標的領域における特定の配列変化(SNVおよびINDELS)、分節的重複および偽遺伝子のような高い相同性の配列、ならびに高/低GC含量の領域は検出されないことがあります。
Copy Number Variations(CNV)は重複をさけ、一意に整列した高品質シークエンシングリードを用いて計算されます。
GC含有量の正規化とシークエンシング範囲アプローチの深さを用いて、標的領域のサブセットに対してCNVは検出されます。
検出したcoverageが、参考先から推定されるcoverageから著しく逸脱している場合にCNVの異常を検出します。
CNVの検出は数個のエキソンレベルの分解能まで可能です。
CNVが陽性であった場合には直交法を用いて確認しています。
ほとんどマッピングされていない領域、反復配列、偽遺伝子、高/低GC含量のいずれかを含んでいるゲノム領域では、CNVを検出することはできません。

NGSを用いたCNVの検出は、直交定量法よりも感度/特異度が低いため、報告されたCNVが存在しないからといって、CNVが存在しないことを保証するものではありません。
標的遺伝子に疾患を引き起こす変異体が存在しないという事実は疾患の可能性を減少させますが、疾患関連症候群の可能性を完全に排除するものではありません。

追加情報・開示

バリデーション試験はMedicaver Genetics Ltdによって実施されます。
この検査では、検査された疾患に関連するすべての変異が同定されるわけではありません。
この検査はきわめて正確でありますが、偽陽性または偽陰性の可能性は依然として存在し、技術的または生物学的制限によって引き起こされる可能性があります。
まれな遺伝的変異体、モザイク現象、輸血、骨髄移植、または他のまれな分子事象が含まれます。
検出されない遺伝子変化の中には、罹患している可能性があり、キャリアスクリニーニングテストによって検査されないものもあります。
遺伝子検査は診断プロセスの重要な部分ですが、遺伝子検査は必ずしも決定的な答えを与えるとは限りません。場合によっては、遺伝子変異が存在していても、検査によって遺伝子変異が同定されないこともあります。
これは、現在の医学的知識または検査技術における限界に起因しております。
他の臨床データおよび臨床所見を同時に用いることが推奨されます。
結果結果は、他の臨床所見との関連で常に考慮されるべきものであります。
検査を紹介した臨床医は、追加の遺伝子検査の必要性に関する助言を含め、検査前後のカウンセリングに責任を負います。
その他の診断検査が必要な場合もあります。