出生前診断の全て!NIPT・羊水検査・絨毛検査の違いと安全性を徹底比較【YouTube動画解説】

こんにちは、未来のあなたと赤ちゃんを笑顔にするおかひろしです
このチャンネルでは、NIPT(新型出生前診断)を中心に、医学的根拠に基づいた情報を、感情でなくデータを元に分かりやすくお届けしていきます。

妊娠中の検査、色々ありすぎて不安になりますよね? 
特に羊水検査絨毛検査は針をお腹に針を刺す検査のため、
赤ちゃんに針が刺さったらどうなるの…?
とか、
すごく危険なんじゃないか?
なんて、怖い情報がネットに流れてて不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?   

これを知らないままだと、せっかくの妊娠期間のママと赤ちゃんの貴重な時間をネガティブな気持ちのまま過ごしてしまうかもしれません
大切な赤ちゃんのために、色々な情報に触れて悩んでしまうのは当然ですよね。そのお気持ち、よく分かります。
今回は専門家が世の中の誤解をバッサリ解消! 
羊水検査絨毛検査の本当の安全性について、根拠をもとに分かりやすく解説します。安心して検査を受けるための参考に、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも絨毛検査と羊水検査とは何か?

絨毛検査羊水検査は、どちらも妊娠中に胎児の状態を調べるための出生前診断ですが、検査の対象となるものと実施時期が異なります。


2つの検査の違いは何か?
参考画像を元にひろし先生に分かりやすく解説いただく

参考画像:
https://drive.google.com/file/d/1WLfd3sByf_y8347qP3Gy4Rg1XOf5qGDM/view?usp=drive_link

上記を解説した上で、羊水検査絨毛検査の誤解を解いていく

ここまで羊水検査絨毛検査について解説しました。ここからは、一般的に誤解されていることの多い2つの検査の疑問について詳しく解説していきたいと思います。

①胎盤の位置で羊水検査が受けられない?

胎盤がお腹側にあっても羊水検査は可能、胎盤を通過して針を刺しても危険度が高まることはある。避けて刺す必要がある。

②子宮筋腫があると羊水検査は危険?

女性の約3人に1人が持っているとも言われる子宮筋腫
それが直ちに羊水検査のリスクを高めることは通常ありません。子宮筋腫をさけて刺す方が望ましいです。
※筋腫があっても羊水検査は受けれるし、検査の危険性は増したりしない事を伝えて欲しい

③羊水検査で胎児に針が刺さったりしない?

エコー下で行うことによって当たらないようにしている。

④絨毛検査は羊水検査より危険?

日本ではまだ絨毛検査についてきちんと理解してない医者も多いので誤った認識が広まっている可能性がある。
※上記のように参考元動画では解説されている。ひろし先生の知識と経験で感じることを素直に話していただきたい。

絨毛検査(CVS)と羊水検査の比較

項目絨毛検査(CVS)羊水検査
実施時期妊娠10〜13週頃妊娠15〜18週以降
採取対象胎盤の絨毛組織羊水
流産リスク約0.2〜1%約0.1〜0.3%
結果判明まで約1〜3週間約2〜3週間
主なメリット早期に結果が得られる胎児由来の細胞を直接分析
主な注意点胎盤限局性モザイクの可能性実施時期がやや遅い

最後に検査後の安静・入院の必要性についてお話しします。

絨毛検査(CVS)

  • 実施時期:妊娠10〜13週頃に行われます。
  • 方法:超音波で胎児の位置を確認しながら、子宮頸部または腹壁から細い針を挿入して胎盤の絨毛組織を採取します。
  • 所要時間:手技自体は約15〜30分程度で終了します。
  • 入院の必要性:通常は日帰りで行われ、入院は不要です。ただし、出血や子宮収縮などのリスクがあるため、医師の判断で短時間の経過観察が行われることがあります。

羊水検査(羊水穿刺)

  • 実施時期:妊娠15〜18週頃に行われます。
  • 方法:超音波で胎児や胎盤の位置を確認しながら、腹壁から細い針を挿入して羊水を採取します。
  • 所要時間:手技自体は約20〜30分程度で終了します。
  • 入院の必要性:通常は日帰りで行われ、入院は不要です。ただし、穿刺後に出血や羊水漏れ、子宮収縮などのリスクがあるため、医師の判断で短時間の経過観察が行われることがあります。

実際のところ、検査後に必ず入院したり、安静にしていなければならないということは特にありません。施設によっては入院や長時間の安静を指示する場合もあるようですが、本人が希望すればすぐに帰宅して羊水検査絨毛検査の後でも、日常生活は基本的に通常通り送ることができますが、検査当日は入浴を控えることが一般的に推奨されています。

検査後の入浴に関する注意点

  • 検査当日:多くの医療機関では、感染予防や体調管理の観点から、検査当日の入浴を控えるよう指導しています。 nipts.jp
  • 翌日以降:特に問題がなければ、翌日からは通常通りの入浴や日常生活が可能とされています。

本日のまとめ

今日は羊水検査絨毛検査にまつわる誤解についてお話しさせていただきました。

  • 胎盤がお腹側にあっても羊水検査は可能なことがあります。
  • 子宮筋腫がある場合でも、ほとんどの場合、羊水検査(羊水穿刺)のリスクが大きく高まることはありません。ただし、筋腫の位置や大きさによっては、穿刺が難しくなることがあります。
  • エコー下で胎児に針が刺さらないように注意しながらおこなう。
  • 絨毛検査羊水検査より危険ということは決してありません
  • 検査のために特別な入院や、検査後の長時間の安静は通常必要ありません

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