順に紹介:
| 方法名 | 日本語名 | 特徴・概要 | 対象となるケース |
| AIH | 人工授精 | 精子を子宮内に直接注入。排卵のタイミングに合わせて行う。自然妊娠に近い。 | 軽度の男性不妊、性交障害、原因不明不妊など |
| IVF | 体外受精 | 卵子と精子を体外で受精させて、できた受精卵(胚)を子宮に戻す方法。 | 卵管閉塞、高齢、重度の男性不妊、AIH失敗など |
| ICSI | 顕微授精 | 1個の精子を卵子に直接注入する体外受精の特殊版。 | 精子数が極端に少ない、運動率が悪い、受精障害 |
| FET | 凍結融解胚移植 | 凍結保存しておいた受精卵(胚)を融解し、子宮に移植する方法。 | 着床タイミングを調整したい時、複数回の移植、ホルモン補充周期での移植など |
新鮮胚移植は、比較的安価で培養期間が短く、凍結融解によるストレスを胚に与えずに済みます。また、採卵した周期にそのまま移植するので、移植の1~2週間後には妊娠判定ができるというスピード感も特徴のひとつです。一方で、採卵から日が浅い段階で移植するため、採卵で子宮や女性ホルモンが刺激を受けて敏感なことが原因で、妊娠率が全国平均で20%程度と低いことがデメリットとなります。
凍結融解胚移植は、何度も採卵しなくていいので負担が少なくて済む点や、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)のリスクを回避し、子宮内膜の環境がベストな状態で移植できるので、妊娠率が向上する傾向があります。また、複数の胚を凍結しておくことで、第2子・第3子を希望する際にも使えます。 一方で、「凍結・融解の過程で胚にストレスがかかって使えなくなるリスクがある」「 いったん融解すると再利用できない」といったことに注意が必要です。
『不妊治療って、自然妊娠よりも赤ちゃんの先天性疾患が増えるって聞いたことがあるんですけど…本当なんでしょうか?』
| 原因 | 説明 |
| 親側の背景(高齢・不妊原因) | 不妊自体が、遺伝子異常や加齢などのリスク要因を反映している。 |
| 精子・卵子の質の問題 | 受精障害・精子のDNA損傷などが治療で補われているが、もともとのリスクが高い。 |
| 顕微授精(ICSI)による「自然淘汰の回避」 | 自然なら受精しない精子も使われるため、弱い遺伝子が残る可能性。 |
| 胚培養や凍結操作の影響 | 胚への微小なストレスが発生する可能性(温度・pHなど)。ただし大半は安全域。 |
| エピジェネティクスの変化 | 精子や卵子のメチル化異常などが引き継がれる可能性が一部報告されている。 |
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