まずは、皆さんが日頃あまり意識しないかもしれない、男性の体の構造から見ていきましょう。なぜ、精巣は体の中心から離れた、特殊な場所にあるのでしょうか?そこに、精子のデリケートな性質が隠されています。
•精子が熱に弱い理由
なぜ精巣が体の中心部から離れた構造になっているのか
(“男性の生殖器が体の中心から遠い理由”とタイトルに使いたいので趣旨が同じようなことも話していただきたい)
体の構造が精子を熱から守るためであること、精子の熱への弱さを強調して話していただきたい
では、具体的にサウナが精子にどう影響するのか、論文を元に見ていきましょう。
・サウナ利用による精子への影響
下記の論文を引用して継続的なサウナ利用により精子の総数と運動率が30~50%程度有意に減少していたと参考元は伝えております
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23411620/
引用論文 “Seminal and molecular evidence that sauna exposure affects human spermatogenesis”, Andrea Garolla et al., 2013
精子DNAの構造異常やミトコンドリア機能の低下といった「精子の質的な悪化」も確認された事実
サウナが精子の数や質に影響を与える可能性があることをお伝えしましたが、これが皆さんの『妊活』という大切な目標に、具体的にどう関わってくるのか、深く掘り下げて考えてみましょう。
•これらの影響が「妊活」にどう関わってくるのか
特に、造精機能(精子を作る能力)への障害と、受精に必要な良好な精子の喪失
造精機能(精子を作る能力)に障害が引き起こされる可能性
受精に欠かせない良好な精子を失ってしまう
妊活における重大な影響を博司先生の仕事上での経験談が
ここまで聞いて、不安に感じられた方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、ご安心ください。精子の状態は、決して取り返しがつかないものではありません。実は、これらの影響は永続的ではないことが分かっています。
・サウナ利用を中止することによる精子の回復
精子の障害がサウナ利用をやめることで回復することが報告されている事実
過去のサウナ利用が今から行う妊活に対して取り返しがつかない失敗なわけではないという安心感を視聴者に与えて欲しい
精子の状態が回復する可能性があるとなれば、では具体的にどうすれば良いのでしょうか?
・妊活中のパートナー(男性)がサウナと賢く付き合うためには?
サウナを利用する時間や頻度を少し控えめにすることの検討
・今回の内容を通じて生活習慣と向き合うきっかけとなることへの期待
今回の内容が、パートナーとの明るい未来のために、サウナとの賢い付き合い方を見直す、そしてお二人の生活習慣をより良い方向へ話し合う、そんな大切なきっかけになれば幸いです
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