妊娠14週に気をつけること|ダウン症の検出【医師監修】

ダウン症エコー写真14週目

妊娠14週は胎盤が完成の間近とされ、一般的に安定期といわれる時期に差しかかる頃です。お腹の赤ちゃんも各器官や筋肉が発達し羊水の中で運動を始めます。妊娠14週ぐらいまでにNIPT検査を行うことによって、万が一羊水検査に進むときもスムーズに移行することができます。

妊娠したら15週目までに
NIPTを検討しましょう

妊娠したら15週目までに
NIPTを検討しましょう

このテーマの総合ガイドダウン症候群とは(総合ガイド)

この記事でわかること

  • 妊娠14週の赤ちゃんの大きさ・成長の様子とエコー写真の見方
  • 妊娠14週の妊婦さんに起こりやすい体調の変化・トラブルと対処法
  • エコーで21トリソミー(ダウン症候群)の疑いがわかる仕組みと限界
  • 妊娠14週までに検討しておきたいNIPT(新型出生前診断)のタイミング

お母さんと赤ちゃんのためにNIPT検査で安心を

詳しくはこちら

 

出生前診断が税込4.5万~26.4万円

妊娠14週は多くの妊婦さんがつわりの峠を越え、体調が安定してくる週です。おなかのふくらみを実感し始める人も増え、Xでは「昨日から妊娠14週に入ったのだけど、お腹が出てきた気がする。食べすぎてお腹出てるだけなのかな?!」と@ponlotsumikanさんが投稿しているように、この時期は自分の体の変化に戸惑う妊婦さんも少なくありません。

一方で赤ちゃんは胎盤の完成が近づき、全身の器官が急速に発達する大切な時期を迎えます。安定期に差しかかったからこそ、油断せず気をつけたいポイントもいくつかあります。

この記事では、妊娠14週の赤ちゃんとママそれぞれに起きている変化、気をつけたいトラブル、やっておきたい検査を医師監修のもと具体的にまとめました。

妊娠14週の赤ちゃん

妊娠14週の赤ちゃんは胎盤が完成に近づき、へその緒から栄養を受け取る準備が整ってくる時期です。全身の器官や筋肉、首や手足の発達が進み、少しずつ人間らしい姿に近づきます。

お腹の中の赤ちゃんの状態

妊娠14週の赤ちゃんの大きさはCRL(頭殿長)約90mm、体重は20〜25gほどとされています。皮下組織(脂肪)はまだ形成されていませんが、皮膚は少しずつ厚みを増し、産毛が生え始めます。

心臓もしっかり拍動し、赤ちゃんの心拍数は1分間に約150回です。お母さんの心拍数(1分間に約60〜70回)と比べると、倍以上の速さで動いていることになります。

味覚の発達も進む時期です。産婦人科と生活をつなぐ情報発信をしている@Ny_a_giさんは「赤ちゃんの味蕾は、妊娠14週ごろにはもう機能し始めているそうです。さらに妊娠後期(32週前後)になると、母親がニンジンを食べた回は『笑顔』に近い表情、苦い野菜を食べた回は『泣き顔』に近い表情を見せやすい、という超音波研究もあります」と紹介しています。生まれる前から味の好みが少しずつ育っているのかもしれません。

腹部エコー検査では赤ちゃんの胃泡が見えたり、膀胱におしっこが溜まる様子が映されたりすることもあります。妊娠14週は羊水の中で赤ちゃんが身体の向きを変え、活発に手足を動かし始める頃です。ただし胎動をママが自覚できるのは、もう少し先の妊娠18週以降になります。

妊娠14週目エコー写真

お母さんと赤ちゃんのためにNIPT検査で安心を

詳しくはこちら

 

妊娠14週目のエコー写真。

エコーによる赤ちゃんの性別判断

妊娠14週を迎える頃には赤ちゃんの外性器がほぼ完成しますが、エコーで性別を確実に判断するにはまだ早い時期です。胎児の性分化は受精時に起こり、性別を決める染色体は男性であればXY、女性であればXXとなります。なお、性染色体に異常が生じるとX1本やXXYなどの異数性となり、先天性疾患につながることもあります。

エコー検査で赤ちゃんの性別が判断できるのは、一般的に妊娠18週以降とされています。この時期でも赤ちゃんの向きによっては、確実に性別を判断することが難しい場合があります。

医療機関によっては妊婦健診のエコー検査で性別がわかっても、あえて妊婦さんに伝えない方針をとることもあります。出産前に赤ちゃんの性別を知りたい場合は、エコー検査時に教えてもらえるかどうか事前に確認しておきましょう。早く性別を知りたい方には、採血だけで調べられるNIPT(新型出生前診断)という選択肢もあります。仕組みについてはNIPTでの性別判定に関する記事で詳しく解説しています。

お母さんと赤ちゃんのためにNIPT検査で安心を

詳しくはこちら

 

伴性潜性遺伝~赤ちゃんの性別検査|NIPT(新型出生前検査)【医師監修】
なぜ、赤ちゃんの性別を生まれる前に知る必要があるのでしょうか?その理由をX-linked recessive inheritance(伴性潜...

妊娠14週の妊婦さん

妊娠14週は胎盤の完成が近づき、多くの妊婦さんがつわりのつらさから解放されていく時期です。いわゆる「安定期」に差しかかる頃で、流産のリスクも徐々に低くなっていきます。

妊娠14週の母体の状態

妊娠14週に入るとつわりが治まり、体調が安定してくる妊婦さんが増えてきます。いわゆる安定期の入り口です。先述のように、おなかのふくらみを実感し始めるのもこの時期の特徴です。子宮が大きくなるにつれ、下腹部がふっくらしてくるのを感じる方も多いでしょう。

妊娠初期とくらべ体調の安定する妊娠14週は、栄養バランスを考えた食生活と適度な運動が大切です。ただし赤ちゃんの成長とともに子宮が大きくなると、膀胱が圧迫されて頻尿・尿もれに悩み、運動や外出を控えてしまう妊婦さんも少なくありません。

つわりのピークが過ぎた妊娠14週は、気分転換や血行促進のために近所を散歩したり、室内で軽いストレッチを取り入れたりしてみてください。翌週以降の体の変化は妊娠15週の記事もあわせてご覧ください。

また、妊娠性歯肉炎などを発症すると早産を招くケースもあるため、デンタルクリニックで歯科検診を受けておくことも大切です。安定期に入った今のうちに、体のメンテナンスを済ませておくと安心でしょう。

妊娠13週の大きさ・エコーとダウン症の兆候【医師監修】
妊娠13週とは妊娠月数では妊娠4か月です。一般的にいわれる「安定期」に差しかかる時期にあたり、つわりの治まる頃となります。本記事では妊娠13...

妊娠14週で起こりやすいトラブル、気をつけたいこと

安定期に入ったからといって油断は禁物です。ここで紹介するのは、妊娠14週前後に起こりやすい代表的な3つのトラブル。順番に見ていきましょう。

鉄欠乏性貧血に注意

妊娠中に起こりやすいトラブルの一つが鉄欠乏性貧血です。妊娠以前も現代女性の5人に1人が鉄欠乏性貧血といわれ、慢性的に鉄分が不足しがちな傾向にあります。赤ちゃんの赤血球をつくるためには通常の2倍の鉄分が必要とされ、妊娠中の貧血の約95%が鉄欠乏症といわれています。

鉄欠乏性貧血は体内の鉄分不足により、赤血球に含まれるヘモグロビンが十分に作れなくなることで生じます。ヘモグロビンは体内で酸素を運搬する役割を担っており、鉄分が不足すると身体を動かした際に息切れ・動悸・頭痛・立ちくらみや疲労感を引き起こすことも少なくありません。

鉄欠乏性貧血による胎児への影響

妊婦さんの鉄欠乏性貧血は、胎児の正常な成長・発達を妨げるおそれがあります。とくに脳の発達には十分な酸素供給が欠かせません。お腹の赤ちゃんの酸欠を防ぐためにも、栄養バランスのよい食生活と適切な量の鉄分をしっかり補給してください。

お母さんと赤ちゃんのためにNIPT検査で安心を

詳しくはこちら

 

また、妊婦さんの貧血は鉄分だけでなく、葉酸が不足することで生じる葉酸欠乏性貧血も挙げられます。葉酸欠乏性貧血は胎児の脳や脊髄に先天性異常を生じることがあるため、注意が必要です。

鉄欠乏性貧血・葉酸欠乏性貧血のいずれも、妊婦健診の血液検査によって診断が確定します。医師の指示に従い、鉄剤や葉酸サプリなどで栄養補給をおこないましょう。

妊娠前から葉酸でダウン症は防げる?400µgの目安
妊娠前から妊娠後期まで摂取が望ましいとされる葉酸。この記事では葉酸の成分がもたらす効果と推奨量、妊娠に葉酸がなぜ必要とされるのか、母体と赤ち...

妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスク

妊娠14週を迎えつわりが治まると、食欲が戻り体重が増加しやすくなるため注意が必要です。妊娠初期はつわりで食欲がなくなる妊婦さんが多い一方、食べづわりでカロリーオーバーとなる妊婦さんもいらっしゃいます。

妊娠中の急激な体重増加は、妊娠高血圧症候群妊娠糖尿病のリスクを高めるとされています。妊娠高血圧症候群は血流が低下することで胎児へ十分な栄養や酸素が行き渡らず、発育不全を引き起こします。体重2500g未満の低出生体重児・早産や死産などのリスクが高まるため、油断はできません。また妊娠糖尿病は胎児に過剰な糖分が供給され、臓器肥大や体重4000g以上の巨大児となる可能性も否定できません。

妊娠14週はつわりが治まり食欲が戻る時期です。赤ちゃんの健康のためにも、栄養バランスのとれた食事を適切な量とるよう心がけてください。

妊娠糖尿病にひっかからないためには?正しい食習慣を解説
この記事では、妊娠糖尿病の健診にひっかからないための予防法について説明します。食事管理や睡眠などの生活習慣に加え、診断された場合の食事の工夫...

お母さんと赤ちゃんのためにNIPT検査で安心を

詳しくはこちら

 

妊娠14週の流産のリスク

妊娠14週は胎盤が安定し、流産リスクは減少していく時期です。つわりが治まるため、妊娠初期に控えていた仕事や運動などを再開する妊婦さんも多くいらっしゃいます。

妊娠初期の流産は多くの場合、胎児が持つ染色体異常症の影響によるものです。一方、妊娠12週以降の流産は母体の影響も関わるといわれています。安定期に差しかかる妊娠14週であっても、切迫流産などの流産リスクは決してゼロにはなりません。

適度な運動は必要ですが「動きすぎ・働きすぎ」には気をつけましょう。万が一、腹痛や出血などの異常が生じた際は、すぐに担当医師の診察を受けてください。

妊娠14週で起こりやすいトラブル、気をつけたいこと
妊婦さんが抱える不安とダウン症について【医師監修】
待望の赤ちゃんを授かり、妊婦さんは喜びと同時に不安を抱え込む方も多いことでしょう。妊娠中の悪阻・流産はもちろん、産後に分かる胎児の病気や障害...

妊娠14週の妊婦健診

妊娠14週は経腹部エコーに切り替わり、母体と赤ちゃんの状態をより詳しく確認できるようになる時期です。妊娠12週までは経膣エコー、それ以降は経腹部エコーとなります。体調が安定したからといって自身と赤ちゃんの健康を過信せず、決められた日時に妊婦健診を受けることが大切です。

妊婦健診のおもな検査内容

妊娠14週の妊婦健診では、以下のような項目を確認します。表を見るだけでも、それぞれの検査が何を目的にしているかがわかります。

血圧測定妊娠高血圧症候群などの異常を調べる検査
体重測定体重変化をもとに妊娠高血圧症候群妊娠糖尿病などの検査
血液検査貧血や妊娠糖尿病などの異常を調べる検査
尿検査妊娠高血圧症候群妊娠糖尿病など早期発見のための検査
腹囲測定胎児の大きさや羊水量に異常がないかを判断
子宮底測定子宮・胎児の大きさ・羊水量の異常を調べる検査
経腹部エコー超音波胎児計測。胎児の推定体重・形態異常・へその緒や胎盤の状態・心臓の動き・身体の動き・羊水量などの検査
胎児ドップラー法
(胎児心音)
胎児の心拍数や心拍リズムを確認し心臓の病気や胎児の健康状態の検査

お母さんと赤ちゃんのためにNIPT検査で安心を

詳しくはこちら

 

妊娠14週目のエコーでわかるダウン症の特徴

妊婦健診のエコー検査では、頭の大きさ・首のうしろのむくみ・鼻骨の高さ・手足の長さなどが確認材料になります。これらから21トリソミー(ダウン症候群)の疑いを確認できる場合はありますが、確定はできません。妊娠14週を迎える時期はエコーにより胎児の形態異常や、ダウン症(21トリソミー)の評価をおこなうことが可能です。

また、胎児の性別も外性器の形状からある程度推測できます。ただしエコー検査による性別判断は確定検査ではありません。医療機関によってはエコーでの性別判断をおこなわないこともあるため、事前に確認しておくと安心です。

染色体異常症のなかにはエコーだけでは評価できない病気も多くあり、ほかの染色体異常症のリスクを知るためにはNIPT(新型出生前診断)などの検査を検討する必要があります。私自身、統括院長として数多くの妊婦さんのエコー結果を見てきました。エコー所見だけで確定的なことをお伝えできるケースは少なく、必要に応じてほかの検査をご案内するのが実情です。

検査方法タイミングの目安わかること
経腹部エコー検査妊娠14週以降(継続的に実施)形態的な特徴や発育の様子。染色体異常の確定はできないスクリーニング的な情報
NIPT(新型出生前診断妊娠6週〜妊娠14週ごろまでが目安21・18・13トリソミーなど染色体数的異常のリスクの高低(非確定的検査)
羊水検査NIPTで陽性が出た場合は妊娠16週以降染色体異常の確定診断

NIPT検査は妊娠14週までに行うことが望ましいとされています。NIPTで陽性となった場合、確定検査である羊水検査は妊娠16週から受けられるためです。そのため、妊娠14週は検査を検討するうえで一つの区切りとなります。

ダウン症(21トリソミー)とは?原因や特徴・検査方法を解説
ダウン症(21トリソミー)とは?原因や特徴、遺伝の可能性、高齢出産との関係、症状、支援制度などを詳しく解説。妊娠中の不安に寄り添う情報を提供...

妊娠14週までに検討したいNIPT(新型出生前診断)

NIPT(新型出生前診断)は妊娠6週から受けられる採血だけの検査で、赤ちゃんの染色体異常のリスクを比較的早い段階で知ることができます。ここでは、NIPTの基本的な仕組みと、妊娠14週までに検討したい理由を解説します。

NIPT(新型出生前診断)とは

NIPTは、ママの血液中に含まれる赤ちゃん由来のDNA断片を分析し、21トリソミー(ダウン症候群)をはじめとする染色体数的異常のリスクを調べる非確定的検査です。母体からの採血だけで検査できる、体への負担が少ない検査。絨毛検査羊水検査のような流産・破水のリスクをともないません。

NIPTの結果は「陽性」「陰性」といった単純な答えではなく、リスクの「高い」「低い」を示すものです。陽性となった場合には、確定診断のために羊水検査などを受けるかどうかを検討することになります。羊水検査は妊娠16週以降でなければ受けられないため、NIPTを妊娠14週までに済ませておくと、結果を見てから羊水検査を検討する時間的な余裕が生まれます。

ヒロクリニックNIPTでは、これまでに75,000件を超えるNIPT検査を実施してきました。2023年12月の調査(株式会社イージークラウド調べ)では、利用者満足度98.8%という結果が出ています。全項目で感度99.9%以上、結果報告率99.98%と高い精度を保ちながら、東京衛生検査所(国内)で検査するため最短2〜5日というスピード報告が可能です。年齢制限や紹介状も不要で、心拍確認後の早い時期から受検できます。

万が一NIPTで陽性となった場合に備え、羊水検査費用の一部を補助するサポートも用意されています。プランはライト・スタンダード・ワイドの3種類です。ライトは3,300円で最大10万円、スタンダードは5,500円で最大20万円、ワイドは11,000円で最大30万円まで補助され、他院で羊水検査を受けた場合も対象になります。産婦人科専門医・小児科専門医・臨床遺伝専門医が連携し、医師による遺伝カウンセリングも実施していますので、不安な点はお気軽にご相談ください。

日々の診療のなかで感じるのは、妊娠14週というタイミングで検査を迷う妊婦さんが少なくないということです。「安定期に入ったから急がなくても」と考えがちですが、羊水検査という次の選択肢の期限から逆算すると、実は判断のタイムリミットが近いケースもあります。迷っている段階でも構いませんので、早めに一度ご相談ください。

お母さんと赤ちゃんのためにNIPT検査で安心を

詳しくはこちら

 

新型出生前診断(NIPT検査)とは|わかる病気・精度・受けられる時期
新型出生前診断(NIPT検査)とは、妊娠中の採血だけで赤ちゃんの染色体の状態を調べる出生前診断です。流産のリスクがなく妊娠10週0日から受け...

まとめ

妊娠14週を迎えると、胎盤がほぼ完成し、赤ちゃんはへその緒を通じて栄養を受け取る準備を始めます。全身の器官や筋肉、首や手足の発達が進み、皮膚には厚みが増して産毛も生え始めます。心臓はしっかりと拍動し、心拍数は母体の約2倍となる毎分150回前後です。

赤ちゃんの大きさは頭殿長約90mm、体重は20〜25gほどで、エコーでは胃や膀胱の様子も確認できるようになります。羊水の中で活発に動き始める時期ですが、胎動を感じるのはもう少し先の妊娠18週以降です。ママの体は安定期に差しかかり、つわりの負担が和らぐ一方で、貧血や体重増加といった新たなトラブルへの備えも必要になります。

妊婦さんとそのご家族が最も気がかりなことは、大切な赤ちゃんの健康状態でしょう。「いつからダウン症の検査ができますか?」「妊娠何か月まで検査が可能ですか?」「NIPT(新型出生前診断)ダウン症陽性となった場合は?」このほかにも流産早産など、妊娠中の不安は尽きることがありません。

ヒロクリニックNIPTによるNIPT(新型出生前診断)は、赤ちゃんの知的障害・発達障害の検査が可能です。また、発症頻度の最も高いとされるダウン症(21トリソミー)単体の検査もおこなっております。NIPT(新型出生前診断)染色体異常症について、わからないことがありましたらヒロクリニックNIPTまでご相談ください。NIPT(新型出生前診断)に精通した医師とスタッフがしっかりサポートいたします。

よくある質問(FAQ)

妊娠14週について、妊婦さんたちからよく寄せられる質問にお答えします。

Q. 妊娠14週でも流産の可能性はありますか?

A. 胎盤が安定してくる妊娠14週は流産リスクが減少していく時期ですが、リスクがゼロになるわけではありません。動きすぎ・働きすぎには注意し、腹痛や出血などの異常があればすぐに担当医師の診察を受けてください。

Q. 妊娠14週のエコーで赤ちゃんの性別はわかりますか?

A. 妊娠14週には外性器がほぼ完成しますが、エコーで確実に性別を判断できるのは一般的に妊娠18週以降とされています。早期に知りたい場合は、採血だけで調べられるNIPT(新型出生前診断)という方法もあります。

Q. 妊娠14週のエコーで21トリソミー(ダウン症候群)はわかりますか?

A. 頭の大きさや首のうしろのむくみ、鼻骨の高さなどから疑いを確認できる場合がありますが、エコーだけで確定することはできません。より詳しく調べたい場合は、NIPTや羊水検査といった検査が選択肢になります。

Q. 妊娠14週で貧血と言われたらどうすればいいですか?

A. 妊娠中の貧血の多くは鉄欠乏性貧血によるものです。医師の指示に従い、鉄剤や食事での鉄分補給をおこないましょう。葉酸不足による貧血は胎児への影響もあるため、あわせて栄養バランスを整えることが大切です。

Q. NIPT(新型出生前診断)は妊娠14週でも受けられますか?

A. はい、受けられます。ただし、NIPTで陽性となった場合の確定検査である羊水検査は妊娠16週以降でなければ受けられません。余裕をもって検討できるよう、妊娠14週までに受けておくことが望ましいとされています。

Q. 妊娠14週で体重が増えすぎるのが心配です。どうすればいいですか?

A. つわりが治まり食欲が戻ると、体重が増加しやすくなります。急激な体重増加は妊娠高血圧症候群妊娠糖尿病のリスクを高めるため、栄養バランスのとれた食事と適度な運動を意識してください。気になる場合は妊婦健診で相談しましょう。

監修・著者

岡 博史(おか ひろし)/医療法人社団福美会 ヒロクリニック統括院長・Labo Director(ラボディレクター)

慶應義塾大学医学部卒業。日本とアメリカの医師国家試験に合格し、医学博士を取得。日本に約20人しかいないラボディレクター資格を保有しています。

【参考文献】

お母さんと赤ちゃんのためにNIPT検査で安心を

詳しくはこちら

 

妊娠14週は胎盤が完成の間近とされ、一般的に安定期といわれる時期に差しかかる頃です。お腹の赤ちゃんも各器官や筋肉が発達し羊水の中で運動を始めます。妊娠14週ぐらいまでにNIPT検査を行うことによって、万が一羊水検査に進むときもスムーズに移行することができます。

NIPT(新型出生前診断)について詳しく見る

NIPT(新型出生前診断)について詳しく見る

医師監修 監修日:2021年2月1日
岡 博史 (医師・医学博士/ヒロクリニック統括院長)

日本皮膚科学会 皮膚科専門医/日本医師会 産業医/東京衛生検査所 指導監督医

この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

医師監修 監修日:2021年2月1日
花澤 司 (医師/ヒロクリニック大宮駅前院 院長)

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医/産婦人科(NIPT・出生前診断)

この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

医師監修 監修日:2021年2月1日
陽川 英仁 (医師・医学博士/ヒロクリニック大阪駅前院 院長)

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医/産婦人科(NIPT・出生前診断)

この記事は、 ヒロクリニックNIPTの編集・監修体制 にもとづき、資格を持つ医師が内容を確認しています。

関連記事

  1. 大切に見守られる赤ちゃんのイメージ
  2. 胎児の成長のイメージ
  3. 妊娠中の正中線のイメージ
  4. 胎児ドックとは?安心のための選択肢
AIチャットで相談する AIチャット