この記事のまとめ
いつもと違う体の変化に「もしかして妊娠?」と期待や不安を感じている方もいるのではないでしょうか。 妊娠超初期と呼ばれる時期には、微熱や眠気、少量の出血といったさまざまな症状が現れることがあります。 しかし、これらの症状は月経前症候群(PMS)や風邪の症状とも似ているため、ご自身で判断するのは難しいかもしれません。 本記事では、妊娠超初期に見られる症状の具体例や、その症状が起こる理由を解説します。ぜひご自身の体調を正しく理解し、お腹の赤ちゃんのために大切な時期を安心して過ごすための参考にしてください。
妊娠超初期症状について
一般的にいう「妊娠超初期症状」とは妊娠2〜3週目頃を指します。医療用語ではありませんが、妊娠によって起こる身体の変化のことです。
妊娠前の最終生理初日を妊娠0週とし、妊娠1週目は卵子が成熟し排卵の準備が始まります。妊娠2週目に排卵日を迎えると「主席卵胞」と呼ばれる卵子が1つだけ排卵され、24時間以内に精子と出会うことができると受精卵となります。
受精卵は元はひとつの細胞ですが、1日1回のペースで細胞分裂を始めます。これを卵割(らんかつ)といい、細胞を増やしながら卵管を通り子宮内膜へと進みます。妊娠3週目に受精卵が子宮内膜へ着床することで妊娠成立となるのです。
妊娠2週目から妊娠3週目の間に起こる身体の不調や違和感こそが「妊娠超初期症状」となります。なお妊娠超初期に妊娠検査薬を使用しても、正しい反応は出ないため注意が必要です。
- 妊娠超初期:妊娠2週〜妊娠3週
- 妊娠初期:妊娠13週6日まで
- 妊娠中期:妊娠14週0日〜27週6日
- 妊娠後期:妊娠28週~(40週0日出産予定日)
妊娠超初期に現れるおもな症状
妊娠超初期には、ホルモンバランスの変化によって心身にさまざまなサインが現れることがあります。
これは、体が赤ちゃんを育むための準備を始めた証拠といえるでしょう。
ただし、症状は個人差が大きく、生理前の不調と似ているものも少なくありません。
ここでは、代表的な8つの症状を解説します。
- おりものが変化する
- 少量の出血が続く
- 胸に違和感がある
- 腹部に違和感がある
- 熱っぽさが続く
- 食欲に変化が起こる
- 疲れやすくなる
- 便秘がちになる
これらのサインはあくまで目安であり、妊娠の確定は産婦人科の受診が必要です。
おりものが変化する
妊娠すると、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が増加します。
その影響で、おりものの量が増えたり、状態が変化したりすることがあります。
色は乳白色で、水っぽくサラサラした状態になるのが一般的です。
これは、子宮内を清潔に保ち、細菌などの侵入を防ぐための体の自然な働きです。
普段よりもおりものの量が増えたと感じる場合は、妊娠のサインかもしれません。
ただし、強いかゆみや不快な臭いを伴う場合は、感染症の可能性もあるため注意が必要です。
少量の出血が続く
性行為後1〜2週間後(妊娠3〜4週)や生理予定日前後に、少量の出血が見られることがあります。
これは「着床出血」と呼ばれ、受精卵が子宮内膜に着床する際に起こる出血です。
色はピンク色や茶色で、出血量はごくわずかであることがほとんどです。
期間も1〜3日程度で治まることが多く、通常の生理とは異なります。
ただし、着床出血を経験する人は全体の約10〜25%とされており、必ず起こるわけではありません。
出血量が多い場合や痛みが続く際は、ほかの原因も考えられます。
胸に違和感がある
妊娠すると、女性ホルモンの分泌が活発になり、胸に変化が現れることがあります。
具体的には、胸が張って痛みを感じたり、乳頭が敏感になったりする症状です。
下着がこすれるだけでチクチクとした痛みを感じる人もいます。
これは、出産後の授乳に向けて乳腺が発達し始めるために起こる変化です。
月経前症候群(PMS)の症状としてもよく見られますが、妊娠超初期の場合は、より強く症状を感じる傾向があります。
腹部に違和感がある
妊娠超初期には、下腹部に痛みや違和感を覚えることがあります。
症状は、生理痛のようなチクチクとした痛みや、お腹が引っ張られるような感覚などがあげられます。
これは、受精卵が着床したことや、子宮が少しずつ大きくなる準備を始めたことによるものです。
基本的には一時的な症状で、安静にしていれば治まることがほとんどです。
ただし、我慢できないほどの強い痛みや、出血を伴う腹痛が続く場合は注意しましょう。
気になる症状があれば、早めに医療機関へ相談してください。
熱っぽさが続く
妊娠すると、女性ホルモンの「プロゲステロン」の分泌が増え、基礎体温が高い状態が続きます。
これを「高温期」と呼び、通常は排卵後から生理が来るまでの約2週間続きます。
しかし、妊娠した場合は生理予定日を過ぎても高温期が継続。
そのため、常に体がポカポカしたり、熱っぽさを感じたりすることがあります。
風邪の初期症状と似ていますが、咳や喉の痛みといったほかの症状がないのが特徴です。
日ごろから基礎体温を測っていると、体温の変化に気づきやすくなります。
食欲に変化が起こる
妊娠によるホルモンバランスの変化は、食欲にも影響を与えることがあります。
これまで好きだったものが急に食べられなくなったり、特定の食べ物ばかりを欲したりします。
また、嗅覚が敏感になり、炊き立てのご飯の匂いや香水の香りで気分が悪くなることも少なくありません。
これは、本格的なつわりが始まる前の兆候ともいわれています。
食欲が全くなくなる人もいれば、反対にお腹が空いて仕方がないと感じる人もおり、その変化は人それぞれです。
無理せず、食べられるものを少しずつ口にしましょう。
疲れやすくなる
妊娠超初期には、多くの人が強い眠気や倦怠感を覚えます。
十分な睡眠をとっているはずなのに日中も眠かったり、体を動かすのが億劫になったりします。
これは、体を休ませて妊娠を維持しようとする体の働きによるものです。
原因は、プロゲステロンというホルモンに催眠作用があることや、妊娠によって体のエネルギー代謝が活発になることなどが考えられます。
無理をせず、眠いときには短い時間でも昼寝をするなど、意識的に休息をとることが大切です。
便秘がちになる
妊娠すると、ホルモンの影響で便秘になりやすくなります。
とくに、妊娠の維持に欠かせないプロゲステロンには、腸の動きを鈍くする働きがあります。
そのため、便が腸内に留まる時間が長くなり、水分が吸収されすぎて便が硬くなってしまうためです。
大きくなり始めた子宮が腸を圧迫することも、便秘の原因の1つと考えられています。
妊娠超初期からこの症状に悩まされる人は少なくありません。
こまめな水分補給や、食物繊維の多い食事を心がけることが大切です。

妊娠初期に分泌されるホルモン
妊娠成立(着床)後、妊娠初期(妊娠4〜15週目)に現れる症状は、おもに妊娠に関係する3つのホルモン産生や分泌が原因です。妊娠ホルモンにより胎盤や乳腺を整え、胎児の成長を促しながら、出産の準備をおこないます。
hCGホルモン(ヒト絨毛ゴナドトロピン)
hCGホルモンは、妊娠した場合にのみ分泌される特殊なホルモンです。
受精卵が子宮内膜に着床すると、胎盤になる部分から分泌が始まります。
このホルモンの重要な役割は、妊娠を維持するために不可欠な黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促すことです。
市販の妊娠検査薬は、尿に含まれるhCGホルモンを検出することで妊娠の判定を行います。
hCGホルモンの分泌量は妊娠8〜10週頃にピークを迎え、つわりの原因の1つになるとも考えられています。
卵胞ホルモン(エストロゲン)
卵胞ホルモン(エストロゲン)は、女性らしい体つきを促進するホルモンとして知られています。
妊娠においては、子宮内膜を厚くして受精卵が着床しやすい状態に整える役割を担います。
妊娠が成立したあとも分泌が続き、お腹の赤ちゃんが育ちやすいように子宮の環境を維持。
また、出産後の授乳に備えて乳腺を発達させる働きもあります。
このホルモンの急激な増加は、気分の浮き沈みや吐き気など、つわりの症状に関係しているともいわれています。
黄体ホルモン(プロゲステロン)
黄体ホルモン(プロゲステロン)は、妊娠の維持に中心的な役割を果たすホルモンです。
受精卵の着床に備えて子宮内膜を柔らかくし、妊娠後は赤ちゃんが育ちやすいように子宮の状態を安定させます。
基礎体温を上昇させる働きがあるため、妊娠超初期の「熱っぽさ」はこのホルモンが原因です。
一方で、腸の動きを鈍らせて便秘を引き起こしたり、強い眠気を引き起こしたりもします。
妊娠中の体のさまざまな不調は、プロゲステロンの作用が影響していることが多いです。
妊娠超初期の段階で気をつけるべきこと
妊娠超初期は、赤ちゃんの脳や心臓といった器官が作られ始める大切な時期です。
しかし、まだ妊娠に気づいていない人も多いでしょう。
妊娠の可能性があると感じたら、お腹の赤ちゃんのために、生活習慣を見直すことが肝心です。
ここでは、赤ちゃんの健やかな成長のために気をつけたい7つのポイントを紹介します。
- 喫煙をやめる
- 禁酒する
- カフェインを控える
- 激しい運動を控える
- 薬を服用する際は医師に相談する
- 性交渉を控える
- 感染症を発症しないように十分注意する
これらに注意し、安心してマタニティライフの準備を始めましょう。
喫煙をやめる
タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は、血管を収縮させて血流を悪化させます。
その結果、お腹の赤ちゃんに十分な酸素や栄養が届かなくなり、発育に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
喫煙は、妊娠中の方だけでなく赤ちゃんの健康にも直結する問題です。
妊娠が分かった時点ですぐに禁煙しましょう。
パートナーが喫煙者の場合は、受動喫煙を避けるために協力してもらうことも大切です。
禁酒する
妊娠中のアルコール摂取は、お腹の赤ちゃんに「胎児性アルコール症候群」という先天性の疾患を引き起こす可能性があります。
これは、知能障害や発育の遅れ、特有の顔つきなどの症状が特徴です。
妊娠中は、アルコールの分解に関わる胎盤の機能が未熟なため、摂取したアルコールが直接赤ちゃんに届いてしまいます。
「少しだけなら大丈夫」という安全な摂取量は存在しないため、妊娠の可能性があると感じた時点から、完全に禁酒することが強く推奨されます。
カフェインを控える
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは、過剰に摂取すると胎盤の血流を減少させ、赤ちゃんの成長に影響を与える可能性があります。
流産や低出生体重児のリスクを高めるともいわれています。
妊娠中は、1日のカフェイン摂取量を200mg程度(コーヒーなら1〜2杯)に抑えることが望ましいです。
カフェインはエナジードリンクや、チョコレートにも含まれているため注意しましょう。
最近では、カフェインレスやデカフェの飲み物も増えているため、上手に活用するのがおすすめです。
激しい運動を控える
妊娠超初期は、まだ胎盤が完成しておらずデリケートな時期です。
ジョギングやジャンプを伴うスポーツ、お腹に力が入るような激しい運動は、直接流産の原因とならないとされます。
しかし、子宮の収縮を招き、流産のリスクを高める可能性があります。
妊娠の可能性がある場合は、これまで習慣にしていた運動も一度見直しましょう。
ウォーキングやマタニティヨガ、スイミングなどの軽い運動は、気分転換や体重管理に効果的です。
ただし、運動を始める前には、必ずかかりつけの医師に相談して許可を得てください。
薬を服用する際は医師に相談する
妊娠超初期は、赤ちゃんの重要な器官が形成される大切な時期です。
この時期に妊娠中の方が服用した薬の成分が、赤ちゃんの発育に影響を与えてしまう可能性があります。
市販の風邪薬や鎮痛剤、サプリメントであっても、自己判断で服用するのはやめましょう。
持病があって日常的に薬を飲んでいる場合はもちろん、頭痛などで薬を使いたい場合も、必ず事前に医師や薬剤師に相談してください。
妊娠していること、またはその可能性を伝えたうえで、安全な薬を処方してもらうことが賢明です。
性交渉を控える
妊娠超初期の性交渉が、直接流産につながるという医学的根拠は明確ではありません。
しかし、子宮が収縮しやすいデリケートな時期であり、子宮への刺激は避けられないため、慎重になることが大切です。
とくに、着床出血のような出血が見られる場合や、腹痛がある場合は控えるべきでしょう。
性交渉による感染症は、妊娠の経過に悪影響を及ぼすリスクもあります。
感染症予防のためにコンドームを使用することも大切です。
心配なことがある場合は性交渉を控えることも検討し、パートナーとよく話し合い、医師の指示に従うようにしてください。
感染症を発症しないように十分注意する
妊娠中に特定の感染症にかかると、お腹の赤ちゃんに影響が出ることがあります。
とくに、風疹やトキソプラズマ、サイトメガロウイルスなどには注意が必要です。
これらの感染症を防ぐためには、基本的な対策が重要になります。
外出後の手洗いやうがいを徹底し、人混みを避けるようにしましょう。
また、トキソプラズマは生の肉や猫のフンから感染する可能性があります。
そのため、肉は十分に加熱し、土いじりやペットの世話のあとは手を洗うことを心がけてください。
妊娠超初期の高温期について
女性の基礎体温は、月経周期にあわせて「低温期」と「高温期」の2つの期間を繰り返します。
排卵が起こると、女性ホルモンの影響で体温が上がる「高温期」に入り、これが約2週間続いたあとに生理が来ると体温が下がり「低温期」に戻ります。
しかし、妊娠が成立した場合は、妊娠を維持するためにホルモンの分泌が続くため、生理予定日を過ぎても高温期が継続。
この状態が3週間以上続けば、妊娠の可能性が高いといえるでしょう。
日ごろから基礎体温を記録しておくと、この変化に気づきやすくなります。
妊娠検査薬で妊娠セルフチェックを行う
妊娠超初期症状は個人差が大きく、生理前の症状と似ているため、体調の変化だけで妊娠を判断するのは困難です。
もっとも確実なセルフチェック方法は、市販の妊娠検査薬を使用することです。
妊娠検査薬は、妊娠すると分泌されるhCGホルモンが尿中に含まれているかを調べます。
正確な結果を得るためには、生理予定日の1週間後を目安に使用するのがおすすめです。
検査薬で陽性のラインが出た場合は、なるべく早く産婦人科を受診しましょう。
超音波検査で赤ちゃんの袋(胎嚢)を確認し、正常な妊娠かどうかを診断してもらう必要があります。
妊娠超初期に関してよくある質問
妊娠したかもしれないと感じる時期は、期待とともに多くの疑問や不安が生まれるものです。
ささいな体調の変化にも敏感になり、さまざまな情報が気になる方も多いでしょう。
ここでは、とくに多くの方が疑問に思う4つの質問にお答えします。
- Q1.妊娠超初期症状がない方もいるの?
- Q2.妊娠超初期の段階で、胎児の姿はエコーで確認できるの?
- Q3.妊娠超初期と月経前の症状に違いはあるの?
- Q4.妊娠超初期に気をつけるべきことはなんですか?
疑問や不安を解消し、落ち着いて過ごすための参考にしてください。
Q1.妊娠超初期症状がない方もいるの?
はい、妊娠超初期症状が全くない方も珍しくありません。
症状の現れ方やその強さには大きな個人差があります。
眠気や熱っぽさ、胸の張りといったサインをはっきりと感じる人もいれば、次の生理予定日まで普段と全く変わらずに過ごす人もいます。
症状がないからといって、妊娠が順調に進んでいないわけではないので心配は不要です。
妊娠しているかどうかをもっとも正確に知る方法は、妊娠検査薬の使用と、その後の産婦人科での診察です。
体調の変化だけに左右されず、適切な時期に確認しましょう。
Q2.妊娠超初期の段階で、胎児の姿はエコーで確認できるの?
いいえ、妊娠超初期(妊娠2〜3週)の段階では、まだエコー(超音波検査)で赤ちゃんの姿を確認できません。
一般的に、エコーで最初に確認できるのは、赤ちゃんが入っている袋である「胎嚢(たいのう)」です。
これが確認できるのは、早くても妊娠5週頃です。
その後、妊娠6週頃になると、胎嚢の中にいる赤ちゃんの心拍が確認できます。
この心拍が確認できた時点で、産婦人科ではじめて正常な妊娠が確定したと診断されます。
Q3.妊娠超初期と月経前の症状に違いはあるの?
妊娠超初期の症状と、生理前に起こる月経前症候群(PMS)の症状はよく似ています。
眠気やだるさ、胸の張り・腹痛、イライラなどはどちらでも起こりうる症状です。
これは、両方の時期で黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えることが原因です。
明確な違いをあげるなら、妊娠した場合にのみ起こる「着床出血」や、生理予定日を過ぎても「高温期」が続くことですが、これらも個人差があります。
症状だけで見分けるのは難しいため、妊娠検査薬で確認することがもっとも確実です。
Q4.妊娠超初期に気をつけるべきことはなんですか?
妊娠超初期は、赤ちゃんの重要な器官が作られる大切な時期です。
まずは、喫煙と飲酒をすぐにやめましょう。
これらは、赤ちゃんの成長に深刻な影響を与える可能性があります。
また、カフェインの摂りすぎにも注意が必要です。
普段飲んでいる薬がある場合は、自己判断で服用を続けず、必ず医師や薬剤師に相談してください。
激しい運動は避け、バランスの取れた食事と十分な休息を心がけることが、妊娠中の方ご本人と赤ちゃんの健康の第一歩です。
感染症予防のため、手洗いなども徹底しましょう。
妊娠が確定したらNIPT(新型出生前診断)
妊娠を望まれていた方にとって妊娠が確定した日から出産を迎えるまで、最も気がかりなことは赤ちゃんの健康状態でしょう。とくに高齢妊娠の場合、胎児の染色体異常やそれにともなう流産リスクが上昇します。
NIPT(新型出生前診断)とは、母体血液のみで胎児の染色体異常による先天性疾患リスクの可能性を検出する検査です。妊娠6週0日より検査が可能で、これまでの出生前診断のように、胎児へ直接的な侵襲(ダメージ)は、ほとんどないとされています。またNIPT(新型出生前診断)は、21トリソミー(ダウン症)の検出において感度・特異度は99.9%と非常に高精度な検査といえるでしょう。
まとめ
ヒロクリニックNIPTでは染色体の単体検査から、すべての染色体異常リスクを検出する検査など、さまざまなNIPT(新型出生前診断)プランをご用意しております。その他、陽性の可能性を数値化したヒロクリニックNIPT独自の「陽性スコア」なども無料にて、ご提供をおこなっております。
大切な赤ちゃんの健康状態を早期に調べ、健やかな妊娠期間と出産を迎えるためにも、NIPT(新型出生前診断)に精通した専門医在籍のヒロクリニックNIPTに、ぜひ一度ご相談ください。
ヒロクリニックでは臨床研究に基づく最新情報とアフターサポートで、安心して検査を受けるお手伝いをさせていただきます。
(ヒロクリニックでは、お客様の同意を得た上で臨床研究データとして活用しております。)
Q&A
よくある質問
妊娠超初期症状についてよくある質問をいくつかまとめました。参考にしてみてください。
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Q着床出血とは何ですか?
着床した場合、高温期7日目の症状として着床出血が起こることがあります。着床出血とは少量の出血が1〜4日ほど続く状態のことで、生理と間違えやすい症状のため注意が必要です。
ただし、着床出血を自覚する人は25%以下といわれています。着床出血がないからといって「着床していない」ということではありません。 -
Q高温期がいつまで続いたら妊娠していると考えられますか?
通常、高温期は14日目まで続くとされます。高温期14日目が過ぎて生理が来ると再び低温期となりますが、高温期が14日目を過ぎても続き、微熱などの症状がある場合、妊娠している可能性があります。
しかし高温期14日目に微熱などの症状のない方が、その後の妊娠検査薬で陽性反応となるケースも少なくありません。高温期は人によって前後することもあるので、高温期14日目は目安と考えることが大切です。
また早期妊娠検査薬であれば、高温期12日目には検査が可能とされています。
記事の監修者
岡 博史先生
【役職】
NIPT専門クリニック医学博士
ヒロクリニック統括院長
【資格】
平成8年 医師免許 取得
平成14年 慶應義塾大学医学博士号 取得
平成15年 皮膚科専門医 取得
平成29年 産業医 取得
【略歴】
平成8年 慶應義塾大学医学部 卒業
平成8年 慶應義塾大学医学部皮膚科学教室 入局
平成11年 川崎市立川崎病院総合心療内科 勤務
平成12年 川崎市立川崎病院皮膚科 勤務
平成14年 慶応義塾大学病院皮膚科 勤務
平成17年 城本クリニック 勤務
平成20年 ヒロクリニック開院・院長就任
平成21年 医療法人社団福美会 設立・理事長就任
【所属】
医療法人社団福美会
【SNS】
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