高齢出産はやめたほうがいい?リスクや2人目の注意点を解説

高齢出産のリスク

高齢出産は流産や妊娠合併症のリスクが高く、第二子の場合は育児との両立も考えなければなりません。本記事では、第二子や年子を高齢出産する場合のリスクや注意点について専門医が解説します。高齢出産を控えている方は参考にしてください。

妊娠したら15週目までに
NIPTを検討しましょう

妊娠したら15週目までに
NIPTを検討しましょう

高齢出産で第二子を産むこと・育てること

「高齢出産はやめたほうがいい」という言葉を目にして、胸がざわついた方もいるのではないでしょうか。私は外来で毎日のように、35歳を過ぎた妊婦さんから「産んでも大丈夫でしょうか」「検査は受けたほうがいいですか」という声を聞きます。その不安の多くは、正しい数字を知らないまま、断片的な情報に触れることから生まれています。

この記事では、高齢出産の定義から年齢ごとのリスク、確率の正しい読み方、受けられる出生前検査、そして2人目や日本の現状まで、一本の道すじとして整理します。年齢はあくまで指標の一つ。恐れるためではなく、落ち着いて準備するための知識としてお読みください。

💡 この記事でわかること

  • 高齢出産は何歳から?定義と、経産の場合の考え方
  • 年齢とともに高まる妊娠合併症染色体異常のリスク
  • 「確率」に振り回されないための、数字の正しい見方
  • 受けられる出生前検査の種類と、非確定検査・確定検査の違い
  • 2人目・年子を高齢で迎えるときの注意点
  • 35歳以上の出産が全体の約3割を占める、日本の現状

高齢出産は何歳から?まず定義を整理する

結論から言うと、日本では35歳以上で初めて出産することを「高齢初産」と呼びます。これは日本産科婦人科学会が定めた区分です。

一方で、2人目以降の出産、いわゆる経産については、明確な年齢の定義はありません。世界的には、出産経験のある方が40歳以上で妊娠することを含めて「高齢妊娠」と呼ぶ考え方もあります。ただし年齢を重ねるほど出産に伴うリスクが高まるのは事実であり、35歳を過ぎてからの出産は、初産か経産かにかかわらず広く「高齢出産」と認識されています。

とはいえ、体の状態には大きな個人差があります。同じ38歳でも、体力も血圧も人それぞれ。年齢はリスクを考える出発点にはなりますが、あなたという個人を決めつける数字ではありません。まずはこの前提を、心の真ん中に置いておいてください。より詳しいリスクの全体像は高齢出産のリスクとは?年齢別の注意点でも解説しています。

年齢別のリスク①:妊娠・出産で起こりやすい合併症

高齢出産で注意したいリスクは、大きく「お母さん側の合併症」と「赤ちゃん側の染色体の変化」の二つに分かれます。まずはお母さん側から見ていきましょう。

年齢が上がると、血管や子宮、産道といった体の各所がしなやかさを失っていきます。その結果として起こりやすくなる代表的なトラブルが、次のものです。

高齢出産で注意したい主な合併症(お母さん側) 妊娠高血圧症候群 血圧140/90以上に注意 妊娠糖尿病 血糖値の管理が大切 難産・前置胎盤 帝王切開になる場合も
年齢とともに頻度が上がる、お母さん側の主な合併症

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降から産後12週までの間に高血圧となる病気です。最高血圧140mmHg以上、または最低血圧90mmHg以上が目安で、たんぱく尿や全身の臓器の障がいを伴うことがあります。妊娠は体に大きな負担をかけるため、若い妊婦さんより高齢の妊婦さんのほうが発症しやすい傾向です。重症化すると赤ちゃんの発育不全や、お母さんのけいれんなどにつながることもあり、計画的な帝王切開が選ばれる場面も増えます。詳しくは妊娠高血圧症候群とはをご覧ください。

妊娠糖尿病

妊娠をきっかけに血糖値が上がる状態を、妊娠糖尿病といいます。多くは出産後に正常へ戻りますが、放置すると羊水過多や巨大児、難産の原因になりえます。非妊娠時から肥満ぎみの方、家族に糖尿病の方がいる場合は、とくに注意が必要です。高齢出産では、こうした血糖値の追加検査を受ける場面も増えます。手間に感じるかもしれませんが、早期に見つけて食事を整えれば、多くはコントロールできます。実際、妊婦さんの@Selime_0123さんも「高齢出産だと75g経口ブドウ糖負荷試験という血糖値検査を受けることになった」と体験を綴っていました。

難産・前置胎盤・産後のトラブル

赤ちゃんが通る産道や子宮口は、年齢とともに少しずつ硬くなります。そのためお産に時間がかかりやすく、前置胎盤や胎盤早期剥離といった合併症の頻度も高くなる傾向です。出産後も、子宮が元の大きさに戻りにくい子宮復古不全や、疲れが抜けにくいことによる産後うつには気を配りたいところ。無理をせず、家族や産後ケアサービスの手を借りることが回復への近道です。

年齢層流産率の目安
30〜34歳約15%
35〜39歳約17〜18%
40歳以上約25〜30%
年齢層別の流産率の目安(文献により幅があります)

流産についても触れておきます。ある報告では、母体年齢が35歳以上になると流産のリスクがおよそ2.8倍に、カップルそろって40歳以上になると約5.6倍に高まるとされています。流産の多くは、赤ちゃん側の染色体の偶発的な変化によって起こるもので、お母さんの過ごし方が原因ではありません。ここは誤解しやすいので、あえて強調しておきます。

年齢別のリスク②:赤ちゃんの染色体異常

赤ちゃん側のリスクとして代表的なのが、染色体の数の変化です。年齢が上がるほど、その頻度は高まります。

高齢妊娠で頻度が上がる染色体の変化には、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミーエドワーズ症候群)、13トリソミーパトウ症候群)などがあります。それぞれ現れ方は異なります。

  • 21トリソミー(ダウン症候群):発育や精神発達のゆっくりとした歩み、特徴的な顔つき、低身長などが見られます。染色体の変化のなかで最も頻度が高いタイプ。
  • 18トリソミー(エドワーズ症候群):心臓などに重い合併症を伴うことが多く、出産まで至らないケースも少なくありません。
  • 13トリソミー(パトウ症候群):口唇口蓋裂や心臓の重篤な疾患などがみられます。

なぜ年齢とともに増えるのか。その答えは、卵子ができる仕組みにあります。女性の卵子のもとは生まれる前の胎児期にすべて作られ、卵子は母親と同じ年齢を重ねていきます。卵子の在庫は年齢とともに減っていき、その質もゆるやかに変化します。

年齢が上がると、染色体を正確に振り分ける装置のはたらきが衰えます。すると21番などの染色体がうまく分かれない「不分離」が起こりやすくなります。これが35歳前後を一つの分岐点と呼ぶ、生物学的な理由です。

ここで大切なのは、これが老化という自然の営みであって、努力不足でも生活習慣のせいでもないという点。自分を責める必要は、どこにもありません。仕組みをさらに詳しく知りたい方は35歳からのダウン症リスク。確率より「仕組み」を知るNIPTをどうぞ。

確率の正しい見方——数字に振り回されないために

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。確率は、恐れるための数字ではなく、判断を助けるための数字。読み方を知れば、不安はずいぶん和らぎます。

まず、出産時の母体年齢とダウン症のおおよその頻度を見てみましょう。数値は文献によって幅があり、出産時点での目安としてご覧ください。

出産時の母体年齢21トリソミーのおおよその確率
20歳約1/1,500
30歳約1/1,000
35歳約1/350
40歳約1/100
45歳約1/30
出産時の母体年齢と21トリソミーの発生頻度の目安(文献により幅があります)

この数字には、日本人を対象にした確かな裏づけがあります。八重樫伸生らが日本の4施設で35歳以上の妊婦5,484人の羊水検査データを解析した研究(1998年、日本人類遺伝学会)では、全体の2.1%(117人)に染色体の変化が見つかりました。内訳は21トリソミー42例、18トリソミー13例、13トリソミー7例などです。回帰分析で平滑化した発生率(羊水検査時・胎児1,000人あたり)は、次のように年齢とともに指数関数的に上がっていきます。

母体年齢別の染色体異常(全異数性)発生率 羊水検査時・胎児1,000人あたり(八重樫ら1998) 4.12 9.02 15.2 25.6 56.0 35歳 38歳 40歳 42歳 45歳 1,000人あたり
全異数性の発生率は35歳の4.12から45歳の56.04へと上昇(八重樫ら1998・回帰平滑化値)

この研究には、もう一つ大切な発見があります。日本人の21トリソミーの発生率は、欧米で報告されてきた値とほとんど変わりませんでした。染色体の変化の起こりやすさは、人種や地域に左右されない——不安を煽る俗説ではなく、こうした確かなデータに基づいて考えることが、冷静さを保つ助けになります。

もう一つ、確率の読み方で誤解しやすいのが「1/100」という表現です。これは「100人産めば必ず1人」という意味ではありません。あくまで統計上の平均的な頻度であり、裏を返せば40歳でも約99%は染色体の変化を持たないお子さんを授かるということ。同じ数字でも、どちらの側から眺めるかで受ける印象は大きく変わります。私は外来で、この「裏側の数字」もあわせてお伝えするようにしています。

そして、見落とされがちな事実がもう一つ。確率そのものは若い方が低いものの、出産数は20〜30代が多いため、実際に生まれてくる染色体の変化を持つお子さんの多くは35歳未満の妊娠からです。つまり「高齢だから」でも「若いから安心」でもなく、どの年代にも一定の可能性があります。だからこそ、次にお話しする出生前検査は、年齢にかかわらず選択肢になります。

受けられる出生前検査——非確定検査と確定検査の違い

出生前検査は、大きく「非確定検査」と「確定検査」の2段階に分かれます。この違いを知っておくと、結果の受け止め方がぶれません。

出生前検査は2段階 ① 非確定検査 NIPT・超音波・母体血清マーカー 採血などで「可能性」を調べる 陽性なら ② 確定検査 羊水検査絨毛検査 細胞を調べ「診断」を確定
まず負担の少ない非確定検査で調べ、必要に応じて確定検査へ進みます

非確定検査は、体への負担が少なく「可能性(確率)」を調べる検査です。確定検査は、お腹に針を刺して細胞を採取し「診断を確定させる」検査で、ごくわずかに流産のリスクを伴います。主な検査を一覧にまとめました。

検査名分類時期(目安)特徴リスク・注意点
NIPT(新型出生前診断非確定検査妊娠10週ごろ〜採血のみ。21トリソミーなどで高い検出精度陽性時は確定検査が必要
母体血清マーカー(クアトロ検査)非確定検査妊娠15〜18週比較的安価で広く普及精度はNIPTより低め
超音波検査(胎児ドック)非確定検査妊娠11週ごろ〜首の後ろのむくみ(NT)や形態を評価染色体異常は直接わからない
絨毛検査確定検査妊娠10〜13週早い時期に確定診断できる流産リスク約0.3〜1%
羊水検査確定検査妊娠15〜18週染色体をほぼ確実に診断流産・破水リスク約0.1〜0.3%
高齢出産で検討される主な出生前検査(時期・リスクは目安)

なかでもNIPT(新型出生前診断)は、お母さんの採血だけで、血液中に含まれる胎児由来のDNA断片を解析する検査です。妊娠10週ごろという早い時期から受けられ、赤ちゃんへの直接的なリスクがありません。21トリソミーなど特定の染色体疾患に対しては、感度99%以上と、ほかの非確定検査より高い精度が報告されています。ただし、あくまで「可能性の高さ」を示す非確定検査であり、診断を確定させるものではない点は、必ず押さえてください。

NIPTで陽性となった場合は、羊水検査などの確定検査に進みます。羊水検査は妊娠15〜18週ごろに行い、染色体の変化をほぼ確実に診断できますが、お腹に針を刺すためわずかに流産・破水のリスクを伴います。どの検査から始めるか迷ったときは、まず負担の少ないNIPTや超音波でスクリーニングし、必要に応じて確定検査へ——この順序が基本です。判断に迷う場面では、臨床遺伝の専門家による遺伝カウンセリングが心強い支えになります。検査全体のラインナップは検査項目一覧もご参照ください。

高齢出産で2人目・年子を迎えるとき

2人目以降を高齢で迎える場合、育児をしながら自分の体調も管理するという、初産にはなかった難しさが加わります。ポイントは「一人で抱え込まない環境づくり」です。

高齢出産で年子を育てる

妊娠期には、上の子を抱き上げる動作がお腹の張りや腰痛の原因になりがちです。抱っこ紐を使う、できるだけ座って関わるといった小さな工夫が体を守ります。出産にあたっては、急な入院や帝王切開の可能性を想定し、上の子の預け先を夫婦で具体的に決めておくと安心です。産後の回復は若い頃より時間がかかることを、あらかじめ見込んでおきましょう。

私が外来でよく耳にするのも、この産後の回復についての声です。年齢を重ねるほど体力の戻りに時間がかかると実感しつつ、前向きに次の出産を楽しみにしている方はたくさんいます。X上で4人のお子さんを育てる@mohchimamaさんも「歳を取るほど産後の回復に時間を要するようになり、育児も体力の衰えを痛感した。40代半ばで次の子を産むけれど、不安だけれど全力で楽しみたい」と綴っていました。体力の変化は正直に受け止めつつ、頼れる先を増やしておくことが、笑顔で過ごす秘訣です。

夫婦の連携も欠かせません。私は外来で、育児が始まる前から役割を分担できていた家庭ほど、産後を穏やかに乗り切っている印象を持っています。36歳で初産を迎えた@meyuca3さんも「高齢出産は特に、夫婦の連携がないとつらい」と率直に語っていました。役割をあらかじめ共有しておくと、いざというとき慌てずにすみます。経産婦さんの出生前診断の考え方は経産婦さんと出生前診断にまとめました。

35歳以上の出産——日本の現状

高齢出産は、いまや決して珍しい選択ではありません。厚生労働省の統計では、2022年に出産した母親のうち、およそ3割が35歳以上でした。

背景には、女性の社会進出やライフスタイルの多様化、そして生殖補助医療の発展があります。初産の平均年齢は上昇を続け、2017年には30.7歳に達しました。これは1975年より5.0歳高い数字です。先ほど紹介した八重樫らの研究でも、35歳以上の妊婦の割合は1995年時点ですでに全出生の10%に達したと報告されています。それから四半世紀を経て、割合はさらに大きくなりました。

もちろん、年齢に伴うリスクがなくなったわけではありません。それでも、正しい知識を持ち、妊婦健診と出生前検査を上手に活用し、体をいたわりながら安全な出産を迎える方は数多くいます。「みんなが通る道」になりつつある高齢出産だからこそ、恐れる前に、まず知る。それが後悔のない選択への第一歩です。

▼ 年齢のこと、赤ちゃんのこと、まずはご相談ください

NIPTのご予約はこちら

LINEで無料相談する

次の一歩——今日からできる準備

高齢出産に向けてできる準備は、妊娠前から始められます。難しいことばかりではありません。日々の小さな積み重ねが、母体と赤ちゃんの健康を支えます。

まず取り組みたいのが、健康管理です。妊娠高血圧症候群妊娠糖尿病を防ぐため、妊娠前から血圧や血糖値を意識しましょう。持病がある方は、妊娠を計画する段階で主治医に相談してください。

栄養面では、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを下げる葉酸が大切です。妊娠を計画している女性は、食事に加えてサプリメントなどから1日400μg(プテロイルモノグルタミン酸)を摂ることが勧められています。食事性の葉酸だけでは不足しやすいため、補助食品を上手に使うのも一つの方法。

喫煙は卵子や精子の質を下げるため、パートナーとともに早めに手放したいところです。適度な運動や十分な休息も、妊娠しやすい体づくりを助けます。無理なく続けられる範囲から始めてください。

そしてもう一つ、心の準備を助けてくれるのが、遺伝カウンセリングと出生前検査です。臨床遺伝の専門家と対話することで、漠然とした不安が具体的な理解に変わります。検査を受けるかどうかも含めて、ご夫婦が主体的に選べるよう専門家が支えます。年齢が気になる方こそ、早い時期に一度、正確な情報に触れておいてください。妊娠前・妊娠初期の栄養や過ごし方は、こども家庭庁の情報も参考になります。

ヒロクリニックNIPTでできること

ヒロクリニックNIPTは、出生前検査に特化した専門クリニックとして、検査から結果説明までを一貫してサポートします。国内に検査機関(東京衛生検査所)を持ち、検査を国内で完結できる体制が特徴です。

NIPTは、21トリソミーなど特定の染色体疾患について高い検出精度を持つ非確定的検査です。確定には羊水検査などの確定検査が必要になりますが、当院ではこれまで75,000件以上の検査実績を重ね、判定不能をできるだけ抑えた運用で結果報告率99.98%を実現しています。海外へ検体を送らないため、最短2〜5日というスピードで結果をお届けできます。年齢制限はなく、紹介状も不要。心拍確認後の早い時期からご相談いただけます。

陽性だった場合も、そこで終わりにはしません。産婦人科・小児科・臨床遺伝の専門医が連携し、医師による遺伝カウンセリングを行います。他院で受ける羊水検査を含め、確定検査の費用を最大30万円まで補助する制度も用意しました。「高齢出産だから」とひとりで抱え込まず、まずは私たちに気持ちをお聞かせください。

よくある質問(FAQ)

高齢出産を控えた妊婦さんから、外来でよくいただく質問にお答えします。気になる項目から読み進めてください。同じ疑問を持つ方は、あなただけではありません。

高齢出産は何歳からですか?

日本では、35歳以上で初めて出産することを「高齢初産」と呼びます。日本産科婦人科学会による区分です。2人目以降の経産には明確な年齢定義はありませんが、35歳以上の出産は初産・経産を問わず高齢出産と広く認識されています。

高齢出産はやめたほうがいいのでしょうか?

年齢だけで判断する必要はありません。確かに妊娠合併症や染色体異常のリスクは年齢とともに高まりますが、正しい知識を持ち、妊婦健診や出生前検査、健康管理を続けることで、安全に出産を迎える方は数多くいます。不安があれば専門家にご相談ください。

高齢出産で帝王切開になりやすいですか?

妊娠高血圧症候群や前置胎盤などの合併症が起こりやすいため、結果として帝王切開が選ばれるケースは増える傾向にあります。ただし年齢が高いこと自体が帝王切開の理由になるわけではなく、お母さんと赤ちゃんの安全を最優先に医師が判断します。

NIPTはいつから受けられますか?

一般的に妊娠10週ごろから受けられます。採血のみで赤ちゃんへの負担がなく、心拍確認後の早い時期からご相談いただけます。年齢制限を設けていない医療機関も増えています。

NIPTで陽性が出たら、確定ですか?

確定ではありません。NIPTは可能性を調べる非確定検査です。確定には羊水検査などの確定検査が必要になります。陽性の場合は、まず遺伝カウンセリングで結果の意味を確認し、落ち着いて次の一歩を選んでください。

2人目の高齢出産で気をつけることは?

育児をしながらの妊娠になるため、体への負担が大きくなりがちです。上の子の預け先を早めに決め、産後の回復に時間がかかることを見込んでおきましょう。家族や産後ケアサービスなど、頼れる先を増やしておくことが安心につながります。

まとめ

高齢出産は、35歳以上での出産を指す言葉です。年齢とともに妊娠合併症や染色体の変化のリスクは高まりますが、その背景には卵子ができる仕組みという生物学的な理由があり、誰のせいでもありません。大切なのは、確率という数字を恐れるためではなく、判断を助けるために使うこと。日本人5,484人のデータが示すとおり、リスクは年齢で変わりますが、正しく知れば冷静に向き合えます。

出生前検査は非確定検査と確定検査に分かれ、NIPTは高精度でありながらも確定診断ではありません。この違いを理解しておけば、たとえ結果に迷っても次の一歩を落ち着いて選べます。高齢出産はいまや約3割が経験する道。ひとりで抱え込まず、正しい情報とご夫婦の話し合いを土台に、納得のいく選択をしてください。その歩みに、私たちヒロクリニックNIPTが伴走します。

▼ 妊娠中の不安を、ひとりで抱えないでください

NIPTを予約する

LINEで無料相談する


監修:岡 博史(おか ひろし)/医療法人社団福美会 ヒロクリニック統括院長・Labo Director。慶應義塾大学医学部卒業。日本とアメリカの医師国家試験に合格し、医学博士。国内でも数少ないラボディレクター資格を持ち。著書『妊娠したら最初に読んで欲しい本』。本記事は医療広告ガイドラインに配慮し、公的機関・学会・査読論文の情報を参照して作成しています。記載の数値は文献により幅があり、診断・治療の最終判断は担当医にご相談ください。

【参考】厚生労働省「人口動態統計(母の年齢別出生数)」こども家庭庁「母子保健」厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」/八重樫伸生ほか「35歳以上の日本人母親における妊娠第2期羊水穿刺時の染色体異常の年齢特異的発生率:5,484例の共同研究」(日本人類遺伝学会, 1998)

高齢出産は流産や妊娠合併症のリスクが高く、第二子の場合は育児との両立も考えなければなりません。本記事では、第二子や年子を高齢出産する場合のリスクや注意点について専門医が解説します。高齢出産を控えている方は参考にしてください。

NIPT(新型出生前診断)について詳しく見る

NIPT(新型出生前診断)について詳しく見る

医師監修 監修日:2021年12月7日
岡 博史 (医師・医学博士/ヒロクリニック統括院長)

日本皮膚科学会 皮膚科専門医/日本医師会 産業医/東京衛生検査所 指導監督医

この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

医師監修 監修日:2021年12月7日
花澤 司 (医師/ヒロクリニック大宮駅前院 院長)

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医/産婦人科(NIPT・出生前診断)

この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

医師監修 監修日:2021年12月7日
陽川 英仁 (医師・医学博士/ヒロクリニック大阪駅前院 院長)

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医/産婦人科(NIPT・出生前診断)

この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

関連記事

  1. NEW 大切に見守られる赤ちゃんのイメージ
  2. NEW 胎児の成長のイメージ
  3. NEW 妊娠中の正中線のイメージ
  4. NEW
  5. NEW
  6. 胎児ドックとは?安心のための選択肢