こんにちは、未来のあなたと赤ちゃんを笑顔にするおかひろしです
このチャンネルでは、NIPT(新型出生前診断)を中心に、医学的根拠に基づいた情報を、
感情でなくデータを元に分かりやすくお届けしていきます。
「妊娠中の食生活や生活習慣で、赤ちゃんに障害が出ることがある」──こんな話を聞いたことがありますか?
不安になるけど、何が本当で、何が迷信なのか、よくわからない…そう思っている方も多いと思います。
実は、妊娠中の生活習慣が、赤ちゃんの発達や健康に影響を与える可能性があることが、多くの研究で示されています。
「元気に生まれてきてくれればそれでいい」──そう願うすべての方にとって、
今の生活がどう影響するのか?”を知っておくことは、後悔しない人生につながります。
今回は、「先天的な異常のリスクが高まりやすい妊娠中の生活習慣」について、医学的に分かっている事実をもとにお伝えしていきます。
まず多くの方が知っている通り、染色体異常や遺伝子変異は、ほとんどの場合「偶然の結果」です。
でも最近の研究では、それだけではないこともわかっています。
母体の生活習慣や環境がリスクを高める可能性も指摘され始めています。
たとえば、
こうした要因が、胎児の発育や神経系の形成に何らかの影響を及ぼす可能性があると報告されています。
では、どんな栄養が重要かというと──代表的なのが葉酸です。
葉酸が不足していると、「神経管閉鎖障害」という、脳や脊髄にかかわる先天異常のリスクが高くなるとされています。
また最近では、
つまり、何を食べるかは、思っている以上に大きな意味を持っています。
次にストレス。
妊娠中、特に中期〜後期は胎児の脳が急速に発達する時期なんですが、
この時期に強いストレスがかかると、ストレスホルモン「コルチゾール」が胎盤を通じて赤ちゃんに届いてしまうんです。
このホルモンが過剰に分泌されると、赤ちゃんの神経回路の形成に影響が出る可能性があると報告されています。
次は「よく知られているけど、つい油断しがち」なポイントです。
「サプリだから大丈夫」と思わず、妊娠中は必ず医師と相談するようにしましょう。
もうひとつ重要なのが、なりやすい体質という視点です。
たとえば40歳を超える高齢出産では、ダウン症などの染色体異常のリスクが高まることが知られています。
また、糖尿病や肥満体質の方は、胎児の心臓や神経系の形成にリスクがあるとも言われています。
つまり、「体質」と「生活習慣」、この2つの要素が組み合わさってリスクが変動するということです。
ここまで聞いて、「もう全部が不安…」と思った方もいるかもしれません。
でも大丈夫です。なぜなら、今は知るための手段があるからです。
たとえば、NIPT(新型出生前診断)は、妊娠初期に赤ちゃんの染色体の状態を調べられる検査のひとつです。
NIPTは、ダウン症などの特定の染色体異常のリスクを、母親の血液だけで推測できるというもので、
「知らなかった」ではなく、「知った上で選ぶ」ことができる時代になってきています。
NIPIとは
本日のまとめ
今日は、「先天的な異常のリスクが高まりやすい妊娠中の生活習慣」というテーマで、
お話しさせていただきました。
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