妊娠初期に多くの女性を悩ませるつわり。一般に安定期を迎えるあたりで落ち着くといわれていますが、いつ終わるのか、どうすれば楽になるのか気になるものです。この記事では、つわりが起きる原因や対処方法を詳しく解説します。
つわりは、早い人で妊娠4〜5週ごろから始まり、妊娠8〜11週ごろにピークを迎え、12〜16週ごろに落ち着くことが多いです。吐き気・においに敏感・食欲不振などが主な症状で、程度には大きな個人差があります。
| 時期 | つわりの経過 |
|---|---|
| 妊娠4〜5週ごろ | 始まることがある |
| 妊娠8〜11週ごろ | ピークになりやすい |
| 妊娠12〜16週ごろ | 落ち着いてくることが多い |
この記事のまとめ
つわりは妊娠初期に起こる吐き気や嘔吐などの症状で、妊娠5週目頃から始まり、安定期である妊娠16週を迎える頃には落ち着いてきます。吐き気、嘔吐、倦怠感、匂いに敏感になるなどの症状があります。仕組みは完全には解明されていませんが、黄体ホルモンの増加や、hCGが嘔吐中枢を刺激することなどが原因として挙げられています。水分も摂れない、体重が5%以上減るような場合は妊娠悪阻の可能性があるため、我慢せず産婦人科を受診してください。
この記事でわかること
- つわりの原因と、いつから始まっていつ終わるのかの目安
- 食べづわり・においつわり・吐きづわりの症状別の対処法
- 妊娠悪阻(重症のつわり)を見分けるサインと受診の目安
- パートナーや周囲ができるサポート、仕事との両立のヒント
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つわりとは
つわりとは、妊娠初期に起こる吐き気や嘔吐、食欲不振などの総称です。妊娠5週目頃から始まり、安定期の妊娠16週を迎える頃には落ち着いてきます。多くの妊婦さんが経験するもので、つわりをきっかけに妊娠へ気づく方も少なくありません。
症状の重さも続く長さも、本当に人それぞれです。私たちが日々妊婦さんと接していても、その出方は十人十色だと感じます。ほとんど感じない方もいれば、入院が必要になる方もいます。まずは「自分だけがつらいわけではない」と知ってください。妊娠に伴う体のサインとして、妊娠初期症状のひとつに位置づけられます。
代表的なつわりの症状
つわりの代表的な症状は吐き気と嘔吐ですが、実際にはそれ以外の不調も広く含みます。個人差が大きく、複数の症状が重なる方も珍しくありません。
- 吐き気
- 嘔吐
- 倦怠感
- よだれ過多
- のどのつっかえ感
- 強い眠気
- においに敏感になる
眠気や倦怠感、頭のぼんやり感まで含めると、症状の幅はかなり広いものです。「これもつわり?」と戸惑う声も多く、Xでは @unta0310 さんが、体調を検索するたびに「妊娠中のホルモンによる影響」という説明ばかり出てくる、と半ば笑いながら投稿していました。それだけホルモン変化が全身に及ぶということです。
つわりが起きる原因は解明されていない
つわりの根本的な仕組みは、実はまだ解明されていません。医学的には悪阻(おそ)と呼び、約50〜80%の妊婦さんに起こるとされますが、症状も期間も個人差が大きいのが実情です。
時期の目安はつかめています。一般に妊娠5週目頃から吐き気や嘔吐があらわれ、妊娠8〜10週目あたりでもっともつらい時期を迎えます。その後は妊娠13週目までに落ち着き、多くの方が妊娠16週目には症状が治まります。
はっきりした原因は不明ながら、次の3つが有力とされています。
- 妊娠により黄体ホルモン(プロゲステロン)が増え、体内にガスが溜まりやすくなって不快感や吐き気を引き起こす
- 妊娠で増加するhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が脳の嘔吐中枢を刺激する
- 妊娠でビタミンや栄養素が不足し、代謝や血糖値に影響が出る
とくにビタミン不足はつわりを重くするとの報告があり、米国では妊娠中のビタミンB6の摂取がすすめられています。ビタミンB6には吐き気を抑える働きがあるといわれ、妊娠中は意識して摂りたい栄養素です。
原因はホルモンや栄養だけではありません。生活環境やメンタルの変化から自律神経が乱れ、それがつわりを悪化させることもあります。心身の両面が絡む、という理解が大切です。
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重篤なつわり妊娠悪阻とは
妊娠悪阻(にんしんおそ)とは、脱水をともなう重症のつわりで、検査と治療が必要な状態です。通常のつわりとの線引きは難しいものの、見分ける目安ははっきりしています。
産婦人科医の重見大介先生(@Dashige1)は、毎日嘔吐があり電解質が減る、食事も水分もほとんど摂れず体重が元より5%以上減少するといった状態が妊娠悪阻にあたると解説しています。妊婦さんの約1〜2%に起こり、母体にも胎児にも危険が生じるため、我慢しすぎないでほしいと呼びかけていました。私たちの外来でも、この「水分が摂れない」というご相談は珍しくありません。
妊娠悪阻は腎臓や肝臓にダメージを与え、肺塞栓症やウェルニッケ脳症といった合併症につながる危険もあります。血液検査や尿検査で異常があれば、早期に点滴で水分・電解質・ビタミンB1やB6を補います。
下の表を、受診をためらったときの判断材料にしてください。
| 状態 | 目安・対応 |
|---|---|
| 体重が元より5%以上減った | 妊娠悪阻の可能性。早めに受診 |
| 水分もほとんど摂れない | 脱水の危険。当日中に受診 |
| 1日中吐いてしまう | 点滴治療の対象になりうる。受診 |
| 口や皮膚が乾く・尿が少ない | 脱水のサイン。受診 |
| 吐き気はあるが水分は摂れる | 通常のつわりの範囲。対策で様子見 |
実際に双子を妊娠して入院された方は、24時間の点滴で無理に食べなくてよくなり、気になるにおいもなく安心して涙が出た、とXで綴っていました(@0ph_q)。入院は「負け」ではありません。体を守るための大切な選択肢です。
こちらの動画はつわりの原因と対処方法について解説していますので、是非参考にして下さい。
よくある症状別・つわりの対策法
つわりはタイプによって効く対策が変わるため、まず自分の症状を見極めることが近道です。よく見られるのは次の3つで、複数が重なる方も少なくありません。
- 食べづわり
- においつわり
- 吐きづわり
まずはタイプ別の対策を早見表で整理します。それぞれの詳しい中身は、このあと順番に見ていきましょう。
| タイプ | つらくなる場面 | 主な対策 |
|---|---|---|
| 食べづわり | 空腹時・寝起き | 少量をこまめに食べる。飴やガムを常備 |
| においつわり | 炊飯・鮮魚・柔軟剤など | におい源を避ける。マスクで軽減 |
| 吐きづわり | 食後・常時 | 無理に食べず水分優先。受診で吐き気止め相談 |

食べづわりとは
食べづわりとは、空腹になると吐き気がするタイプのつわりです。空腹を作らない工夫が対策の軸になります。
食べづわりの症状
食事から時間が経った頃や、寝起きすぐの空腹時に吐き気を催します。お腹が空くほど気持ち悪さが増すのが特徴。少しずつ口へ運んで対処する方が多いタイプです。
食べづわりの対策法
食べづわりは空腹で悪化するため、空腹の時間を作らないことが最大の対策です。まとめて食べるのではなく、少量を数回にわけて食べる、飴やガムを口にする、といった工夫で和らぎます。
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食べたくないときはどうすれば良い?
お腹が空くと気持ち悪いのに、食べても吐き気がする。そんなときは飴やラムネ、チョコを少しずつ口へ入れてみてください。ほんの少しでも吐き気が和らぐことがあります。
おなかがすくときはどうすれば良い?
食べづわりの間は、カロリーをあまり気にせず食べて問題ありません。まずは吐き気を抑え、体調を楽にすることを優先してください。
つわりを和らげる食べ物
飴やガム、グミ、クラッカー、チョコなど、食べやすいものを少しずつ口にすると楽になります。なかでも生姜は有名です。オーストラリアの研究では、生姜の摂取で吐き気や嘔吐が軽減することが示されています。無理に食べられる物が増えただけでありがたい、という声もあります。
食べづわりの胎児への影響
食べられない日が続いても、胎児の発育への影響はほとんどありません。妊娠16週(妊娠5か月)頃までは、卵黄嚢(らんおうのう)から栄養を補っているためです。
卵黄嚢は妊娠4週頃にでき、赤ちゃんへ栄養を送る役目を担います。胎盤が完成するまではここから栄養が届くので、食べづわりで胎児が栄養不足になる心配は要りません。
胃もたれ、ムカムカがストレスになってしまう?
胃もたれやムカムカが続き、それ自体がストレスになる方もいます。日々食べられる物が変わり、自分の体が自分のものでないように感じて不安になる。よくあることです。
つわりにはストレスの影響もあるといわれます。好きな曲を聴く、遠くの景色を眺めるなど、気持ちをほぐす時間を作ってください。ため込まないことが体にも効いてきます。
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食べ過ぎて太ってしまう場合
空腹で気持ち悪くなるぶん、摂取カロリーが増えて太る方もいます。妊娠初期の体重増加は3kg程度までが目安とされ、その範囲なら気にしすぎなくて大丈夫です。
ただし過度な増加は巨大児のリスクにつながります。体重が気になる方は、ガムを噛む、カロリーオフのゼリーを選ぶなどで摂りすぎを防いでください。
胃の痛みがひどい場合は医者に相談を
胃の痛みが強く、食事が思うように摂れない方もいます。よく噛み、よく煮込んだ野菜やおかゆなど胃にやさしい物を選んでください。つらいときは産婦人科へ相談を。妊娠中でも飲める胃薬を処方してもらえます。
においつわりとは
においつわりとは、特定のにおいで気持ち悪くなるタイプのつわりです。におい源を遠ざけることが対策の基本になります。
においつわりの症状
ご飯が炊けるにおい、鮮魚コーナー、柔軟剤などで吐き気を催します。気持ち悪くなるだけの方もいれば、においで吐いてしまう方もいます。
妊娠中はにおいに敏感になるため、妊娠前は平気だったにおいでもつらくなります。歯磨き粉のにおいで歯磨きすら難しくなる方も。それほど嗅覚が変わる時期です。
においつわりの対策法
一番の対策は、においが発生する場所を避けることです。難しいときはハンカチで鼻をおおう、マスクをつけるだけでも楽になります。換気や無香料製品への切り替えも役立ちます。
においつわりの胎児への影響
においつわりも胎児への大きな影響はありません。食べられる物を食べていれば大丈夫です。
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吐きづわりとは
吐きづわりとは、食べると気持ち悪くなり吐いてしまうタイプのつわりです。無理に食べず、水分の確保を最優先にします。
吐きづわりの症状
食事を摂ると吐いてしまうのが代表的な症状です。食後に限らず、常に吐き気があって吐いてしまう方もいます。
吐きづわりの対策法
吐き気があるときは、無理に食事を摂らなくて構いません。炭酸水や野菜スープ、イオン飲料で最低限の水分補給を心がけてください。つらいときは産婦人科で吐き気止めを相談しましょう。
合う薬は人によって違います。ある薬が効かず、別の薬でようやく吐かなくなった、という方もいます(@kurumi_chan_s)。市販薬を自己判断で使わず、産婦人科で処方してもらうと安心です。
楽になる姿勢をとろう
横になると楽な方もいれば、座っているほうが楽な方もいます。姿勢を変えると吐き気が和らぐことがあるので、自分にとって楽な体勢を探してみてください。
吐き気はあるのに吐けないときは
吐き気はあるのに吐けないのもつらいものです。水を多めに飲む、うどんやゼリー、果物など吐きやすい物を口にするなど、工夫してみてください。
吐きづわりの胎児への影響
ほとんど食べられないと赤ちゃんの栄養が心配になりますが、胎盤ができる頃まで赤ちゃんは卵黄嚢から栄養をもらうため、大きな影響は出にくいとされています。
吐いてしまって痩せる場合
吐いて痩せる場合、まず気をつけたいのが脱水症状です。水分も摂れないほど吐き気がひどいときは、産婦人科で点滴を受けてください。口の乾きや皮膚の乾燥は脱水のサインかもしれません。
吐いていないのに痩せる場合
吐かなくても、食事が進まず痩せることがあります。体重が減っても、それだけで胎児に影響が出るわけではありません。まずは水分を確保し、脱水や著しい体力低下があれば産婦人科を受診してください。
下痢がある場合
下痢が続くと脱水を起こしやすくなります。水分が摂れず、口の渇きや皮膚の乾燥がみられる場合は、産婦人科で相談してみてください。
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つらい、苦しいつわりに、時間帯は関係する?
つわりの波が来る時間帯には個人差があり、朝がつらい方もいれば夜がつらい方もいます。つわりは英語で「Morning sickness」と呼ばれ、朝に症状が強く出る方が多いためです。
ただし波の来る時間は人それぞれ。お昼につらくなる方、夕方から夜にピークが来る方もいます。自分の波の時間を把握すると、食事や休息の予定を組みやすくなります。
つわりの期間はいつから始まる?ピークは?
つわりは妊娠5週目頃に始まり、8〜10週目にピークを迎え、16週頃までに落ち着くのが一般的な流れです。終わりが見えるだけでも、気持ちが少し軽くなります。
つわりが始まるのは妊娠5週目あたりから
つわりが始まるのは妊娠5週目頃から。ちょうど月経の遅れに気づき始める時期です。ただし個人差が大きく、妊娠8週目頃から始まる方も、まったくない方もいます。
つわりのピークは妊娠8~10週目あたり
つわりのピークは一般に妊娠8〜10週目頃です。この時期は原因のひとつとされるhCGの分泌がピークを迎え、症状が重くなりやすい傾向にあります。
ピークを越えると、少しずつ楽になっていきます。Xでは @yugmal3 さんが、ピークより軽くなって好きだった物を食べられた、我慢していたゲームができた、外出したい気持ちが戻ってきた、と回復の実感を投稿していました。渦中はつらくても、確かに終わりは来ます。
食べづわりのピーク
食べづわりのピークも妊娠8〜10週目頃です。ピークを過ぎると吐き気が徐々に和らぎ、終わりへ向かっていきます。
においづわりのピーク
においづわりのピークも同じ頃です。ただし「産むまでにおいがダメだった」「産後もしばらく苦手なにおいがあった」という方もいます。
吐きづわりのピーク
吐きづわりも妊娠8〜10週目あたりがピークです。ここを越えると徐々に落ち着き、安定期に入る頃にはだいぶ和らいでいる方が多いでしょう。
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ヒロクリニックでは妊娠10週目から、通常のNIPT検査ができます
NIPT(新型出生前診断)とは、赤ちゃんに染色体の変化がないかを調べる検査です。ヒロクリニックでは妊娠10週目から通常のNIPT検査ができます。Early NIPT(早期新型出生前診断)ではエコーで胎児心拍が確認できればすぐに検査できます。(妊娠10週以前に受けた場合は、10週以降に二度目の検査を推奨しており、2度目は無料です)
採血だけで検査できるため、羊水検査や絨毛検査と違い流産のリスクがありません。国内の検査機関(東京衛生検査所)で検査を完結し、最短2〜5日で結果を報告します。年齢制限や紹介状は不要です。
つわり中は外出がつらいかもしれません。不安要素をひとつでも減らしたい方は、体調の良いタイミングで検討してみてください。受検の時期についてはNIPTはいつまで受けられるかもあわせてご覧ください。
つわりがおさまらないとき、軽減するためにできること
おさまらないつわりも、周囲の協力と小さな工夫で乗り切りやすくなります。「いつまで続くの」と気が滅入るときこそ、抱え込まずに頼ってください。
旦那さんができること
においの強い物を避け、食事の用意や洗濯など、できる家事を代わってあげてください。症状は人によって大きく違うので、まずは何をしてほしいか、してほしくないかを本人に確認しましょう。
食べられそうな物を買ってくる、入浴が難しいときは体を拭くのを手伝う。二人で協力する姿勢が何よりの支えになります。つわりの重さは外からは見えにくいもの。「これが普通ではない、入院や休職をする人もいる」と、周囲へ伝える工夫をしている方もいます。
つわり期間の服装
妊娠中は感覚が過敏になりがちです。お腹の膨らみが目立たない時期でも、服やベルトの締め付けで気分が悪くなることがあります。肌触りの良い、ゆったりした服装を心がけてください。
つわり期間の過ごし方
つわりが軽い方も、体内環境は大きく変化しています。適度に体を動かし、ストレスなく過ごすことを心がけてください。仕事との両立に悩む方は、体調第一で予定を組み直して構いません。
つわりが重い方は、無理に食べる必要はありません。通常のつわりなら赤ちゃんへの影響は少ないので、食べられないことを責めないでください。軽い方も重い方も、つわりには個人差と終わりがあると意識しながら、まずは心穏やかに過ごしましょう。妊娠中の予定管理は妊婦健診のスケジュールも参考になります。
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つわりに関するよくある質問
つわりについて、妊婦さんから特に多い質問をまとめました。気になる項目から読んでください。
つわりはいつからいつまで続きますか?
一般に妊娠5週目頃に始まり、8〜10週目にピークを迎え、16週頃までに落ち着きます。ただし個人差が大きく、まったくない方もいれば、後期に症状が戻る方もいます。目安として捉えてください。
病院に行くべきつわりの目安はありますか?
水分もほとんど摂れない、体重が元より5%以上減った、1日中吐いてしまう、口や皮膚が乾き尿が少ない。こうした場合は妊娠悪阻の可能性があるため、我慢せず産婦人科を受診してください。点滴などの治療が受けられます。
つわりで食べられないと赤ちゃんに影響しますか?
通常のつわりなら、大きな影響はほぼありません。妊娠16週頃までは卵黄嚢から栄養が供給されるためです。食べられる物を少しずつ口にし、水分の確保を優先してください。
つわりを和らげる食べ物はありますか?
飴やガム、グミ、クラッカー、生姜などが挙げられます。特に生姜は、研究で吐き気や嘔吐の軽減が示されています。ビタミンB6を意識して摂ることも役立ちます。少量をこまめに、が基本です。
つわりがまったくないのは異常ですか?
つわりがない、または軽いことは異常ではありません。約50〜80%に起こるとされる一方で、感じない方も一定数います。心配なときは妊婦健診で相談し、自己判断で不安を抱え込まないでください。
つわり中でもNIPTは受けられますか?
採血だけで済むため、つわり中でも体調が許せば受けられます。ヒロクリニックでは妊娠10週目から検査でき、国内の検査機関で最短2〜5日で結果を報告します。無理のないタイミングでご検討ください。
まとめ
つわりは黄体ホルモンやhCGの影響で起こるとされますが、根本の仕組みはまだ解明されていません。一般に妊娠5週目頃に始まり、8〜10週目でピークを迎え、徐々に和らいでいきます。
食べづわりは少量をこまめに、においつわりはにおい源を避け、吐きづわりは水分を優先。タイプに合わせた対策が助けになります。食べたい物や食べられる物を用意してもらうのも大きな支えです。
ただし、水分も摂れない、体重が5%以上減るようなときは妊娠悪阻の可能性があります。我慢せず産婦人科を受診してください。終わりの見えないつわりはつらいものですが、パートナーや周囲と協力しながら乗り切りましょう。
【参考文献】
- ドクターズ・ファイル ‐ つわり・妊娠悪阻とは(症状・原因・治療など)
- MSDマニュアル家庭版 – 妊娠悪阻 – 22. 女性の健康上の問題
- PubMed – A randomized controlled trial of ginger to treat nausea and vomiting in pregnancy.
監修・著者
岡 博史(おか ひろし)/医療法人社団福美会 ヒロクリニック統括院長・Labo Director。慶應義塾大学医学部卒業。日本と米国の医師国家試験に合格した医学博士で、日本に約20人しかいないラボディレクター資格を保有しています。著書に『妊娠したら最初に読んで欲しい本』。
出生前診断(NIPT)について相談したい方は、ヒロクリニックNIPTの無料カウンセリングをご利用ください。国内検査・産婦人科医対応で、妊娠10週ごろから受けられます。
妊娠初期に多くの女性を悩ませるつわり。一般に安定期を迎えるあたりで落ち着くといわれていますが、いつ終わるのか、どうすれば楽になるのか気になるものです。この記事では、つわりが起きる原因や対処方法を詳しく解説します。
日本皮膚科学会 皮膚科専門医/日本医師会 産業医/東京衛生検査所 指導監督医
この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医/産婦人科(NIPT・出生前診断)
この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医/産婦人科(NIPT・出生前診断)
この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。
参考文献
- Willetts KE, Ekula R, Sidebotham JM, et al. Effect of ginger on nausea and vomiting of early pregnancy: a double-blind, randomized, controlled trial. Aust N Z J Obstet Gynaecol. 2003;43(2):139-144.


