妊娠11週目にできること【医師監修】

妊娠11週目にできること

妊娠11週目はまだまだつわりもつらい時期。出産予定日が決まったり、母子手帳を交付してもらったりと楽しみもたくさん。この記事では妊娠11週目にママと赤ちゃんにおきるいろいろな変化、妊娠11週にやっておきたいことを解説しています。

妊娠したら15週目までに
NIPTを検討しましょう

妊娠したら15週目までに
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妊娠11週目は妊娠3か月の最終週にあたります。つわりのピークの時期にあたるママもいれば、少し楽になってきたと感じるママもいて個人差の大きい時期です。

妊娠11週目はつわり以外にもママの体も大きく変化しています。赤ちゃんも胎芽とよばれるしっぽがある状態から、手足が伸びより人間らしく成長しています。

今回は妊娠11週目にママと赤ちゃんそれぞれにおきていること、気をつけたいこと、やっておきたいことをまとめました。

出生前診断が税込5.5万~26.4万円

1.妊娠11週の赤ちゃん

妊娠11週の赤ちゃんは、芽キャベツくらいの大きさ。

平均的な体重は20グラム前後で、小さめのいちご1粒くらいの重さです。

身長もまだ約5cmしかありません。身近にある約5cmのものは単3乾電池。自分の人差し指の先から第二関節までのサイズです。

妊娠11週の赤ちゃんの小ささ、実感できましたか?

1-1赤ちゃんの状態

妊娠11週目の赤ちゃんは、より人間らしくぐんぐん成長する時期です。

胎芽の頃にあったしっぽがなくなり、頭・胴・手足が伸びてきます。伸びた手足を羊水の中で大きく動かし、歩くような動きを見せるのもこの時期の特徴です。あくびや指しゃぶりなど、赤ちゃんらしい動きも増えます。まだまだ、とっても小さい赤ちゃんの動きを「胎動」として自覚するまでに、もう少し時間が必要です。

ほかには手足の先がわかれて、指ができ、爪も生えはじめます。

顔の成長も著しく、まぶた、みみたぶ、くちびる、目が作られ、将来的に歯になる「歯芽」も発達しています。

生きていくために必要な内臓はすべて完成し、胃・肝臓・腎臓も働きはじめ、赤ちゃんが羊水を飲むと、おしっこが作られるようになります。脳も生まれてくるころとほぼ同じ働きまで成長し、あたたかさや冷たさ、振動を感じるようになっています。

1-2性別

妊娠11週には赤ちゃんが男の子か女の子かを判別するために、重要な外性器がつくられます。

けれども赤ちゃんはとても小さく、エコーやCTでは性別を確認できません。

妊娠11週目の赤ちゃんの性別を調べる方法としてNIPT(新型出生前診断)がおすすめです。

NIPT(新型出生前診断)は採血だけで赤ちゃんの性別や病気などの、染色体情報がわかる検査です。ママにも赤ちゃんにも負担がなく、安心して行えると多くのママに選ばれている検査です。

ヒロクリニックNIPTの出生前診断については こちらの記事をご参照ください

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2.妊娠11週のママ

妊娠11週にはママ自身がいろいろな体や心の変化を自覚するようになります。ここでは、ママにおきる変化やトラブル、気をつけたいことを解説していきます。

2-1母体の状態

子宮が大きくなる

子宮は赤ちゃんの成長に合わせて、すこしずつ大きくなります。妊娠11週の目安は握りこぶしの大きさです。妊娠する前はにわとりの卵くらいの大きさでしたから、2倍くらいの大きさになっています。

子宮が大きくなるにしたがって、下腹部がふっくらするのを自覚するママも増えてきます。

子宮が大きくなると膀胱が圧迫されるので、トイレが近くなるママもいます。

つわりのピークを越える人もいる

つわりは妊娠4週頃から始まり、16週くらいには落ち着いてきます。

妊娠11週は、まだつわりのピークのママも多い時期ですが、少しずつつわりが楽になってきたと感じるママもいます。反面、妊娠後期・出産までつわりに悩まされる人もいます。つわりは個人差がとても大きいのです。

おりものの量が増える

妊娠するとホルモンの影響で、おりものの量が増えます。血液が混じる、変なにおいがするようでなければ、様子をみても問題ありません。

眠くなる、疲れやすくなる

妊娠すると眠くなる、疲れやすくなる、だるさを感じるママも増えてきます。女性ホルモンの影響や赤ちゃんの成長、ママ自身の体に変化が起きるので、自分が自覚するよりも疲れやすくなっています。赤ちゃんのためにも、無理をしないでこまめな休息を心がけたいですね。

2-2起こりやすいトラブル、気をつけたいこと

流産に注意

「妊娠10週の壁」という言葉を聞いたことはありませんか?「妊娠10週を超えると流産の確率が下がる」というものです。実際、日本産婦人科学会の調査では、流産のうちの約80%が妊娠11週までに起ると報告されています。

けれども「妊娠10週の壁」という言葉には、医学的な根拠はありません。妊娠11週になったからといって、まだ流産のリスクは高い時期です。日常生活で無理をしないようにしましょう。おなかの違和感や出血を認めたら、できるだけ早くかかりつけの産婦人科を受診してください。

立ちくらみやめまい

立ちくらみやめまいを起こすママも増えてくるため、注意が必要です。赤ちゃんの成長に伴い、子宮に流れる血液の量が増えます。急に立ち上がったときに、ママの頭に十分な血液が流れにくくなり、立ちくらみやめまいを自覚します。症状がひどいと、貧血をおこしている可能性もありますので、つらいときには病院に相談しましょう。

食事や水分がとれないほどのひどいつわり

つわりがひどくなり、食事や水分が取れなくなっていませんか?ひどいつわりは「妊娠悪阻(にんしんおそ)」とよばれます。つわりが落ち着くまでは点滴で水分や栄養を補う必要があります。無理をすると、赤ちゃんに十分な栄養をとどけることができません。つわりがつらいときには、病院に相談しましょう。

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3.妊娠11週の検査

ここからは、妊娠11週に必ずおこなう妊婦検診と、自費で行いたい検査、妊娠11週にやっておきたいことを解説していきます。

3-1妊婦健診

妊娠11週の妊婦健診では、一般的には以下の項目を調べています。

  • 体重測定
  • 血圧測定
  • 腹囲測定
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 腹部・経膣エコー検査

血液検査ではミネラルのバランスや栄養不足の有無、内臓の機能低下の有無、血糖値、脱水になっていないかをみています。他にも、血液型や感染症にかかっていないかも妊娠初期に調べます。

尿検査では、尿にたんぱく質や糖分がもれ出ていないか、感染症になっていないか、脱水になっていないかがわかります。

エコー検査では、赤ちゃんや胎盤・羊水の状態、流産の危険性がないかを調べます。

3-2自費の検査

妊婦検診以外にも妊娠11週に受けておきたい自費検査をご紹介します。

血糖負荷検査OGTT

血液検査で血糖値が高いときに、妊娠糖尿病でないことを確認するために行う検査です。

出生前診断

赤ちゃんに染色体異常や病気がないかを調べる検査です。生まれる前に病気がわかることで、おなかの中にいる間に治療をはじめられます。生まれる方法や場所を検討でき、赤ちゃん・ママにとってより安全・安心な環境で出産できます。

出生前診断は、さまざまな方法で行われています。

  •  血液検査
  •  妊婦検診で行う腹部エコー検査
  •  羊水検査・絨毛検査 

最近はより赤ちゃん・ママに負担がない方法として、採血で調べるNIPT(新型出生前診断)が選ばれています。

母体血清マーカーやコンバインド検査といった従来の非確定的検査は、早くても妊娠11週以降でないと検査ができませんでした。ヒロクリニックNIPTでは妊娠10週0日目から受けることが可能なため、赤ちゃんの状態を早く知ることができます。

新型出生前診断については、こちらの記事もご参照ください。

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3-3.妊娠11週にやっておきたいこと

赤ちゃんの大きさや発育具合から「出産予定日」を決めるのは妊娠11週ころ。出産する病院選びも、この時期にやっておきたいことの1つです。

母子健康手帳も妊娠11週を目安に受け取りましょう。多くの自治体が、妊婦検診の補助や手続きのために、妊娠11~12週ごろまでの受け取りを1つの目安にしています。母子健康手帳は自治体の窓口で申請書類を提出すると受け取ることができます。

妊娠11週であれば複数のNIPT(新型出生前診断)を行うことができます。もし、確定的検査が必要になった場合にも十分な時間をとることができます。妊娠11週はNIPT(新型出生前診断)にとてもおすすめの時期です。

ヒロクリニックNIPTのNIPT(新型出生前診断)は検査結果の報告が最短2日、最大7日と、他の病院よりも早く結果を知ることができるのが特徴です。

人工妊娠中絶を検討している場合には、妊娠12週までの妊娠初期とそれ以降では手術方法が異なります。妊娠12週を過ぎるとママへの身体的・心理的負担も大きくなります。妊娠初期の人工妊娠中絶を検討している場合には、妊娠11週には手術日程を決定しましょう。

4.まとめ

妊娠11週は赤ちゃんの成長が著しく、ママの体も大きく変化する時期です。妊娠11週に行うことはたくさんありますが、ヒロクリニックNIPTでは妊娠11週を「NIPT(新型出生前診断)を受けるのに一番適した週数」と考えています。

NIPT(新型出生前診断)に興味があるママは、ぜひヒロクリニックNIPTにご相談ください。

出生前診断が税込5.5万~26.4万円

【参考文献】

妊娠11週目はまだまだつわりもつらい時期。出産予定日が決まったり、母子手帳を交付してもらったりと楽しみもたくさん。この記事では妊娠11週目にママと赤ちゃんにおきるいろいろな変化、妊娠11週にやっておきたいことを解説しています。

NIPT(新型出生前診断)について詳しく見る

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記事の監修者

伊藤 雅彦先生

伊藤 雅彦先生

医学博士、日本アレルギー学会認定医
日本医師会認定産業医、日本小児科学会認定医、他

略歴

1974年防衛医大入学
1979年、豪州シドニー大学医学部小児科(ロイヤルアレクサンドリア小児病院)にエクスターン留学
1980年防衛医大卒業(第1期生)。防衛医大小児科学教室に入局
防衛医大病院、自衛隊中央病院、北海道立小児総合保健センター新生児科、国家公務員共済組合連合会三宿病院小児科で勤務
1989年米国ハーバード大学医学部リサーチフェロー、米国タフツ大学医学部クリニカルフェロー
1993年埼玉医科大学短期大学小児科学講師
1994年埼玉医科大学小児科学講師
1997年国際医療福祉大学小児科学助教授、山王病院小児科勤務
2006年国際医療福祉大学特任教授(小児科学)
2008年イーハトーブ病院(岩手労災病院)名誉院長
2009年医療法人社団心の絆・蓮田よつば病院理事長
2010年医療法人銀美会銀座美容外科クリニック理事長
2011年医療法人社団鶴癒会新川病院院長
2011年学校法人医療創生大学千葉・柏リハビリテーション学院長
2014年医療法人葵会新潟中央透析クリニック院長
2016年医療法人葵会新潟聖籠病院副院長
2017年医療法人福聚会東葛飾病院院長
2018年医療法人葵会AOI国際病院国際部長

資格

医学博士、介護支援専門員(ケアマネジャー)登録、日本アレルギー学会認定医、日本医師会認定産業医、日本小児科学会認定医、日本レーザー医学会専門医試験合格、日本小児アレルギー学会評議員、日本小児心身医学会評議員、日米医学医療交流財団評議員、日本インターネット医療協議会評議員、日本コンピュータサイエンス学会理事、ナイチンゲールスピリット連盟理事長、NPO防衛衛生キャリアネット理事長、法務省黒羽刑務所医務部顧問などを歴任あるいは活動中
1998年9月、第10回日本コンピュータサイエンス学会学術集会を神奈川県横浜市パシフィコ横浜で会頭として主催
2011年5月から6月にかけて、宮城県気仙沼市立本吉病院にボランティア診療支援

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