ヌーナン症候群5型(RAF1遺伝子変異)徹底ガイド

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この記事のまとめ

ヌーナン症候群5型は、原因となるRAF1遺伝子の変化で起こる生まれつきの体質で、他の型に比べて心臓の筋肉が厚くなる肥大型心筋症の頻度が高いと報告されています。特徴的な顔立ち・低身長・皮膚の色素斑・発達の個人差なども見られ、症状の重さには幅があります。多くは定期的な心臓の検査と発達支援で安定した生活を送れます。出生前のNIPT(新型出生前診断)は主に21・18・13トリソミーなど特定の染色体を調べる非確定的な検査で、この病気のような単一の遺伝子が関わる体質は一般的な検査対象ではありません。診断や見通しは、小児科や遺伝の専門医と落ち着いて相談してください。

この記事でわかること

  • ヌーナン症候群5型とはどんな病気か、なぜ「5型」と呼ばれるのか
  • 心臓を中心とした症状の特徴と、顔立ち・皮膚・成長・発達のあらわれ方
  • 原因となる遺伝子の変化と、遺伝のしくみ・診断の進め方
  • 出生前の検査でわかる範囲の限界と、検査との向き合い方

ヌーナン症候群5型(RAF1遺伝子)とはどんな病気か

ヌーナン症候群5型は、原因となるRAF1遺伝子に変化があるタイプで、心臓の筋肉が厚くなりやすいことが最大の特徴です。初めて聞く病名やアルファベットの並びに、戸惑いを感じている方もいるでしょう。まずは、この病気がどんな位置づけにあるのかを、やさしく整理していきます。

ヌーナン症候群は、特徴的なお顔立ち、低身長、生まれつきの心臓の異常、胸の形の変化などを主な特徴とする生まれつきの体質です。およそ1000人から2500人に1人くらいの割合で生まれると報告されており、小児科の領域では比較的よく知られています。

この病気は、細胞の成長や増殖の指令を伝える一連の経路(ラス経路)に関わる遺伝子の変化で起こります。この経路に関係する一群の体質は、まとめてラスオパチーと呼ばれます。ヌーナン症候群のほか、コステロ症候群、心臓・顔・皮膚に特徴が出るタイプなどが、同じ仲間です。

ヌーナン症候群のなかの「5型」の位置づけ ヌーナン症候群(原因遺伝子の違いで型を分ける) 1000人から2500人に1人ほど ほかの型 弁の狭さが多い 5型 心臓の筋肉が厚く なりやすい 仲間の体質 似た特徴をもつ
ヌーナン症候群のなかで5型がどこにあたるかのイメージ

「5型」と呼ばれる理由

ヌーナン症候群の原因となる遺伝子はいくつも見つかっており、見つかった遺伝子ごとに1型、2型と番号が振られています。そのなかで、RAF1遺伝子に変化があるタイプが5型です。全体のうち、およそ3パーセントから15パーセント程度を占めると報告されています。

5型でとくに知っておきたいのが、心臓への影響です。ヌーナン症候群全体では、肺へ血液を送る弁が狭くなる病気が最も多いとされます。ところが5型では、心臓の筋肉そのものが厚くなる肥大型心筋症が見られる頻度が高い点が、ほかの型との大きな違い。だからこそ、心臓の管理が健康を守る鍵になります。

皮膚に茶色いあざや黒子が多く出ることもあり、この点は皮膚の色素斑が目立つ別のタイプと重なります。同じような皮膚の症状が気になる方は、神経線維腫症1型の解説記事も参考にしてください。似ているけれど別の体質という整理が、理解の助けになります。

5型に多い症状|心臓を中心にみる特徴

5型の症状は全身にあらわれますが、最も注意深く見守りたいのは心臓で、次いで皮膚・顔立ち・成長・発達に特徴が出ます。あらわれ方には大きな個人差があります。ここでは、体の部位ごとにどんな特徴が見られるのかを順に整理していきます。

5型で見られる主な症状 心臓(最も注意) 筋肉が厚くなる 弁の狭さ・リズムの乱れ 皮膚 黒子が多い 茶色いあざ 顔立ち 目の間隔が広め 成長 低身長・胸の形 発達 個人差が大きい
5型で見られやすい症状を部位ごとにまとめたイメージ

心臓の症状(最も注意したい点)

5型で最も大切な管理ポイントが、心臓です。中心となるのが肥大型心筋症で、全身へ血液を送り出す左心室の壁が、通常より分厚くなります。壁が厚くなると、部屋が狭くなって血液を十分にためられなかったり、出口が狭くなって流れが悪くなったりすることがあります。

多くは自覚症状がなく、定期検診での経過観察だけで済みます。重くなると、息切れや動悸、胸の痛みが出ることも。生まれた直後から厚みが見られる場合もあれば、成長とともに徐々に厚くなる場合もあります。だからこそ、継続したチェックが欠かせません。

このほか、肺へ血液を送る弁が狭くなる病気や、心臓のリズムが乱れる不整脈が見られることもあります。いずれも、心臓の専門医が状態に合わせて見守ります。

皮膚・顔立ち・成長・発達の特徴

皮膚には、小さな黒子がたくさん出たり、カフェオレのような色の平らな茶色いあざが見られたりします。数や大きさは人それぞれ。年齢とともに黒子が増えていくことも、めずらしくありません。

お顔立ちには、両目の間隔が広めで、まぶたが下がり気味、耳の位置がやや低いといった特徴が見られます。こうした顔つきは乳幼児期にはっきりしていて、成長とともに目立たなくなっていくのが一般的。似た顔立ちの別の体質についてはナブラスマスク様顔貌症候群の解説記事でも触れています。

成長の面では、低身長が主な症状のひとつです。生まれたときの身長や体重は正常範囲のことが多く、生後数ヶ月から成長のペースがゆるやかになる傾向があります。胸の真ん中が凹む、あるいは出っ張るなど、胸の形に特徴が出ることも。

発達については、個人差がとても大きい部分です。5型のお子さんの多くは、知的な発達が正常範囲、あるいは軽度の遅れにとどまるとされます。言葉や歩き始めが少しゆっくりでも、適切な療育やサポートで、通常の学級で学ぶお子さんもたくさんいます。発達の見通しをもう少し広く知りたい方は、妊娠と知的発達のリスクを整理した記事もあわせてご覧ください。

なぜ起こるのか|遺伝子の変化と遺伝のしくみ

5型は、細胞の成長の指令に関わるRAF1遺伝子の変化によって起こり、その多くはお子さんの代で偶然起きた変化で、誰のせいでもありません。「心臓が厚くなる」「皮膚にあざができる」といった特徴の背景には、細胞への指令の乱れがあります。ここでは、その理由をやさしく説明します。

原因となる遺伝子は、細胞のなかで指令をリレーのように伝える役割を担っています。通常は必要なときだけ指令を出しますが、変化があると指令の切り替えがうまくいかず、過剰に「成長しなさい」という信号が送られ続けることがあります。とくに心臓の筋肉の細胞に指令が届きすぎると、筋肉が厚くなると考えられています。

この病気は、常染色体顕性遺伝という形式をとります。以前は顕性遺伝と呼ばれていました。ご両親のどちらかが5型の場合、お子さんへ受け継がれる確率は50パーセントです。

ただし、実際にはご両親にこの体質がなく、お子さんの代で初めて遺伝子の変化が起きるケースが多いとされます。これは、精子や卵子ができる過程や受精卵ができる過程で偶然起きたコピーミスのようなもの。妊娠中の生活習慣やストレスが原因で起こるものではありません。

難病や遺伝に関する公的な情報を確かめたいときは、難病情報センターの解説が参考になります。信頼できる情報源にあたることが、落ち着いた理解につながります。

診断と検査|出生前にわかることと限界

5型の診断は、特徴的な症状の観察・心臓の詳しい検査・遺伝学的検査を組み合わせて行い、確定には遺伝子を調べる検査が用いられます。「お腹にいるうちにわかるのか」と気になる方も多いはず。ここでは、生まれた後の診断の流れと、出生前の検査でわかる範囲の限界を、はっきりお伝えします。

生まれた後は、まず診察で顔立ちや身長・体重の増え方、心雑音の有無、皮膚のあざや黒子を確認します。次に心臓を詳しく調べる超音波の検査で、壁の厚さや血液の流れをチェック。心臓のリズムを見る検査もあわせて行います。

確定のためには、血液から遺伝子を解析します。ヌーナン症候群には多くの原因遺伝子があるため、関連する複数の遺伝子をまとめて調べる方法が一般的です。原因が特定されれば、心臓の筋肉が厚くなりやすい点を踏まえた管理計画を立てられます。

出生前の検査でわかる範囲のちがい NIPT(非確定的な検査) 主に21・18・13トリソミー など特定の染色体を調べる 単一の遺伝子の体質は一般的な対象外 確定のための検査 羊水検査など 結果を確かめる検査 5型のような単一の遺伝子の体質は、生まれた後の遺伝学的検査で確認されます
出生前の検査でわかる範囲のちがいのイメージ

ここで大切な点をお伝えします。NIPT(新型出生前診断)は、主に21・18・13トリソミーなど、特定の染色体の数を調べる非確定的な検査です。5型のように単一の遺伝子が関わる体質は、一般的な検査対象ではありません。つまり、NIPTを受けても、この病気の有無が直接わかるわけではないのです。

また、NIPTで気になる結果が出た場合でも、それだけで確定はしません。確定診断には羊水検査などが必要です。NIPTがどんな染色体を対象にするのか、結果をどう読むのかはNIPTの検査結果の見方をまとめた記事で詳しく整理しています。検査でわかる範囲と限界を知っておくことが、落ち着いた判断につながります。

NIPTがダウン症以外にどこまでを扱うのか、その全体像を知りたい方はダウン症以外の対象を整理した記事もあわせてご覧ください。出生前の検査でどこまでわかるのかを、事前に把握しておいてください。

治療と管理|ライフステージに沿った見通し

遺伝子そのものを治す治療はまだありませんが、心臓の管理・成長のサポート・発達支援を組み合わせることで、安定した生活を送ることが十分に可能です。「心臓の病気」と聞くと不安になりますが、全員が重くなるわけではありません。年代ごとの見通しを、具体的に見ていきましょう。

心臓の管理が、いちばんの要です。軽くて症状がなければ、定期的な超音波の検査で経過を見守ります。動悸や息切れがある場合や、出口が狭くなって負担がかかる場合は、心臓の拍動を整えるお薬(ベータ遮断薬など)を使います。多くは内科的な管理でコントロールを目指します。

成長ホルモンによる治療は、低身長があり一定の基準を満たす場合に検討されます。日本ではヌーナン症候群に対して保険が適用されます。ただし5型では注意が必要。成長を促す作用が、理屈のうえでは心臓の筋肉も厚くする可能性があるため、心臓の状態を慎重に評価したうえで判断されます。主治医とよく相談してください。

ヌーナン症候群5型の子どもを診察し、心臓や発達を見守る医師のイメージ

発達の遅れがある場合は、早い時期から療育を受けてください。体のバランスや歩行を促す練習、手先の器用さや日常動作の練習、言葉や発音の練習など、お子さんに合わせたサポートがあります。就学時には、学校と連携して学習面の環境を整えます。

発達支援の相談先を探すときは、発達障害情報・支援センターの情報が役立ちます。地域の窓口や利用できる制度を知っておくと、動き出しやすくなります。

乳幼児期から成人期までの見通し

乳幼児期は、心臓の検査が中心になります。生まれた直後から筋肉が厚い場合も、少し経ってから厚くなる場合もあるため、定期的な超音波の検査が欠かせません。哺乳が弱い、体重が増えにくいといった悩みには、栄養の指導を受けます。

学童期は、学校生活が始まる時期です。心臓の状態に合わせて、体育や部活動の運動量を調整します。「できないこと」だけでなく「できること」を見つけて楽しむ姿勢が大切。運動の制限がある場合は、学校へ正しく伝えてください。

思春期から成人期は、最終的な身長が決まり、体が大人へ変化していく時期です。大人になっても、心臓の定期的な検診は続けます。将来、妊娠を希望する女性の場合は、心臓への負担について事前に医師と相談してください。

出生前検査との向き合い方

出生前の検査を受けるかどうかに正解はなく、ご夫婦が納得して決めることがいちばん大切です。この病気のように、一般的なNIPTの対象外となる体質もあります。だからこそ、検査で何がわかり、何がわからないのかを知ったうえで、迷いも含めて話し合ってください。

私はご相談の場に立ち会うなかで、「受けるべきか、ずっと決められない」という声を数え切れないほど聞いてきました。迷うのは自然なことです。結果が出る前は、どんな気持ちになるか自分でも想像がつかない。その揺れをそのまま抱えたまま、検査に臨む方も少なくありません。

Xでも@chiisunmonさんが、受けるべきか迷ったけれど、陽性だったときのことは決めないまま受け、陰性で安心材料になったとつづっていました。結果が出てみないとどんな気持ちになるか分からないから、そのとき考えようと夫婦で話した、という率直な言葉が印象的です。答えを先に用意しなくても受けてよい。そう肩の力が抜ける方もいるでしょう。

一方で、悩みの真っただ中にいる方もいます。@p_sh7pipiさんは、受けるかどうかウジウジ悩んでいる、受けるも受けないも正解はない、と書いていました。この迷いこそ、多くのご夫婦が通る道です。周りが受けているかどうかではなく、ご自身たちの価値観で考えてください。

検査を考えるうえでは、公的な情報も心強い支えになります。学会の発信として日本産科婦人科学会の情報も参考にしてください。判断に迷ったときは、遺伝カウンセリングで専門家に相談するのも一つの道。ヒロクリニックNIPTでも、検査前後のご不安に寄り添っています。

なお、NIPTの基本的な対象や仕組みを一から知りたい方は、ダウン症と出生前検査の関係を解説した記事もご覧ください。検査でわかる範囲を正しく理解したうえで、ご夫婦にとって納得のいく選択をしてください。

よくある質問

Q. ヌーナン症候群5型はNIPTでわかりますか?

一般的なNIPT(新型出生前診断)は、主に21・18・13トリソミーなど特定の染色体の数を調べる非確定的な検査です。5型のように単一の遺伝子が関わる体質は、一般的な検査対象ではありません。そのため、NIPTでこの病気の有無が直接わかるわけではありません。診断は生まれた後、症状の観察や心臓の検査、遺伝学的検査を組み合わせて行われます。気になる点は、遺伝の専門医に相談してください。

Q. 5型で心臓の病気は必ず重くなりますか?

必ず重くなるわけではありません。5型では心臓の筋肉が厚くなる肥大型心筋症の頻度が高いと報告されていますが、多くは自覚症状がなく、定期的な超音波の検査での経過観察だけで過ごせます。症状がある場合はお薬などで管理します。早期に見つけて専門医と管理を続けることで、安定した生活を送ることが十分に可能です。心臓の状態に合わせて、無理のない生活を整えてください。

Q. この病気は必ず遺伝しますか?

常染色体顕性遺伝という形式をとり、ご両親のどちらかが5型の場合、お子さんへ受け継がれる確率は50パーセントです。ただし実際には、ご両親にこの体質がなく、お子さんの代で初めて遺伝子の変化が起きるケースが多いとされます。これは偶然起きた変化で、妊娠中の生活習慣やストレスが原因ではありません。誰のせいでもありませんので、心配なときは遺伝カウンセリングを利用してください。

Q. 成長ホルモンの治療は受けられますか?

低身長があり一定の基準を満たす場合に検討されます。日本ではヌーナン症候群に対して保険が適用されます。ただし5型では、成長を促す作用が心臓の筋肉を厚くする可能性が理屈のうえであるため、心臓の状態を慎重に評価したうえで判断されます。治療のメリットがリスクを上回るかを、主治医とよく相談して決めてください。自己判断で開始したり中止したりしないようにしてください。

Q. 出生前検査を受けるか迷っています。どう考えればよいですか?

受けるかどうかに正解はなく、ご夫婦が納得して決めることが大切です。検査で何がわかり、何がわからないのかを知ったうえで話し合ってください。結果が出る前は気持ちを想像しにくいものなので、迷うのは自然なことです。判断に迷うときは、遺伝カウンセリングで専門家に相談してください。ヒロクリニックNIPTでも、検査前後のご不安に寄り添っています。

Q. 発達の遅れが心配です。何から始めればよいですか?

5型では発達の個人差が大きく、多くは正常範囲か軽度の遅れにとどまるとされます。心配なときは、早い時期から療育を受けてください。体の動きや手先、言葉の練習など、お子さんに合わせたサポートがあります。まずはかかりつけの小児科や、地域の発達支援の窓口に相談してください。就学時には学校と連携し、学習面の環境を整えていきましょう。

著者・監修

岡 博史(おか ひろし)/医療法人社団福美会 ヒロクリニック統括院長・Labo Director(ラボディレクター)。慶應義塾大学医学部卒業後、日本と米国の医師国家試験に合格し、医学博士を取得。日本に約20人しかいないラボディレクター資格を保有。YouTube「ひろし先生の正しいエビデンス妊娠ch」などで、エビデンスにもとづく妊娠・出生前診断の情報を発信しています。

医師監修 監修日:2026年1月14日
岡 博史 (医師・医学博士/ヒロクリニック統括院長)

日本皮膚科学会 皮膚科専門医/日本医師会 産業医/東京衛生検査所 指導監督医

この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

医師監修 監修日:2026年1月14日
水田 俊 (医師・医学博士/ヒロクリニック岡山駅前院 院長)

日本小児科学会 小児科専門医/日本小児科学会認定 出生前コンサルト小児科医/小児科(NIPT・出生前診断)

この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

医師監修 監修日:2026年1月14日
新田 啓三 (医師/ヒロクリニック札幌駅前院 院長)

日本小児科学会 小児科専門医/日本アレルギー学会 所属/小児科(NIPT・出生前診断)

この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

参考文献

  1. Pandit B, Sarkozy A, Pennacchio LA, Carta C, Limongelli G, Bryant RM, et al. Gain-of-function RAF1 mutations cause Noonan syndrome and contribute to hypertrophic cardiomyopathy. Nature Genetics. 2007;39(3):397-401. doi:10.1038/ng1958
  2. Razzaque MA, Nishizawa T, Komoike Y, Shinohara K, Matsuoka R, Ogata T, et al. Germline gain-of-function mutations in RAF1 cause Noonan syndrome. Nature Genetics. 2007;39(8):1013-1017. doi:10.1038/ng2076
  3. Kobayashi T, Aoki Y, Niihori T, Mizuno S, Wakamatsu N, Okamoto N, et al. Molecular and clinical characterization of RAF1 mutations in Noonan syndrome-associated hypertrophic cardiomyopathy. Human Mutation. 2010;31(3):284-294. doi:10.1002/humu.21181
  4. Rauen KA. The RASopathies. Annual Review of Genomics and Human Genetics. 2013;14:355-369. doi:10.1146/annurev-genom-091212-153523
  5. Romano AA, Allanson JE, Dahlgren J, Gelb BD, Hall B, Pierpont ME, et al. Noonan syndrome: clinical features, diagnosis, and management guidelines. Pediatrics. 2010;126(4):746-759. doi:10.1542/peds.2009-3207

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