妊婦の体型の変化~産後の体型戻しはいつから?【医師監修】

妊婦の体型の変化~産後の体型戻しはいつから?

妊娠中は、出産に向けて体型が大きく変化します。出産後もすぐに戻るわけではないので、不安に思う方も多いのではないでしょうか。妊娠中から産後に起こる体形変化や産後の体形戻しの対策についてご説明します。

妊娠したら15週目までに
NIPTを検討しましょう

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はじめに

妊娠中は赤ちゃんを産むために体型が大きく変化しますが、出産後も元に戻らず、産後太りなどで悩む方も多いといいます。

予め妊娠中から産後に起こる体形変化、体形戻しの対策について知っておくことで、産後も落ち着いて対処することができます。このページで確認していきましょう。

妊婦さんの体型変化

妊娠初期の体型の変化

妊娠13週6日までの期間を妊娠初期といいます。

この時期はまだ胎児が小さいので、お腹の大きさが目立つことは少ないですが、子宮が大きくなったり、羊水が増えてきたりすることにより、少しずつ体重が増えていきます。

女性ホルモンの分泌が増える影響で、乳腺の発達が促され、胸が張ったり、大きくなったりするなどの変化が起こることもあります。

また、妊娠により、リラキシンというホルモンの分泌が増え、骨盤が広がります。このことで、お尻が大きくなったと感じることもあるでしょう。

NIPT(新型出生前診断)は妊娠初期から受けられます

妊娠初期は、おなかの赤ちゃんのことが不安になることが多い時期です。そんなときに出生前診断を受けるという選択肢があります。

出生前診断にはいくつか方法がありますが、その中でもNIPT(新型出生前診断)は妊娠10週0日からと早い時期に受けることができます。

検査方法も採血なので、流産や死産などのリスクを伴いません。また、21番染色体(ダウン症)の検査において感度・特異度ともに99.9%と高い精度で調べることが可能です。

お腹の赤ちゃんのことを早く知りたい方、不安がある方は検討してみてはいかがでしょうか。

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妊娠中期の体型の変化

妊娠14週0日〜27週6日までの期間を妊娠中期といいます。

この時期になると、お腹も目立つようになり、体重も増えてきます。

また、体内で授乳の準備が始まるため、胸が張ったり、大きくなったりします。いつものブラジャーが苦しく感じることもあるでしょう。

リラキシンが分泌され、分娩に向けて骨盤が開いてくるので、お尻が大きくなったと感じることも多くあります。

妊娠線

妊娠線とは、妊娠中の急激な体形変化で起こる肉割れ線のことです。皮膚が引っ張られることで、線状のすじが入る状態を指し、早い人では、妊娠中期から現れることがあります。

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妊娠後期の体型の変化

妊娠28週〜を妊娠後期といいます。

この時期になるとお腹も一段と大きくなり、一目で妊婦さんとわかる体形になります。体重も大幅に増えているでしょう。

出産に向けて、骨盤も開いてくるため、お尻も大きくなります。

この時期になると、授乳の準備もさらに進み、胸が一段と大きくなるため、ブラジャーのサイズが変わることも多くあります。また、乳頭から乳汁と呼ばれる分泌物が出てくることもあります。

産後の体型の変化

出産が終わり、赤ちゃんが生まれても、妊娠中に蓄えられた皮下脂肪がすぐにおちる訳ではありません。体重は妊娠前より重くなっている場合が多いでしょう。お腹の皮膚がたるむのが気になる場合も多くあります。

いつまでに元の体型に戻る場合が多いのでしょうか。

分娩の影響で骨盤が大きく開くため、お尻も大きくなっている場合が多くあります。開いた骨盤は、おおむね産後3か月〜4か月で徐々に元の位置に戻っていく場合が多いでしょう。

お腹の皮膚のたるんだ状態は半年ほどかけて元に戻る場合が多いです。一方、胸は授乳のために、さらに大きくなることが多いでしょう。

体型戻しのやり方と効果

産後の体型戻しはいつから?

産後の体形戻しは、いつから始めるのがいいのでしょうか。産後1か月の産褥期は、体を回復させるためにしっかり休むことが大切です。産後2〜3か月を目処に始めるようにしましょう。

体型を自分で戻す事はできる?

妊娠で大きくなったお腹の皮膚のたるみや開いた骨盤は、産後徐々に元に戻ります。この時期にご自身で体型戻しの対策を行うことにより、体形を元に戻す手助けをすることができます。

自分で取り組むことができる体形戻しのやり方にはどのようなものがあるでしょうか。

骨盤周りに装着する骨盤ベルトを利用してみるのもおすすめです。産院で販売している場合もあるので、出産した産院に相談してみるのもいいでしょう。

また、産褥期を過ぎ十分体力が回復したら、筋トレなどの運動を始めてみるのも効果的です。無理な食事制限は、母乳に影響する恐れがあるので控えるようにしましょう。

帝王切開の場合は始める時期に注意

帝王切開で分娩した場合はいつから始めるのがいいのでしょうか。

帝王切開で分娩した場合、経腟分娩よりも痛みが長引く場合が多く、体のダメージも大きい場合が多いです。産後1〜2か月は体を回復させるためしっかり休み、無理はしないようにしましょう。

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産後の体型崩れの治療

骨盤の開き

どこで治療できる?

産後の骨盤の開きが気になるときは、接骨院や整骨院、整体などで施術を受けることができます。

効果的な治療法はある?

産後の骨盤矯正を行っている施設では、産後の方向けのメニューを設けていることが多いです。

体型崩れの治療にかかる費用

産後の骨盤矯正は、外傷性の負傷ではないため、保険が適用されません。保険が適用されないため、かかる費用は施設によって異なります。

体型の崩れがひどい場合は保険適応で治療できる?

整骨院や接骨院では、外傷性の負傷でない場合保険が適用されません。体型の崩れがひどい場合でも、自費になると考えておいた方がいいでしょう。

産後の体型崩れの治療

恥骨結合離開

どこで治療できる?

お産時の強いいきみや急激な陣痛で、恥骨結合部に過度の負荷がかかり、必要以上に結合部が離れてしまうことがあり、これを恥骨結合離開といいます。

恥骨結合離開も、整骨院、接骨院、整体などで施術を受けることができますが、ひどい場合は整形外科で手術を受けることもできます。

効果的な治療法はある?

整骨院、接骨院、整体などで施術を受けても症状が改善されない場合は、整形外科で手術を受けることを検討されてみると良いでしょう。

体型崩れの治療にかかる費用

整骨院、接骨院、整体などでの施術は、保険が適用されませんので、施設によって、費用が異なります。

体型の崩れがひどい場合は保険適応で治療できる?

恥骨結合離開の痛みがひどい時は、病院で手術を受けることができます。この手術は、保険が適用されます。

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まとめ

妊婦さんの体型変化と、産後の体型戻し対策についてご説明しました。妊婦さんの体型は、出産に向けて大きく変化します。産後もすぐ戻るわけではないため、不安になってしまう場合も多くあると思いますが、産褥期は体をしっかり休めることが大切です。

産褥期を過ぎ、体力が回復してきたら筋トレなどの運動を始めてみるといいでしょう。それでも体型が戻るか心配なときは、整骨院や接骨院などで施術を受けることができます。産後の体はデリケートなので、くれぐれも無理をしないように進めていきましょう。

【参考文献】

Q&A
よくある質問

産後の体型戻しについてよくある質問です。

  • Q
    母乳で育児すると痩せるって本当?
    母乳は母親がとった栄養から作られるため、母乳をあげることは、産後の体型を戻す手助けになります。

    生後1,2か月までの間は、母乳を飲む量があまり多くありませんが、赤ちゃんが大きくなるにつれ、飲む量も多くなります。

    赤ちゃんのお世話と母乳育児で忙しくしているうちに、いつの間にか体型が戻っていることも少なくありません。

妊娠中は、出産に向けて体型が大きく変化します。出産後もすぐに戻るわけではないので、不安に思う方も多いのではないでしょうか。妊娠中から産後に起こる体形変化や産後の体形戻しの対策についてご説明します。

NIPT(新型出生前診断)について詳しく見る

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